ドラマ「JKは雪女」 第4話(最終回)(最終回) 2015.10.19


(ナレーション)
この物語の主人公・小雪は実は妖怪・雪女
人間界で消息を絶った姉の行方を追って私立春日野学園に潜入
しかし姉の行方はようと知れずそのうえ小雪は冴えないボンヤリ男に心奪われてしまう。
しかしそいつは小雪の恋心を知るといきなり切腹!なぜだ!?

(冬城小雪)もうなんでそんな落ち着いてんのよ!人が死ぬんでしょ?
(朱音)だってこんなこと日常茶飯事よ。
もう〜。
えっ…あれってもしかして…。
(香織)安藤君!安藤…。
(香織)安藤君!安藤君しっかりして!どうして?フラれたのは私の方なのになんで安藤が自殺するの!?ねえ明洞院何が…。
(香織)小雪さん!何ぼう〜っとしてるの。
救急車呼んで!安藤君…。
でも私携帯持ってなくて…。
これ使って!これ…どうやって使うの?私がやるから!こっち来て安藤君のおなか押さえて!
(香織)もしもし救急車お願いします。
やだ…止まらない。
安藤の血…人間ってこんな熱いものが体の中にあるの?
(香織)春日野学園の屋上にケガ人がいるんです。
早く来てください。
ねえ安藤!死んじゃやだ!止まった…。
ねえ止まったよ!これで大丈夫?安藤死なない?私安藤を助けた?どいて。
これだけ出血して平気なはずないでしょ!ふざけないで人間はそんなに簡単じゃない!出ていって!でも安藤が…。
(香織)出てけ!人間について何も知らないくせに遊び半分で関わるな!
(朱音)行くよ!ほら。
(安藤玲)僕は…とんでもないことを…。
安藤君しゃべっちゃダメ!死んでお詫びをしなければならないんです…。
えっ?・
(女子生徒)どうしたの?・
(男子生徒)何?安藤大丈夫かな…。
人間の男なんて私たちにとっては子種を取るためだけの存在よ。
1人や2人いなくなったってかまわないわ。
代わりはいくらでもいるでしょ。
でもあいつは…。
何よ。
自覚しなさい。
あんたは妖怪なの。
本来この人間の世界にいるべきではないの。
それぞれ別の生き物。
お互いに分かり合うことはないの。
私だって人間のこと分かってるもん!人間は小麦色の肌が好き。
恋に落ちると電撃が走ってエッチする前に××するとすごく喜ぶ。
あんたそれで分かってるつもり?バカ娘。
あんただって分かってないじゃん!だいたいねえねがいなくなったのにいまだに志羽の当主をものにできてないじゃない!それは…いろいろ事情があるのよ。
そもそもあんたの姉さんのせいよ。
どうやったかは知らないけどあの子のせいで志羽の当主は能力の一部を失ってしまったの。
能力の一部って何?
(朱音)まあ所詮人間なんて有機物の寄せ集めだからね。
ひ弱な生き物よ。
ちょっとどこ行くの?志羽君!あのね…。
(志羽)おう。

(香織)志羽君安藤君が救急車で運ばれたの。
(志羽)知っている。
(香織)おなかを切って重傷なんだよ。
知っている。
(香織)あなたのしもべなんでしょ。
心配じゃないの?前にも言ったろう。
それはあいつが決めた運命だ。
俺が騒いだところでどうにかなることではない。
安藤君がどうして死のうとしたか理由を知らないの?何?小雪さんがね安藤君のことを好きになったの。
待て…小雪というのはあの雪女の妹か。
そうだよ。
あの雪女の妹の方も志羽君より安藤君を選んでしまった。
だから安藤君は主人に恥をかかせたお詫びに死ぬって。
おのれ安藤め!ねえほんとになんにも知らないの?なんでもいいから教えてよ!
(美由紀)うるさいわね!知らないって言ってるでしょ!バカの一つ覚えみたいにしつこくしないで!だってほかにねえねのこと聞ける人いないんだもん。
もうみんないなくなっちゃった!放課後だから当然よ!人がいなくなったらさっさと頭を切り替えて自分の方法で捜しなさいよ石頭!じゃあどうしたらいいの!?私が知ったこっちゃないでしょ!いつも誰かがなんとかしてくれるみたいな自分では何もしない根性が私は大嫌いなの!自分の頭で考えなさい!熱っ!
(ババ様・回想)お前こん中じゃあいちばん最近の人間について詳しいべ出てけ!人間について何も知らないくせに遊び半分で関わるな!ああ〜!頭の固い咲雪よりも柔軟性があるべさっさと頭を切り替えて自分の方法で捜しなさいよ石頭!あぁ〜…。
あぁ…はぁ…。
おババは全部お見通しだったのかな…。
私にはねえねを捜すことなんて最初からできなかったんだ…。
嫌だなここで死ぬなんて…。
一人で死ぬなんて嫌だな…。

(江田島)やあ〜〜!はあぁ〜〜!!俺は強い!俺は気高い!気にしない!俺は優しい!ああ〜名作だ…。
こんなに人を感動させる映像作品がかつてあっただろうか…。
この作品を作った監督にあとで志羽から感謝状を贈っとけ!よしまずは明洞院を呼べ!喜べ狐火。
志羽家当主の実力貴様に刻み込んでやるわ。
あらうれしい。
望むところよ…。
(志羽)んん…。
んん〜…。

(志羽)フンッフンッフンッ…。
(朱音)ちょっと何してんのよ。
エッチな動画見て盛り上げようっての?そんなの私がやってあげるからさ〜なんでも注文しなさいよ…。
うわっ!
(志羽)俺は気高い!
(朱音)自分の動画見て立たせようなんてどんだけ変態ナルシストなの…。
うるさい!貴様に俺の気持ちが分かるか!キモイキモイキモイキモイ!あんたが志羽じゃなかったら絶対パスだわ!あの下僕の方がよっぽどマシじゃない!俺とあいつを比べるな!!比べるな…。
へえ〜自覚してるんだ?あの下僕結構隠れファンが多いみたいよ。
黙れ〜!ガン!生きてるのか…。
うっ…誰がこんなことを…。
僕は生きていてはいけないのに…。
どうせ死ぬんだ…だったらせめてあいつのそばで…あいつにもう一度触りたい…。
龍之介様!何をしている!あろうことかお仕えする龍之介様に辱めを…。
(志羽)言うな!安藤お前は死ね。
だがまだだ。
龍之介様?死ぬ前にお前の人生に意味を与えてやるというのだ。
俺の役に立て。
私の人生に意味を下さるというのですか。
(志羽)教えろどんな手を使った?あの雪女はお前と交合したいと言ったそうだな。
どうやって言わせた?その方法で俺も姉の方を落とす。
そ…そんなの分かりません。
(志羽)何か理由があるはずだ。
お前にあって俺にないもの。
いやそんなものあるはずないのだが…。
強いて言えば「弱さ」でしょうか?「弱さ」だと?はい…。
私は最初にあの雪女と狐火に焼き凍らされ次に不良に殴られ虫の息となりました。
彼女は私が地べたに這いつくばってるところしか見ておりません。
それでも好かれたということは…。
「弱さ」…なるほど。
守ってあげたいという母性本能をくすぐったというわけだな。
・論理的に考えれば…。
安藤…なんにも分かってない。
二人そろってバカなんだから。
(志羽)よかろう。
あの姉の前で精いっぱいの弱さを試してみよう。
志羽の当主がねえねのところに行くの?じゃああいつのあとをつければ自動的にねえねに会える!もうちょっともってよね!私の体。
(志羽)お前はもう死んでいい!えっ?は…ははっ!俺の手で葬ってやろうと思ったが最後の情けだ自決させてやる。
だがここではするな。
ここは志羽が経営する病院だ。
どこか別の場所で死ね。
かしこまりました!えっ?どういう…。
誰にも迷惑をかけない場所か…。
樹海…いや即効性を考えたら滝つぼに身を投じるか…。
あっ…ど…どうしよう!安藤を追いかけないと安藤が死んじゃうし。
でもそしたら私が呪いで死んじゃうし…。
人間の男なんて私たちにとっては子種を取るためだけの存在よでも…でも…やっぱり無理だよ!とまあ…そういうことらしい。
ヤツの体を乗っ取って今までの鬱憤を晴らすというのも一興かと。
(3人)あ〜はははっ!バン!
(美由紀)おかしいわ!私みんなに忘れられてる気が…。
ここ数時間あの小雪っていう転校生と話しただけ。
あとはずっと出番がないわ。
あんた影が薄くなってるぞ。
(美由紀)あなたたち誰?それをお前が知る必要はない。
きゃあ〜!
(香織)小雪さん!安藤君どこか行っちゃったんですか?何よ?見えたんです。
私の能力。
安藤君が高い所にいるのを。
志羽が「死ね」って言ったのよ。
そしたら安藤は「はいそうします」って…。
あのバカ。
志羽君が…。
高い所って言ったわね。
安藤はそこから飛ぶんだと思う。
私絶対捜し出すから!でも無理に止めても志羽君の命令だったら安藤君は死ぬのをやめない気がします。
何度でも繰り返すかも。
あんた安藤のこと好きなんでしょ?えっ?ダメもとでやってみるしかないじゃない!だって安藤がいなくなるなんてそんなの耐えられないでしょ!私は絶対安藤を死なせないから!はぁ…見えない!安藤君を止める方法…。
私じゃ止められない…。
でももしかしたら私じゃなければ…。
やっぱりあの雪女のところに行くつもりね。
ほほ〜ういいところに現れたな狐火。
あんたは咲雪とやらないとトラウマを克服できないんでしょう?でもそうはいかないわ。
力ずくで来るとは都合がいい。
かかってこい。
全力で俺を攻撃するんだ!ん?俺が弱々しく地べたに横たわり女子の母性本能をくすぐるくらいボロボロになるように焼き尽くしてくれ!新しい境地に目覚めたのか変態当主!
(志羽)さあ!さあさあさあ!お望みとあらば焼き尽くしてくれるわ!
(志羽)はははっ!あっ…咲雪さん!咲雪さん!
(咲雪)誰?私を呼ぶのは…。
はぁ…うっ…。
ううっ!はあっ!くっ!ふっ!うっ…。
まだ!まだまだまだ〜!ううっ!はぁはぁはぁ…。
なんて耐久力なの…。
私もう…限界かも…。
今日ほどに己の肉体の強靭さを恨めしく思ったことはない〜!!
(朱音)ああっ…。
あっ!お前…。
どけ!私は愛しい男のもとへ行く。
(志羽)えっ?安藤〜!ダメ!ダメ!安藤!放さない!安藤!死んじゃダメだって!放してください!僕はもう生きていてはいけないのです!ううっ!あっ…。
はぁはぁ…。
熱い…おなかの呪い?小雪さん?どうしたんですか?これは。
ごめん…私もうダメかも…。
(咲雪)安藤!
(香織)安藤君!ねえね!まさか…どうして!?小雪!あなたこれは…呪い?私はいいから安藤を助けて!私は志羽家伝統交合の儀の障害となってしまう者。
おめおめと生き長らえる理由はございません!そう…。
なら交合の儀がなされればいいわけね。
はいそうですが…。
(志羽)待たぬか〜雪女!ああっ…。
あぁ…。
(咲雪)当主私はあなたの子種を受け入れます。
(志羽)えっ?おっおおっ!早速母性本能をくすぐったか…。
(咲雪)志羽家当主との交合相手として命じます。
安藤勝手に死ぬことはなりませぬ!は…ははっ!ああ〜よかった。
ねえね次は私!この呪いを解いて!もう熱くて死んじゃう!これは真実の呪いよ。
私じゃ解けないわ。
えっ?だっておババは咲雪なら解けるって。
咲雪の髪の毛をよりしろにしたからって。
小雪あなたおババにうそついたでしょ。
えっ?この呪いはねあなたのついたうそが呪縛になってるの。
あなたがうそを認めないかぎりどんどん熱くなるわよ。
お前この中じゃいちばん最近の人間について詳しいべまあそうかな。
ファッション誌とか読んでるし…頭の固い咲雪と違って柔軟性があるべそうね。
勉強とか妖術では負けるけど柔軟性では負けない…かな…本当か?それとも口先だけか?口先だけじゃないよ。
私だってやるときゃやるんだから!さあ早くどんなうそをついたのかここで告白するの。
やだ!恥ずかしい!言わなきゃ死ぬわよ!なら死ぬ〜!ああ〜でも熱い!安藤君の前では言えないってことね。
これ一つ貸しだからね。
香織さんみんなを連れてひと足先に帰ってくれる?分かった。
こんな子ほっといて行きましょ。
でも…すごく苦しんでるし…。
(香織)安藤君!さあ小雪。
まだ言えない。
えっ?ねえねがさっさと志羽の子種をもらってればこんなことにならなかったんだもん。
だから先に告白するべきなのはねえねだよ。
それは…ごめんなさい小雪。
ねえ何があったの?ちょっと子種を宿しに行くだけで2週間もかかって。
少し事情があってね…。
だからそれはなんなわけ?私には聞く権利があると思うんだけど。
実は私好きになってしまったの。
えっ?ええ〜っとだから…安藤のこと。
ええ〜〜!?それで私困り果ててしまってずっと部屋に閉じこもってたのよ。
さっきは安藤を思いとどまらせるために当主と交合するとか言っちゃったけど全然そんな気になれなくて…。
本当は私安藤と…したい。
でも安藤は普通の人間じゃない。
だからそんなことしたら凍って死んじゃうでしょ?もう私どうしたらいいんだか分かんなくって!ねえ小雪あなたどうしたらいいと思う?ええ〜〜っ!?
(男の声で)んん〜…ふむ。
女の体も悪くないな。
ふふっ。
(咲雪)恋の病で私ほんとに死にそうだった…。
マジ?つまり私とねえねはおんなじ男を好きになっちゃってでもその男は下僕で私たち妖怪とエッチすると死んじゃうような男でそのうえ私たちのどっちかは一族のためにあのナルシスト男から子種をもらわなきゃいけないしそれには変な狐火女や成金セレブも関係してきそうだしそのうえあのシャーマン女もなんだか安藤のことが好きそうだし…。
この話一体どうなっちゃうの!?熱っ!!ねえ小雪聞いてくれる?これまで私に何があったのかっていう話…。
俺たちは閉じ込められた。
この出口なしの檻の中に。
のぞきの罪で監獄に入ってしまった男子
我々裏生徒会に絶対服従です。
彼らの青春に未来はあるのか?
待っててくれ千代ちゃん。
俺は必ず脱獄する。
男子全員必ず退学させます。
貴様らに希望という言葉はない!2015/10/19(月) 01:50〜02:20
MBS毎日放送
ドラマ「JKは雪女」 第4話(最終回)[終][解][字]

▽妖怪と人間、主人と下僕、運命と選択!解けない葛藤と格闘する青春ラブ・コメディ!
フレッシュで伸び盛りな美女・イケメンたちの豪華キャスト!オリジナル脚本ドラマ

詳細情報
番組内容
姉・咲雪(玉城ティナ)の行方はようと知れず、その上、なぜか死にたがる下僕・安藤(横浜流星)。そして、帝王・志羽も動きはじめる。小雪(平祐奈)、狐火・朱音(池田エライザ)、シャーマン・香織(永尾まりや)…複雑に絡み合う女たち。
成金・美由紀(田中美麗)の動きも謎だ。そこへ、姉・咲雪が、ついに姿を現したのだ。彼女はなぜ姿を隠していたのか? 謎は解き明かされるのか?
 
◎このドラマは…
“妖怪と人間”といった非現実的な設定ながら、だからこそ陥る “甘酸っぱく、解けない恋愛の葛藤”を描く。
また、正統清純派の平祐奈が、姉をサポートする、直情径行で手まで出てしまう“武闘派な妹”役となり、アクションにも挑戦。新境地を開く!
“ちょっとエッチな現実の高校生の要素”と、“非現実の妖怪オカルト要素”も入り混じった、オカルティック青春ラブコメディードラマです。
 
出演者
冬城小雪…平祐奈
安藤玲…横浜流星
志羽龍之介…戸塚純貴
明洞院朱音…池田エライザ
山下香織…永尾まりや(AKB48)
奥寺美由紀…田中美麗(SUPER☆GiRLS)
杉山美優…寺島咲
升富世理子…奥仲麻琴
江田島浩二…福山翔大
赤岩一恵…梨木まい
青木双葉…搗宮姫奈
黒田芳佳…松田るか
緑川美和…石川愛果
冬城咲雪…玉城ティナ
ババ様…柴田理恵
ほか
スタッフ
【監督】
田中誠
【脚本】
秦建日子
 
音楽
【オープニングテーマ】
安良波明里「you!you!you!」(ビーイング)
【エンディングテーマ】
meg「Autumnal rain」(Gambit Records)

【劇伴】
人間椅子
 
公式HP
http://www.mbs.jp/jk/
制作
【製作】「JKは雪女」製作委員会・MBS
【制作】ダブル・フィールド株式会社
 
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 音声解説
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0x0810)
EventID:9335(0x2477)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: