日本代表に衝撃の番狂わせを喫した南アフリカ。
あの屈辱は繰り返さない。
3連勝で決勝トーナメントへ。
準々決勝で対するは強豪、ウェールズ。
果たして。
南アフリカは、序盤からフィジカルを生かしたフォワード戦で圧力をかける。
ウェールズの反則を誘い、ペナルティーゴール。
決まりました。
21歳の司令塔、ポラードが、3本連続で決め、リードを広げる。
対するウェールズはカウンター。
みずから蹴っていって、ここは自分で入った。
そのまま行く、ナンバー8の…。
司令塔のビガーが、キックしたボールをみずからキャッチ。
トライにつなげた。
ゴールを狙うビガー。
キックの前には独特のルーティン。
逆転に成功する。
さらに前半の終了間際。
ダン・ビガーがドロップゴール。
ビガーがドロップゴールを決めた。
南アフリカはリードされて前半を終える。
迎えた後半。
南アフリカは逆転を狙ってフォワードで突進。
ウェールズを押し込んでいくが。
痛恨のミス。
トライを奪えない。
日本戦の悪夢がよぎる。
それでも後半16分、ウェールズのキックをチャージ。
ウェールズは必死にボールをキープするが、南アフリカの選手たちが次々と襲いかかる。
力ずくでウェールズの反則を誘った。
ペナルティーゴールをポラードが狙う。
難しいキックを決めて、南アフリカが逆転。
しかしその直後。
またもやビガーに決められ、再び逆転される。
攻める南アフリカ。
ウェールズも集中したディフェンス。
速いディフェンスです、ここはウェールズ。
一進一退の攻防が続く。
1点を追う、後半33分、南アフリカボールのスクラム。
押し込んで相手の出足を鈍らせる。
そして。
フェルミューレンが出して、向こう側に行った、そして向こう側、飛び込んだ!飛び込んだ。
南アフリカ、ここで逆転。
フェルミューレンの意表をつくパスを受けたキャプテン、デュプレアがトライ。
南アフリカ、ぎりぎりの戦いを制して、ベスト4進出を決めた。
もう1試合は、ニュージーランド代表、オールブラックス対フランス。
前回大会の決勝と同じ顔合わせだ。
前半11分。
オールブラックスは、相手のキックをチャージして、そのままトライ。
ここから怒とうの攻撃が始まる。
司令塔の10番カーター。
巧みなパスでトライを演出する。
圧巻は前半終了間際。
11番のサベアが、相手を次々となぎ倒してトライ。
前半で大きくリードして折り返す。
後半も攻撃を緩めない。
バックスの突破でトライを重ねる。
連覇を狙うオールブラックスが大勝。
世界一を目指す戦いは続く。
こんばんは。
サンデースポーツです。
ラグビーワールドカップ、熱い戦い、まだまだ続いていますよね。
どれほどトレーニングを積むと、あんなに激しい試合になるんでしょうか。
本当ですよね、あの肉体。
すごかったですよね。
でも、これで準決勝では南アフリカとオールブラックス・ニュージーランドとの戦いということになりましたけれども、あの日本が勝った南アフリカ、あのインタビューなんか聞いちゃうと、ちょっと応援したくなりますよね。
本当になんか。
あんなこと言われたらね。
ちょっとぞくっとしましたよね、あのインタビューは。
準々決勝のもう2試合は、アイルランド対アルゼンチン、オーストラリア対スコットランドとなっています。
ベスト4に進むのはどのチームになるんでしょうか。
楽しみです。
さあ、陸上の男子100メートルで日本選手初の9秒台が期待される、桐生祥秀選手。
来年のオリンピックの参加標準記録をクリアするため、記録会に挑みました。
桐生は右足のけがから先月復帰しました。
今シーズン最後のレースとなるこの記録会で、参加標準記録、10秒16を目指します。
1回目のレース。
スタートで出遅れたと桐生。
ここで桐生が前に出ます。
10秒09をマークしますが、追い風2.4メートルで参考記録となります。
最後の2回目のレースに向け、スタートからの動きを修正します。
第5レーン、桐生祥秀君、東洋大学。
2回目。
きれいにスタートいたしました。
今度はスタートから一気に加速しました。
大きくリードしまして、フィニッシュを迎えます。
同じく10秒09の今シーズン自己ベスト。
強い追い風もなく、今度は参加標準記録をクリアしました。
修正能力の高さを見せた桐生。
オリンピック出場に前進です。
いやぁ、頼もしい、10秒09ですか。
楽しみですね。
いやぁ、はたしてあの調整というか、修正を何をどうやったのか聞いてみたいですね。
われわれ、今度取材に。
ぜひ。
行ってきたいと思います。
さあ、次はゴルファー日本一を決める、日本オープン。
初優勝を狙う小平智選手と、2連覇を目指す池田勇太選手。
優勝争いは2人の一騎打ちとなりました。
首位の小平。
2打差の池田。
2人が最終組で回ります。
追いかける池田。
6番のティーショット。
ピンに寄せてバーディー。
続く7番。
小平も譲りません。
8番の第2打。
しっかり寄せてバーディー。
小平が2打リードのまま前半を折り返します。
後半、小平にミスが出ます。
10番のパーパット。
13番でも。
2つのボギーでスコアを落とし、池田に並ばれます。
それでも小平は粘りました。
15番のバーディートライ。
離された池田。
17番のバーディーパット。
共に13アンダーで、勝負は最終ホール。
池田は2打目がグリーンに届かず、これが第3打。
ピンに寄せて、小平にプレッシャーをかけます。
2オンした小平は長いバーディートライ。
ピンまで1メートルとし、優位に立ちます。
池田のパーパット。
外れた!
僅かにそれてボギー。
小平、沈めれば優勝が決まるパーパット。
去年2位だった小平。
念願の日本一をつかみました。
ベストアマチュアには、大会を盛り上げた、17歳の金谷拓実が、大会史上最年少で輝きました。
続いてはプロ野球・日本シリーズです。
圧倒的な破壊力でパ・リーグを制したソフトバンク。
一方のヤクルト打線にもタイトルホルダーがずらり。
14年ぶりのヤクルトか。
ソフトバンクの2連覇か。
ということで、きのう、プロ野球はクライマックスシリーズが終了して、24日から日本シリーズがいよいよ始まります。
共にリーグ優勝のヤクルトとソフトバンクの対戦となりましたね。
斎藤さん、今回は両チームとも率いる監督というのは、1年目の監督ですよね。
そうですね。
真中監督は、2年連続最下位のチームを立て直して優勝。
一方の工藤監督は、日本一のチームを引き継いで、優勝へ持っていった。
それぞれ難しさ、違うむずかしさ、あると思いますが、どうでしょう?
まさにそのとおりですね。
真中監督は、弱いチームを引き上げた。
これはもう非常にすばらしい能力、監督として高い能力だと思います。
一方の工藤監督は、強いチームを、また、ある程度ちょっと違った形で、継続しながら優勝に導いたという、これもまた特筆すべき強さ、特徴だったと思うんですけど。
どちらのチームを強力打線がとにかく特徴だと思うんですが、ずばり、どっちが日本一になりそうですか?
やはり、戦前はきっとどなたもソフトバンクとおっしゃられるんじゃないかと、私は思います。
では、あえてその心はとお聞きしますが。
打撃の差はそんなにないように思います。
なので、そうするとやはり、投手陣。
ただ、どちらも投手陣、決して悪くはないんですけど、比べてみると、ソフトバンクのほうが、少し一枚上手かなと。
特に先発陣なんかはそのようにはっきり数字が出ていますね。
ご覧ください。
こちらです。
ソフトバンク、チーム防御率がリーグトップなんですよね。
実は。
先発で10勝前後の勝ち星を挙げた投手をこちらにまとめましたが、ソフトバンクは5人に対し、ヤクルトは2人と。
これだけ計算できる先発がいるっていうのは、チームにとって大きいですよね、ソフトバンク。
そうなんですよ。
やはり、ソフトバンク、この5人をどういうふうに並べてくるかっていう難しさも、もちろんありますが、ヤクルトに比べると、決してそんなに難しい話ではなくなるかなと。
安定感がありますよね。
特にリリーフなんかも、ソフトバンクのほうが、比べるとやはり、一枚上手かなと。
その点、楽天の日本一になったときに、いろいろ感じていると?
そうなんですよ。
田中、あるいは則本のような投手を例えば、流れによっては後ろに回すなどというようなこともソフトバンクは意外と考えづらい。
なるほどね。
後ろは後ろでいるからですね。
そうですね。
じゃあ、逆に強いソフトバンクに、ヤクルトは、どんなふうに立ち向かったらいいんですか?
あの、どうですかね、僕が考えるのは、もし本当に奇策、奇襲というか、変わったことをするんであれば、例えば、今出てた2人を3戦目、4戦目に充てる。
石川投手、小川投手を?1、2じゃなくて。
初戦じゃなくて。
例えばですけどね。
あるいは、館山投手のような経験を持った投手を、勝ちゲームの6回、7回。
8回、9回はヤクルトもある程度安定してくると思うので、その薄い6回、7回、こういうところをこうやって、経験のある投手がつないでいくっていうのも、奇策としてあるんではないかと。
なるほど。
しかし、就任1年目ですよね、真中監督。
これだけの奇策を打つ勇気って、あるものなんですか?
もちろんこれは私の勝手な意見なので、これをするかどうかは別にしてですね、例えば、ヤクルトが今後、本当に強いチームを作っていくという意味での戦い方も、ここに出てくると思うんですが、一方で、もう一か八かという形になるのであれば、本当に奇策を真中監督がやるっていうことも、十分考えられるんじゃないかと思うんですけどね。
いやぁ、そう考えると、先発が誰になるかってだけでも、楽しめますね。
本当に。
これはじっくり見ていきましょう。
日本シリーズ第1戦、24日、福岡で行われます。
さあ、一方、シーズンを終えた球団には動きがありました。
阪神の監督に、金本知憲さんが決まりました。
斎藤さんは、金本さんと東北福祉大で共にプレーされまして、阪神を優勝に導いた金本さん、どんな監督になると思われますか?
もう選手のときから、後輩を、あるいはスタッフの方を引き付けるという力は持っている方なので、本当に自分がしてきたことに対して、背中でついてこいっていうようなタイプだったんですけど。
だからこそ、アニキという愛称でも親しまれていますけれども、選手としてはどういうふうに接していきそうですかね?
まぁ、監督っていうイメージは、なかなかこう、すぐには出てこないんですけど、1つ気になることがあって、例えば骨折をしてでも出て。
ありました。
この次の日に、活躍するわけですけど。
まさに鉄人。
そうなんですよ、こういう方が監督をしたときに、例えば選手がけがをして、次の日、監督、出たいですと言ったときに、彼はイエスなのか、ノーなのか。
いろんな部分で楽しみがあるのはあるんですけど、皆さん、どう思われるでしょうか。
どういうふうな。
けがして休みたいとは言えないですね。
そうですよね。
なるほど。
頑張って出ますよね、そうしたら。
楽しみです。
そして、おととい、斎藤さんの大洋、横浜時代のチームメートでもあります、盛田幸妃さんが亡くなりました。
移籍した近鉄では、脳腫瘍の手術から復活して、奇跡のリリーバーともいわれていましたが、ここ数年は闘病生活が続いていました。
斎藤さんとは実は同じ45歳で、同学年だったんですよね。
もう本当に大洋、横浜、ずっと一緒にプレーさせてもらって、彼のシュート、あるいはマウンドさばき、さまざまなことを勉強させてもらいました。
同い年ではあるんですけども、本当に打者をえぐるこのシュートなんていうのは、彼の特出すべきところで、ただまあ、いかんせんちょっと、早すぎるっていうのと、もうご家族、皆さんのことを考えると、ことばがないんですが、本当ご冥福をお祈りいたします。
心からご冥福をお祈りいたします。
以上、プロ野球特集でした。
続いては、こちらの特集です。
プロ野球ドラフト会議。
チームにとっても、選手にとってもまさに、運命の一日です。
ドラフト誕生から50年。
ことしはプロ野球の未来を担う逸材が、顔をそろえました。
あなたが気になる選手の行方は。
今夜は、4日後に迫ったドラフトを、徹底特集します。
さあ、きょうのドラフト大特集。
ゲストは30年以上にわたってアマチュア野球を取材してきた、スポーツライターの安倍昌彦さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
安倍さんといえば、そのユニークな取材方法で知られているんです。
こちら、安倍さん、大学までキャッチャーをしていたということで、気になるピッチャーのことをより深く知りたいと、みずから球を受けて取材するんです。
誰が呼んだか、人呼んで、流しのブルペンキャッチャー。
こちらは大学時代の中日、浅尾投手。
若いですね。
そして、ロッテの石川投手など、15年間かけて、200人以上のボールを受けてきました。
60歳になっても、高校球児の速球を受けるっていうのは、すごいなと思うんですけれど、やはりただ話すだけではない何かがあるんですか?球を受けて。
そうですね、やっぱり、全力投球を受けるっていうことが大前提ですんで、大げさではなく、命懸けで受けるわけですね。
その捕球のあとにインタビューということになりますので、向こうも捕球のときにキャッチングのときに、僕を認めてくれる、そこで急激に距離が縮まるということはあると思います。
なるほどね。
さあ、気になることしのドラフト。
長年、取材してきた安倍さん的には、ことしの特徴ってどんなところにありますか?
特に大学生のピッチャーと外野手、あと高校生は、この夏の甲子園組ですね。
そこに上位候補の逸材たちが何人もいる、そういうドラフトになると思います。
さあ、ドラフトといえばですね、こちら、見ていきましょう。
平成3年のドラフト会議の様子なんですが。
この年のドラフト1位。
そう、この年、斎藤隆さんが当時の太陽と中日の2球団から、1位指名を受けました。
で、こちらが大洋への入団会見のときの映像なんですが、初々しいですよね。
サインも、今はもう英語なんですが、このときは漢字でした。
強い気持ちが伝わってきますけれど。
でも、変わらないですね。
変わります、もう恥ずかしい。
このドラフトの日、指名を受けた瞬間ってどんな感じだったんですか?
なんか実感はあまりなくて、あっち行って、こっち行ってって、マネージャーの後ろを着いていったようなイメージがちょっとだけ記憶に残ってますけど。
でも1位指名。
もう、そうですね、今思えば本当にそのすごさは分かるんですけど、そのときは実感なかったですね。
どうなんですか、1位指名を受けたって、なんかご存じ、自分の評価とか?
実は評価とか、自分でもあんまり知らなくて、大学の途中からピッチャーになったので、安倍さんにお聞きしたいんですけど、自分はなぜ1位になったかみたいなことももしかしたらご存じでしょうか?
当時、大洋の担当のスカウトされた方から以前ちょっと聞いたことがあるんですけれども、やっぱり背が高い、腕が長い、だから角度がある、ボールにスピードがある。
それに加えて、斎藤さんの場合は高校時代、野手だったということで、バッティングセンスがあるっていうことをすごく高く評価されてて。
何よりもスリムで、スタイルがいいと。
スター性があるということも、大きかったという話はおっしゃってました。
あんまり野球に関係ないですよ、やめてください。
そういうところも見てらっしゃるんですね。
いやもう、そうですね。
スター性というのは、プロ野球ですから、大きいですよね。
プロですからね。
さて今回は、視聴者の皆さんから応援するチームが、どの選手を1位指名してほしいかというものを、番組ホームページなどを通じてお寄せいただきました。
その数、投票総数はなんと1245票も頂きました。
皆さんありがとうございました。
ありがとうございます。
そして各球団のファンから最も票を集めた選手を、ファンが選ぶドラフト1位とさせていただいて、発表していきます。
というわけで早速、発表に移ります。
実はですね、いきなりなんですが、8球団のファンが皆さん、同じ選手をドラフト1位に指名しました。
いきなりすごい競合ですよね。
8球団ですよね。
誰ですか?
さあ、いっちゃいますか?では発表です。
第1巡選択希望選手、オコエ瑠偉、外野手、関東第一高校。
ですよ、皆さん。
オコエ選手。
オリックス、西武、ロッテ、阪神、日本ハム、巨人、ソフトバンク、ヤクルト、以上8球団のファンがオコエ選手を指名しました。
総獲得票数でも、全体の25%を超える332票も集めました。
そんなにですか。
その指名理由を見てみますと、巨人ファンの方から、走攻守そろった20年に1人のスーパースターになれる逸材。
出塁したときに次の塁を狙うひたむきさと走塁の技術は、ファンを楽しませてくれると思う。
日本ハムファンからは、広い札幌ドームの外野には、俊足、攻守の選手が不可欠。
機動力が一番の売りであるチームなので、是が非でも獲得したい。
なるほど。
そして、西武ファンから。
彼の身体能力のすばらしさ、そして、アイドル的な雰囲気は、観客動員の面からも、ぜひとも必要な選手。
育てる自信があるなら、1位指名をしてほしいと頂きました。
チーム関係者じゃないですか?オコエ選手の。
本当ですね。
結構現実的なことが入ってくるんですね。
安倍さん、実際にオコエ選手を評価するスカウトも多いんでしょうか?
12球団すべてが1位候補に挙げている選手ですね。
そうなんですね。
特にどういうところが評価されているんでしょうか?
抜群のスピードを持ってるんですね。
そのことで、守備、走塁、諦めないというのが、彼のすごくいいところだと思います。
あとは、自分のスピードで相手にプレッシャーをかけていこうという意欲。
これがすばらしいですね。
3ベースが打てるっていうのも大きな長所だと思います。
1位指名がありそうということですが、どこのチームなのか、気になりますけどね。
そうですね。
まあ、ソフトバンク、西武当たり、どうかなと思いますけれども。
なるほど。
具体的な名前、出てきちゃいましたね。
いやいやいや。
齋藤さん、オコエ選手は、ピッチャーからすると、相手のチームにいたら、やっぱり強敵な?
そうですね。
本当、見てのとおりスピードあります。
もう5ツールそろった選手。
プラス1、今、本当に言われた例えば3塁打、あるいはもう本当に負けず嫌いだったり、そのもう一つすばらしいものを持ってるなって感想を抱きましたけど。
楽しみですね。
さあ、あとは一気に4球団、残りということになったんですけども。
じゃあその中からまず、斎藤さんがプレーした楽天にいってみようかと思うんですが、どんな選手でしょうかね。
きっと地元にっていうようなキーワードは、楽天は持ってると思います。
では、どうでしょうか。
参ります。
第1巡選択希望選手、東北楽天、平沢大河、内野手、仙台育英高校。
ずばりでしたね。
さあ、見てみましょう、ファンの声を。
地元、宮城県の女性は、地元出身の選手が活躍してくれたら、もっと東北が活気づくと思う。
ありますよね。
また50代の男性ですが、優れたショートは守りのチームには不可欠。
超高校級の守備なら即レギュラーで、チームの守りの要になると。
安倍さん、平沢選手って、打撃もさることながら、守備がかなり評価されているんですよね。
そうなんです。
今のビデオにもあるように、ピッチャーがしまったと思って、振り返ったときには、あそこに来てますよね。
そういうタイプのショートですね。
プロで言えば、ヤクルトで活躍した宮本慎也さんみたいな、守備力。
トータルで言えば、阪神の鳥谷選手のような三拍子そろったショートになってくると思います。
ーこういう選手が楽天に入った、入ったら、どうでしょう?
星野さんというと、すぐに僕はたつなみ選手を思い出すんで、もしかしたら彼は、そんな選手になりうるかなと、
十分持っていると思います。
東北出身ですしね。
では残るDeNA、広島、中日の指名選手を見ていきましょう。
第1巡選択希望選手、横浜DeNA、小笠原慎之介、投手、東海大相模高校。
そう、ことしの夏の甲子園、優勝投手ですよね。
ファンからは先発できる左腕投手の獲得は、ベイスターズの課題。
150キロを出せる左腕は少ないし、スター性もあるので、ぜひ来てほしいと、地元の星に期待が寄せられました。
納得です。
中日、高橋純平、投手、県立岐阜商業高校。
18歳以下の日本代表にも選ばれた注目の投手。
地元のドラ1候補を抽せん覚悟で取りにいかないと、地元のファンを納得させることはできない。
チームの若返りのシンボルとしても期待できると、こちらも特に地元、東海地方のファンから支持を集めました。
広島東洋、上原健太、投手、明治大学。
そう、地元、こうりょう高校出身の即戦力サウスポー。
ファンからは、マエケンがメジャーに行くと考えると、即戦力ピッチャーの補強は必須と、メッセージが寄せられました。
どれも納得、地元への愛を感じますね。
皆さん、相当考えていますね。
本当に。
そして、流しのブルペンキャッチャー、安倍さん、実は3日前にことしの甲子園を沸かせたあのピッチャーのもとへ、取材に行ってきたということですので、安倍さんがみずからのミットですごさを体感したそのピッチャーとは誰なんでしょうか?
初めまして。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
仙台育英の佐藤世那投手です。
一番の武器はこのフォークボール。
ことしの夏の甲子園で準優勝。
さらに18歳以下のワールドカップでも活躍しましたよね。
早速、ブルペンで準備する安倍さん。
佐藤投手と会うのは、これが初対面です。
ナイスボール。
もう座っていい?
肩慣らしを終えた佐藤投手が、いきなり。
佐藤投手のフォークボールをキャッチ。
実際に受けてみて、いかがでしたか?
高速フォークだったですね。
ゆっくりじゃないじゃないですか。
最初の1球だけです、ゆっくりなのは。
あとは全部高速フォークです。
これもそうです。
こんなふうに回転して、目の前で、ベースの上ですっと落ちます。
バッターにとっては。
ああいう感じです、ああいう感じです。
ベースの上ですっと落ちる。
打ちづらいですよね。
いやもう、捕りづらいですし、打ちづらいでしょう。
さらに安倍さんを驚かせたのは、ストレートでした。
どうすごかったんでしょうか?
佐藤世那投手っていうと、フォークっていわれてたんですけど、実際受けてみたら、彼は剛速球投手でしたね。
特にこのあたりですね、右バッターのインコース高め、の辺りが、ミットがはね上げられるようなストレート。
非常に球威のある、重い強いボールだったんですね。
でもちょっと、痛そうでしたね。
痛い、痛い。
今でも痛いです。
世那君、ラスト3つ。
はい!
いよいよ取材もクライマックス。
佐藤投手の一番のボールを引き出そうと、安倍さんも真剣勝負です。
いきなり外れてどうすんだよ、このやろー!
あと2つ、続けて!角度、コース、音、文句なし!
そして。
納得?どうもありがとう。
ありがとうございました。
本当、ありがとう。
がんばって。
ありがとうございました。
ブルペンでの取材を終えた安倍さん。
ドラフトを目前にした佐藤投手の本音に迫ります。
佐藤投手、ドラフトを前にした不安を明かしていましたけれども、斎藤さんはどのようにその気持ちを受け止めましたか。
そうですね、本当に、表情からも彼の不安は伝わりますね。
ただ選手は、コントロールできないところなので、もっと落ち着いて、ここがゴールではなくて、ここからがスタートなので、ぜひ、ここから頑張ってほしいなと思います。
そうですね。
安倍さんは実際に受けてみて、この佐藤投手、指名はありそうですか?
調査書もたくさん来てるらしいですし、いろいろ聞くと、3位から5位のどっかで指名があるというふうに、予想してますが。
受けたほうが違った?受けてみて変わるということもありますか?
そうですね。
彼のストレートの強さっていうのは受けてみて、初めて体感できたことですし、今、規則でできないんですけど、もしスカウトの方たちが自分たちでボールを受けて評価することができるのであれば、彼の順位がもっと上に上がっていくような。
おもしろい発想ですね、非常におもしろい。
なるほど。
そして、ここで、ドラフト通の安倍さん自身が考える、ふだんからいつも妄想されているという、各球団の1位指名予想をここでご紹介したいと思います。
こちらなんですが。
高橋純平投手が4球団で競合してますね。
どういうところに、その心があるんでしょうか?
やっぱり、ことしの候補の中で一番器が大きい、将来性が大きい。
器ですか。
潜在能力が大きいということは、この高橋純平投手はいえると思います。
やはり、プロ野球の今の事情とかで、変わっていくものなんですか?
そうですね。
例えば、ジャイアンツがことしも日本シリーズ進めなかったということになると、来年こそはっていう雰囲気にチームの中、なるわけですよね。
そうすると、例えばオコエとか、そういう将来性の選手に魅力を感じながらも、即戦力のピッチャーを補強しなきゃいけない。
そういう空気になって、例えば僕はこの仙台大学の熊原選手を候補に、1位と予想してみたんです。
熊原投手ですね。
そういうところでもう、本当日々、変わっていくんですね。
変わります。
ドラフトの直前、その日の朝に決まるということも、よくあるらしいですし。
特に今、大学がリーグ戦中なので、今の戦いぶりでも、指名の展開っていうのは、変わってくると思いますね。
さあ、それではそのドラフト1位候補の中から特に安倍さん注目という選手をご紹介します。
まずは仙台大学の熊原健人投手。
この選手のよさは?
この選手は、9月に実際受けさせてもらったんですけど、ストレートはびっくりしましたですね、受けて。
200人ぐらい受けたんですけど、その中のトップ5に入るストレートだと思います。
ジャイアンツの菅野投手のストレートと重なりましたね。
フォームもダイナミックで、体も大きいですもんね。
そうですね。
巨人の澤村投手見たいな。
そして、野手では明治大学の高山選手。
この選手は六大学のヒット記録を更新したんですね。
48年ぶりに塗り替えました。
上手に打ってますよね。
うまく打っているように見えるんですが、もちろんバットコントロールもあるんですけど、スピードがだから軽く打っているようで、フェアゾーンに全部持っていくんですね。
いろんな選手が出てきたので、本番のドラフト会議、本当に楽しみになってきましたよね。
今から楽しみです。
今週木曜日、22日に行われます。
ここまでスポーツライターの安倍昌彦さんとお伝えしました。
いろいろありがとうございました。
ありがとうございました。
失礼いたしました。
先週、このコーナーで紹介した、チーム最年少の16歳、鳥海連志選手も活躍しましたよ。
きのうの韓国戦。
まずは持ち味のスピードを生かして得点を挙げます。
チームの勝利に貢献しました。
そして、こちらも16歳。
陸上短距離のサニブラウン選手が、今シーズン最後のレースに臨みました。
体調が万全でない中でしたが、ほかの選手を引き離し、10秒47で、予選1着。
準決勝は棄権し、飛躍のシーズンを終えました。
来シーズンに向けたこんな質問には?
2人のアスリート、どのように感じました?
鳥海選手、僕、試合見てたんですけど、彼が入ってから逆転したんです。
そうですよね。
すごかったです。
もう、また頑張ってほしいなと思います。
ですね。
これからも楽しみ。
リオでも、もちろん楽しみですよね。
ですよ。
さらに東京まで十分狙える選手ですから。
さあ、そして今週、これからの動きを見てみましょう。
こちら。
注目は体操の男子団体です。
37年ぶりの金メダルを目指す、世界選手権が23日から始まります。
オリンピックの前の年の世界選手権っていうのは、オリンピック本番に向けて、すごく大きな意味を持ってるんですね。
というのもこちら、ここ2回は、オリンピックの前、日本はともに中国に勝てずに、銀メダルでした。
世界選手権。
その1年後オリンピックは、それぞれどうかというと、同じ結果なんですね。
中国の壁を越えられませんでした。
来年のオリンピックを見据えると、この世界選手権はなんとしてでも、勝ちたいですよね。
そういうことなんですね。
そのためにエース、内村航平選手とともにチームの中心として期待されるのが、この人。
25歳の田中佑典選手です。
田中選手の最大の持ち味は、足先までまっすぐに伸びる姿勢の美しさです。
得意とするのは、鉄棒と平行棒。
演技の出来栄えでは、エースの内村選手と並び評される実力者です。
団体での金メダルを目指して。
田中選手が磨いてきたのは、プレッシャーに負けない気持ちの強さ。
常に勝負が決まる場面での演技を想定して、自分を追い込んできました。
その結果、去年の世界選手権では、個人総合で初めてメダルを獲得。
大きな自信をつかみました。
たくましさを増す仲間と共に、世界選手権に挑むエース、内村航平選手。
個人総合では、5連覇中の絶対王者にとって、団体の金メダルが悲願です。
体操男子団体の戦い、楽しみですね、斎藤さん。
以上、ロード・トゥー・リオでした。
続いては斎藤さん。
トゥデーズスポーツ。
2020年の東京オリンピックの追加種目に提案された、スケートボード。
プロ選手がそろうトップレベルの大会が開かれました。
選手は、5年後の活躍も期待される10代が中心。
手すりや階段を利用するパークスタイルで、技の出来栄えを競いました。
追加種目の採用へ、気持ちは高まっています。
女子ゴルフの国内ツアー、最終ラウンド。
初日から首位を守るテレサ・ルーは、2位と2打差で16番のパー5。
2オンに成功します。
5メートルのイーグルパット。
これで勝負を決め、今シーズン5勝目を挙げました。
男子のアメリカツアー開幕戦は第3ラウンド。
上位浮上を目指す松山英樹。
9番はカラーからのイーグルトライです。
見事に沈めました。
後半も長いパットを決め、27位。
最終ラウンドで、さらに上を狙います。
サッカーJ2の結果です。
2位のジュビロが快勝。
首位アルディージャとの勝ち点差を6に縮めました。
なでしこリーグのエキサイティングシリーズは、第2節。
首位のベレーザは逆転負け、アルビレックスが勝って、2位に浮上しました。
バレーボールVリーグ1部のプレミアリーグ、女子は2連覇を目指す、NECが昨シーズン最下位のトヨタ車体がストレートで敗れました。
バスケットボール男子のNBLは東芝神奈川は、初黒星。
男子プロバスケットボールのbjリーグは新潟と埼玉が開幕から6連勝と好調です。
そしてバスケットボール女子のWリーグ、トヨタ紡織が開幕4連勝です。
さあ、次回のサタデースポーツです。
ソフトバンクとヤクルトの日本シリーズ初戦。
山本昌さんの解説でお伝えします。
そしてJ1は残り3節ということで、優勝争いにも注目です。
サンデースポーツは齋藤隆さんが、日本シリーズ2戦目を福岡から特別解説します。
そして斎藤さんは、来シーズンからオリックスの2軍監督を務める田口壮さんとの、対談もあるということなんですが、どんな話をしたいですか?NHKワールドTVのホットな番組をご紹介する2015/10/18(日) 21:50〜22:40
NHK総合1・神戸
サンデースポーツ[字]
ドラフト大特集!発表!あなたの“ドラ1”は?▽流しのブルペンキャッチャー×仙台育英・佐藤世那▽ゴルフ日本OP▽ラグビーW杯準々決勝▽10月マンスリーは斎藤隆さん
詳細情報
番組内容
▽今夜はドラフト特集! ▽斎藤隆のドラ1予想?佐藤世那が本音語る! ▽ゴルフ日本一は誰だ ▽ラグビーW杯準々決勝 【ゲスト】斎藤隆,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【ゲスト】斎藤隆,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
ジャンル :
スポーツ – スポーツニュース
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
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