FNNスピーク【全国・関西の最新ニュースを分かりやすく!】 2015.10.19


こんにちは。
横浜市の大型マンションで、70本に及ぶくいのデータが偽装されていた問題で、建設会社が建物を支えるくいが、強固な地盤に届いているかどうかを確認する調査を、けさから始めました。
では、中継でお伝えします。
問題となっているマンションの前に来ています。
私の後ろが、傾きが確認された建物なんですが、あちらのトラックから、先ほど、重機を運び出し、現在、地盤の調査が行われています。
きょうは午前9時過ぎに、三井住友建設の関係者が現場に入り、調査に向けた作業を始めました。
マンション全体では、70本に及ぶくいのデータが偽装されていましたが、傾いた建物では、南側で8本のくいが、支持層と呼ばれる強固な地盤に届いていないか、不十分な状態でした。
今回の調査は、くいが支持層に届いているかの確認が済んでいない北側で行われます。
一部のフェンスや、
こちらは、FNNが入手した、問題のマンションの工事の進捗状況についての報告書です。
マンションを販売した三井不動産レジデンシャルなどが、購入者向けに作成したもので、中を見てみますと、こちら、まさかの時にほど実感できる基本性能とか、あとになって分かるクオリティなどとうたっています。
また、くいの工事の写真を掲載して、強固な支持地盤の深さを確認し、くいが貫入するよう、工事を行うなどと説明しています。
これとは別に、三井不動産などが作成した、マンションの販売の際に配られたパンフレットでも、見えない部分にこそ高い信頼性とうたい、建物と地盤をしっかりと一体化させる基礎がなければ、強さは発揮できないなどと強調していました。
例の事件があったじゃないですか、姉歯の。
あの数年あとですから、ああいう問題もまず起きないですよという、そういう説明は受けましたんで。
一方、問題のマンションで、傾いている建物に住む入居者の部屋を取材すると、リビングルームにある引き戸の隙間が、下にいくほど広がっているように見えることが分かりました。
本来でしたら、ここがきっちり閉まるようにはなってるんですけども、下のほうにいくにしたがって、隙間が出てきてしまうんですね。
ぴったり結局閉まらないような形に。
震災の影響らしいんですっていう説明を受けてたので、大手のところだし、これだけの大きいものなので、そんな心配はしてなかったんですけど。
まさか自分のところがという感じだったので、怒りのほうが多いので。
この部屋の隙間と、今回の施工不良問題との関連は不明ですが、住民の間では、不信感や不安が広がっていて、地盤調査などによる、現状の実態把握が早急に求められます。
では次です。
北海道紋別市の住宅できのう、93歳の女性が刃物で刺されて殺害されているのが見つかった事件で、自宅の部屋の一部に、大量の血痕が見つかっていたことが分かりました。
では、現場から加藤記者の中継です。
紋別市の市街地からおよそ4キロほど離れた所に、亡くなった森田さんの自宅があります。
現在も警察による現場検証、そして周辺の捜索が行われています。
この事件はきのう午前、北海道紋別市の自宅で、この家に住む森田とし江さんが首などを刃物のようなもので刺され、殺害されているのが見つかったものです。
森田さんの遺体は、1階の寝室のベッドの上で見つかり、首などに刺し傷が見つかっています。
その後の調べで、森田さんの自宅の一部から血痕が見つかっていて、森田さんは別の部屋で刺された可能性があることが新たに分かりました。
ふだん、どんな方なんですか?
いい人、いい人だと思うよ。
面倒見いいし、ざっくばらんなの。
また自宅にあった森田さんの財布から、現金がなくなっていたことも分かっていて、警察は強盗殺人事件として捜査しています。
またきょう午後からは、司法解剖を行い、死因の特定を急ぎます。
以上、中継でお伝えしました。
行方不明中の茨城県の会社社長と見られる遺体が見つかった事件で、別の容疑で逮捕された知人の男ら3人が、周囲に、保険金が入ったなどと、金回りのよさを説明していたことが分かりました。
きのう行われた、群馬県前橋市の捜索では、衣服を着た状態の白骨化した遺体が見つかり、遺体は死後1年以上経過していて、警視庁は、およそ2年前から行方不明になっている、64歳の会社社長の男性と見て、身元の確認を急いでいます。
その後の調べで、男性の会社の登記を勝手に書き換えた疑いで逮捕された、知人の男ら3人が、男性の銀行口座などから、およそ2億円を引き出していたことが新たに分かり、そのうち1人は、周囲に保険金が入ったと説明していました。
貧乏だったのに、ばく大なお金が入ってて、海外に行ったりとか、ブランド品とか、いい車乗ったり。
一緒に仕事している人が、病気で死んで、その人の保険金か何かが入ってきたっていう話ですけど。
警視庁は、男性が死亡した経緯などについても調べています。
防衛医科大学校病院に勤務する陸上自衛隊の医官の男が、東京の新宿中央公園で、麻薬を使っていた疑いで、警視庁に逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕された、防衛医科大学校勤務の、陸上自衛隊医官で1等陸尉の福森崇之容疑者は、ことし7月深夜、新宿区の新宿中央公園で職務質問された際、αーPVPと呼ばれる麻薬の粉末およそ0.1グラムを所持していた疑いが持たれています。
福森容疑者のかばんからは、麻薬が入った袋が見つかり、尿検査で麻薬の陽性反応も出たということですが、調べに対し、麻薬とは思わなかったと容疑を否認しています。
一定の時間じゃないよね。
朝出ていって、夕方帰るという時間帯は見たことない。
また自宅を捜索したところ、指定薬物を含む危険ドラッグ、ラッシュの液体が入った瓶が複数本押収されていて、警視庁は、医師の立場を利用して入手した可能性がないかについても調べる方針です。
携帯電話の料金を巡って、利用者の負担を減らすため、引き下げを検討する有識者会議が、初会合を開きました。
携帯料金が家計に占める割合は年々高くなっていて、複雑な販売方法を見直せるかが議論の焦点です。
この会議は、先月、安倍総理大臣が携帯料金の引き下げによる、家計負担の軽減を指示するよう指示したことを受けたもので、総務省では、有識者による会議で、利用者の負担を減らす方策の議論を始めました。
携帯料金を巡って、端末価格と通信料金が、事実上、一体化し、分かりにくくなっているとの指摘や、長期間端末を買い替えない利用者は、割高な料金を支払わされていて、不公平だとの声が出ています。
総務省は、今後、携帯事業者の意見も聞くなどし、年内には報告を取りまとめる方針です。
政府はきょう、一億総活躍社会の実現に向けて、関係府省連絡会議の初会合を開きました。
すべての政策を総動員していく、縦割りを排除して、この政府の持てる力をしっかりと発揮をしていきたいというふうに。
会議で加藤大臣は一億総活躍社会に向けて、国民の目線に立って効果的な政策を立案してほしいと述べました。
また、政府が今月中にも、一億総活躍国民会議を開き、緊急に実施すべき対策の第1弾を、年内に取りまとめる方針に関して、加藤大臣は、
山口組から離脱した、神戸山口組傘下の組の幹部らが、山口組系の組員にけがをさせたとして逮捕された事件で、警察はトラブルの原因を作ったとして、弘道会傘下の組長ら7人を、新たに逮捕しました。
FNNのカメラがその瞬間を捉えました。
早朝に飛び交う怒号。
男らは次々と連行されていきます。
逮捕されたのは、山口組弘道会傘下の中核組織、高山組の組長、南まさきこと、篠田正樹容疑者や、弘道会傘下の別の組織の組長、押見晃容疑者ら合わせて7人です。
篠田容疑者らはおととい夜、山口組から離脱した、神戸山口組傘下の名古屋市内の組事務所に押しかけ、インターホンを引きちぎるなどして壊した疑いです。
一方、神戸山口組の傘下の組は、数時間後、再び事務所に押しかけた押見容疑者に暴行を加え、けがをさせていて、すでに幹部2人が逮捕されています。
調べに対し、篠田容疑者らはいずれも黙秘しているということです。
中国のことし7月から9月までのGDP・国内総生産の成長率は、6.9%と、リーマンショック直後以来、6年半ぶりに7%を割り込みました。
中国国家統計局が先ほど発表した速報値によりますと、ことし7月から9月までのGDP成長率は、6.9%で、前の期を0.1ポイント下回りました。
中国のGDP成長率が7%を下回るのは、リーマンショック直後の2009年1月から3月期以来6年半ぶりで、不動産向けの投資や、生産が伸び悩み、貿易が不振だったことなどが、要因です。
中国政府は、鉄道の建設など、インフラ整備を加速させたほか、金融緩和を相次いで実施したものの、景気減速に歯止めがかかっておらず、世界経済に与える影響が懸念されます。
その発表された中国のGDPについては、ほぼ予想どおりという見方が、東京市場では大勢となっています。
そんな中、先週末の値上がりを受けた利益確定売りが広がるなどとして、日経平均株価は反落しました。
平均株価、午前の終値は、先週末より101円44銭安い、1万8190円36銭でした。
では続いて、ワールドトピックスです。
アメリカ・ニューヨーク、勢いよく道路を横切って、あっという間に姿を消したのは、カンガルーです。
ペットとして飼育されていたものが逃げ出したそうで、警察によると、体長がおよそ90センチ、体重は10キロほどの子どものカンガルーで、目撃した人は、怖いとは思わなかったよと話しています。
住民からの通報を受けた警察が、すぐに捕獲して、飼い主の元に返したそうです。
一方、こちらは、カリフォルニア州のサンディエゴ動物園。
ミナミシロサイのメスの赤ちゃんが仲間入りしました。
おととい夕方からきのう未明にかけて、大阪市内のタクシーで偽の1万円札が使用される被害が10件以上相次ぎました。
警察は同一犯とみて捜査しています。
おととい午後11時ごろ、大阪市北区堂島から曽根崎までタクシーに乗車した男が偽の1万円札を支払い、つり銭を騙し取りました。
警察によると偽札はカラーコピーで作ったような粗い手触りだったため、運転手は男が降りてすぐに偽札だと気づいたということです。
警察が調べたところ、大阪市内ではおととい夕方からきのう未明にかけて、タクシーで偽の1万札が使用される被害が10件以上発生していることが分かりました。
いずれの事件も犯人は若い男だったということで、警察は犯行の手口と人相から同一犯とみて、偽造通貨行使の疑いで捜査しています。
大阪維新の会は、所属する堺市議会議員が政務活動費の扱い方がずさんだったとして議員2人を除名などの処分とすることを決めました。
大阪維新の会に所属する小林よしか堺市議は、政務活動費から議会報告のチラシの印刷や配布費用を支出したものの、そのチラシは実際にはほとんど配布されていませんでした。
この問題について、橋下徹代表らは小林議員や、かつて小林議員の秘書を務めていた黒瀬大堺市議から聞き取り調査を行いました。
この結果、「公金の扱い方がずさんだった」として小林議員をきょう付けで「党員資格停止3ヵ月」の処分としました。
また、元秘書の黒瀬議員については、「金の管理を任されていたにもかかわらず、業務の実態を確認していなかった責任は大きい」として、除名としました。
奈良の東大寺南大門にある国宝の金剛力士像のうち東側に置かれている吽形像の修理が終わり、きょう、開眼法要が営まれました。
東大寺南大門の金剛力士像は鎌倉時代を代表する仏師運慶と快慶によって造られた高さ8メートルを超える国宝の像です。
門の東側にある吽形像は前回の修理からおよそ20年が経っていることから長年たまった汚れを落とすためことしの8月から保存修理が行われていました。
きょうは修理が終わった吽形像の前で東大寺の筒井寛昭別当など5人の僧侶が読経して像に魂を入れる法要を営みました。
西側にある阿形像は去年、修理を終えていて、およそ1年ぶりに2体が揃いました。
秋の行楽シーズン、東大寺南大門では清々しい姿になった像が参拝客を出迎えます。
2015/10/19(月) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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