イチジクです。
今その地域ブランドとして人気が高まっているのが島根県出雲市の…魅力はイチジクの中でも甘みが強く酸味もあるので濃厚な味が楽しめる事。
実は東京のスイーツ店でも選ばれて使われています。
どうです?きれい!日本海をのぞむ…甘さの秘密はこの海に面した土地の気候にあるんだとか。
更に畑の下には農家がわざわざ敷いたという石がゴロゴロ。
なぜかというと…。
さあそのイチジクのお味は?こちらのアイドルが手に持っているイチジクの新品種も登場です!今が旬甘さが詰まった多伎イチジク。
その魅力に迫ります。
きれいなね…。
お星様みたいな…。
(2人)おはようございます。
本日の主役はイチジクという事でございましてイチジクは母ちゃんが結構食べてたようなイメージあるんですけど俺はね食べ頃が難しくていつが一番うまいんだろうみたいなの考えちゃうんですけど。
おはようございます。
食材ハンターの右手愛美です。
地元応援団のアナウンサーの角谷直也です。
今日は右手さんと多伎イチジクの魅力しっかりとお伝えしていきます。
こちらが島根県出雲市多伎町で作られた多伎イチジクです。
赤が更に鮮やかになったような感じがするけど。
俺の知ってるやつより一回り小さいような感じがするんだけど。
ちょっと小ぶりなんですよね。
8月中旬から10月末ごろまでが旬で今絶好調の。
一番おいしい時ね。
島根では県全体でイチジクに力を入れていまして東京とか大阪首都圏などでも販売されているこちら地元の期待の星です。
多伎イチジクは品種は「蓬莱柿」といいます。
蓬莱柿の生産量は国産の2割ほど。
江戸時代からの在来種なんです。
どうやって書くんですか?蓬莱柿は。
蓬莱柿というのはこういう字なんですけども。
これの下ですね。
ちょっとさっきも話がありました小ぶりなんですね。
何と言っても蓬莱柿の中でも多伎イチジクは甘いんです。
甘みが特徴。
糖度が18.7度と最高なんです。
更にほのかな酸味もあるんです。
酸味が特徴なんですがフルーツで酸っぱいというと嫌な人もいるかもしれないんですけどやっぱり酸味がある事で甘みを引き立てていましてより味が濃いといいますか。
甘いだけじゃ駄目なのね。
甘いだけだと薄く感じちゃうんですけど酸味で濃く感じます。
そのバランスがいいから市場の評価も高いんです。
値段は1パック300グラム4個ぐらい入って700円ほどという事で。
手が出ないほどではないね。
(角谷)国産イチジクの中では最高ランクなんです。
ちょっと秘密がいろいろありそうですね。
そんな多伎イチジクのおいしさの秘密を探りに行ってきました。
島根県出雲市多伎町です。
92軒のイチジク農家が72ヘクタールの畑で年間150トンの多伎イチジクを生産しています。
その中でも独自の工夫で甘いイチジクを作ると評判の農家を訪ねました
おはようございます。
石飛さんですか?そうです。
石飛です。
町一番の出荷量を誇る…
キャリアは22年です。
50アールの畑で100本の木を栽培。
毎年7トンを出荷しています。
この時期毎日石飛さんは朝6時に収穫を始めます
イチジクってこんなに朝早くから収穫するんですか?
イチジクが熟すのは夜中。
日中気温が上がるにつれ呼吸が活発になりせっかくの糖分を消費してしまうので早朝に収穫するんですって
しっかり熟れた取れたてを頂きました
すごい滑らかな果肉の中にこのプツプツが食感がおいしい。
(飛石)食べられた人大概そう言われます。
多伎イチジクの濃厚な甘さどのようにして生まれるのでしょうか
蓬莱柿という品種の多伎イチジク。
本来はまっすぐ伸びて3メートル以上の高さになります。
木の勢いが強いんです。
木自体の成長にエネルギーを使ってしまうと実は大きくならず肝心の糖度が高くなりません。
そこで1.8メートルの高さにピアノ線を張り巡らせて枝を結び木が上に伸びる勢いを抑えています。
枝も横に伸びる事で葉が重ならず日光が多く当たります。
光合成が活発になりその結果糖度が増すのです。
石飛さんは福岡で行われていたこの栽培方法を知り16年前に多伎町で初めて取り入れました
イチジクの葉っぱ自体は他の果物なんかと比べて大きいんですよね。
ほんとだ。
葉っぱが大きすぎて石飛さんの顔見えないですもん。
ほらこんなに一枚が大きい。
更に甘さを高める石飛さん独自の工夫もあります。
畑の地面に注目です。
石飛さん畑の土の下を見せてくれました。
出てきたのは石。
土の下に山から運んできた石を敷き詰めて水はけを良くしようというんです。
石飛さんは地面から30cmの深さに大小さまざまな石の層を作りました。
雨水は地中にたまる事なく石の間を抜けていきます。
イチジクの木には乾燥のためストレスがかかります。
イチジクの木は体を守ろうとして体内の栄養分を使って多くの糖分を作り出します。
これが実に集まり甘さを高めるんですよ
しかも多伎町は日本海に面しています。
石飛さんは吹き込んでくる潮風の塩分も適度なストレスになり糖分が増えると考えています
では多伎イチジクのもう一つの特徴ほんのりとした酸味はどのようにして生まれるのでしょうか。
石飛さんは収穫のタイミングを見逃さないように毎日のように実を一つ一つ丹念に見て回っています。
それは収穫前の数日間で一気に実に酸味が増すからです。
多伎イチジクの蓬莱柿は他の品種と異なりもともと酸味を持つ品種です。
しかし実をつける6月頃から2か月は20gほどの大きさにしかならず酸味はほとんどありません。
それが8月中旬以降実が熟れる時期になるとたった一晩で3倍もの大きさになります。
この時酸味も急激に増すんです。
生まれる酸味は最も高い時で0.2パーセントほどですが糖分と同時に口にすると甘みが引き立ち濃厚な味になるんです。
石飛さんは最も酸味がのった熟れ具合を見極めて収穫するのが大切だといいます
(石飛)おちょぼ口でちょこっと開いて中のピンク色の色が見える。
ほんとだ。
これはちょっと割れて星形っぽくなってますね。
星形に割れるとまずは熟れたサイン。
でもそれだけではないんですよ
当たってみて…かたさもでもカチカチではない。
星形に割れなおかつ弾力のあるやわらかさがベスト。
収穫が早すぎては実がかたく酸味がのっていません。
収穫が遅れてやわらかくなると酸味も鮮度も落ちてしまいます。
このギリギリのタイミングを見極めて収穫するんです
この日収穫したイチジクは120キロ。
多い日には200キロとる事もあります。
鮮度の高い状態で消費者のもとに届けたいと朝のうちに素早くパック詰めを行います
イチジクがなってる状態もそんなに見た事なかったですけど。
ほんとですか?私実家にイチジクの木があったんですよお庭に。
でもおいしくなると鳥や虫がすぐ食べちゃうんですね。
なのでその収穫のタイミングが難しいとは思ってたんですがあれだけの量一つ一つ時期を見極めるのはほんと大変だなと改めて思いました。
確かにそうなんだ。
あの一瞬一晩で?一晩で大きくなっちゃうという事なので。
それを見極めるのはプロじゃないと難しいですね。
石飛さんが作ったこのイチジクのおいしさ是非堪能してみて下さい。
程よい弾力と星形にというね。
これむきやすい!こんなにきれいにむけるもん?よっしゃいっちゃおう。
別物だなこれは。
うまい!チプチプする〜。
独特の食感。
桃とも違うしね。
でも酸味もある。
切れ味がいい。
イチジクって漢字にするとこんな漢字なんですね。
「無花果」と書くんですけど花が無いって書くんですけど実はイチジク花あるんです。
どこでしたっけ?こちらの中ですね。
この赤い部分実はお花なんです。
これが花なの?花を食べてんだ?じゃあ。
そうなんです。
この小さい花が集まって実なんですね。
花びらとかは無いんですけどこちらが実という事で。
不思議な果物。
しかも俺今まで食べた中で一番うまいと思うこれ。
おいしい。
多伎イチジクなんですけども今ファンが増えてきています。
全国のイチジク全体の生産量は減っているんですけどでも多伎イチジクの生産量というのは少しずつ少しずつ右肩上がりで。
じゃあブランドとして知られてきてるという事でございましょうか。
さあ本日の専門家ご紹介いたしましょう。
兵庫県の研究機関でイチジクを研究して20年。
この時期毎日イチジク最低3個は召し上がるという真野隆司さんです。
「サンジク」先生よろしくお願いします。
ほんとだったら調査数からいうと3個じゃすまないんですけどそれ以上はちょっと無理です。
でも毎日召し上がると。
ただ兵庫県で作っている品種というのは「桝井ドーフィン」といって多伎のイチジクと違ってるんで今日はアウェー感があるんですけど今日は皆さんと一緒に多伎のイチジクの秘密勉強させてもらって帰ろうと思います。
多伎町イチジクの栽培に向いてるんですか?もともとイチジクの原産地はアラビア半島の南部にあって乾燥した亜熱帯地方なんですね。
ですから少し暖かくて少し乾燥した場所を好みます。
この多伎地方というのはちょうど日本海沿岸にありますから対馬暖流が沖合に流れててちょうど温暖なんですね。
そういう意味では寒がりのイチジクを育てるのには適してると思います。
ただ更に少しヨーロッパなんかに比べると雨が多いですからさっき見たように皆さん枝を管理するとか水はけをよくするとかして。
石飛さん石埋めてましたもんね。
それに限らずああいう努力が高い糖度を得ている要因じゃないかなと思いますね。
一生懸命作ってもブランドとして成長するのは難しいと思うんですが評価されてるんですね。
もともと多伎町ではお庭や畑の脇などにイチジク生えてたんですって。
でお魚の行商人さんとかが多伎町のイチジクを出雲の街なかに持っていったところお魚よりもイチジクが人気出ちゃって。
よくある。
友達の付き添いでオーディション受けたらその本人よりもそっちが売れちゃったみたいなね。
あまりにも売れてしまいますので昭和45年に生産組合を作りました。
町の奨励作物にもなって使ってなかった畑を使ってイチジク畑がどんどん増えていったんです。
今では東京の高級スーパーなどでも売り込みが盛んに行われています。
そしてブランドになっていくと。
多伎町では今も多くの皆さんの家にあるイチジクなんですけど昔から受け継がれて親しまれているんです。
すいません。
ごめんください。
こんにちは。
どうぞ今日はよろしくお願いします。
多伎町の…
この地に伝わるイチジク料理をおいしく作ると近所で評判の方です。
多伎町では栽培の始まった昭和40年代からイチジクをお茶うけにしてお客さんをもてなすのが一般的です。
この季節になるとその定番は「イチジクの姿煮」。
ご覧のようにまずイチジクを20分ほど湯がきアクを取ります。
ゆで終えたらザルで水分を切っていきます。
再び鍋に入れて砂糖をたっぷり入れて煮込みます。
1日かけて水分がなくなってイチジクがあめ色に変わるまで煮込み続けます。
こちらが…
今では多くの家庭で作る地元の味。
更にもう一手間かけると違う味もあるんですよ
この軒先に?こちらで干すんですか?そうですね。
姿煮を外で5日ほど乾燥させれば「干しイチジク」の出来上がりなんです。
多伎イチジクが持つ甘みと酸味が凝縮されていくんですね
干し柿みたいな感じの甘さの…
やって来たのはご近所のお茶飲み仲間の皆さんです。
岡田さんの作る姿煮干しイチジクが皆さん大好きなんですよ
いらっしゃ〜い。
今日はようこそ。
(角谷)どうですか?お味の方は。
多伎町に根づいたイチジクでしたけど更に進化です!食材として活用しようとアイデア料理を考えてきたのがこちらの方です。
イチジク農家の…
多伎イチジクの濃厚な味をふだんのおかずなどに生かせば子供や若い世代にももっと食べてもらえるという事でレシピ考えて広めてきました
まずは見せてもらったのがドレッシング作りです。
自家製のジャムにしたイチジクに酢やオリーブオイルを加えています
更に塩とこしょうを入れれば出来上がり。
イチジクの甘さだけじゃなくてほのかな酸味も生かしているんです。
生のイチジクがのったサラダそのドレッシングをまたイチジクドレッシングをかければぜいたくなイチジクサラダになりました。
そして錦織さん地元で既におなじみのこんな料理も広めています
「天ぷら」なんですね。
びっくりですよね。
多伎イチジクの濃厚な味をそのまま生かして他には一切味付けしません。
かたくり粉を混ぜた小麦粉をつけるだけ。
5分ほど揚げれば出来上がりです
ではいただきます。
(錦織)はいどうぞ。
(角谷)非常に食べやすいですね。
なんか爽やかな味で。
夫の修二さんはその天ぷらお気に入りでした。
味はどうでしょうか
イチジクの天ぷら!?しかも真ん丸…!?皆さんびっくりされてましたけどその天ぷらご用意しました。
天つゆにつけて頂くんですか?
(角谷)お好みでどうぞ。
ほんとだ。
カリッと揚がってる。
(角谷)どうぞ。
(角谷)いかがですか?悪くはないと思う。
私おいしいです。
不思議。
(角谷)皆さんおかずにして召し上がってるんですよ。
おしょうゆ合うね。
合う!何だろう?食べた事ない。
これ真野さんおいしいですね。
少し油で水分が飛んでるせいかより濃くなってる感じがしますね。
あります。
これおいしいです。
錦織さんおいしい。
その錦織さんは多伎イチジクの婦人部会を作って考案したレシピを講習会などして皆さんに広めようと。
ドレッシングもおいしそうだったもの。
(角谷)こちら見て下さい。
先ほどドレッシングもありましたけどその商品化されたものがこちらですね。
錦織さんが考案されたレシピで作りました。
他にも加工品がたくさんあるんですよ。
イチジクカレーですとか。
ロールケーキもありますし羊羹もあるしチョコレートもありますしいろいろあるんですね。
真野さんいろんな展開ができるもんですね。
加工品というのもなかなか可能性がありますか?イチジクの消費というのは果物全体からいうとだいぶ減ってるんですけどまだ健闘はしてる方なんですよね。
でもそんな中で食べてる方というのは50代以上の方が多くて。
私食べた事ないもんやっぱり。
食べた事ない。
そうかやっぱり50代以上が食べてる。
ですから新しくこういう食べ方ですとか加工品というのは若い世代の人に消費拡大するという意味では非常に大事な事なんだろうなというふうに思います。
加工品もいろいろ出来て。
ただ生の良さもあるわけですね?イチジクにはペクチンとか食物繊維などがすごく豊富なんですね。
たんぱく質分解酵素も多量に含まれていますから肉料理などの消化実は助けてくれるんですよね。
じゃあデザートとかにはうってつけの。
(真野)そうですね。
酵素なので熱とかには弱いんでだから加工する事によってそれが無くなってしまう場合あるので生でもっと食べて頂きたいなと思いますね。
まだあまりイチジクを食べた事がないという若い人にもっと食べてもらおうという取り組みあるんですよね。
多伎イチジクの品種の蓬莱柿は国内の生産量の2割ほどで少ないんですけど7割以上の生産量の…桝井ドーフィンという品種もあります。
明治時代にアメリカから入ってきたものなんですけど特徴は収穫量が多い事です。
その甘い多伎イチジク蓬莱柿と収穫量が多い桝井ドーフィンそれぞれの良さを掛け合わせて新品種が今作られているんです。
甘くてたくさんとれるなら最高ですよね。
生産量全国2位の福岡県の挑戦です。
イチジクを手に持った…
PRするのは福岡で生まれたイチジクの新品種「とよみつひめ」です。
このとよみつひめの魅力は蓬莱柿を超える糖度そして何より収量が多い事なんです。
3年前からとよみつひめのPRを担当しているJAの時安さんです。
イチジクの消費を増やすため中高年中心から若い層をターゲットにしたいと考えています
アイドルを使って東京とかに一緒に出向いて…
とよみつひめ生まれたのがこちらの農業試験場です。
誕生までに実に18年もの歳月を要しました。
当時品種開発のリーダーだった…
粟村さん新品種には収量が多い「桝井ドーフィン」と糖度が高い「蓬莱柿」両方の長所を持たせたいと考えました。
しかし桝井ドーフィンと蓬莱柿はどちらもメス品種なんですね。
だから花粉が存在しないんです。
交配する事できません。
そこで取り寄せたのがこちらの外国のオス品種です。
そのオス品種と桝井ドーフィン蓬莱柿をそれぞれ交配させました。
そして収量が多いものを父親にして糖度が高いものを母親にして掛け合わせていったんです。
それがとよみつひめです
という事を繰り返してましたので…
努力の結果これまでにない糖度19度の甘さ。
そして収量の多さという特徴を兼ね備えたとよみつひめ誕生しました
長い道のりを経て世に出たとよみつひめ。
これまでにない甘さという長所を最大限に生かした食べ方も考え出されましたよ。
東京横浜など7店舗を展開するおしゃれなカフェと協力して女性客をターゲットにしたとよみつひめのメニュー開発しました。
こちらです
「生ハムとチーズのオーブン焼き」です。
これ塩をベースに味付けしてますんでとよみつひめの高い甘さ更に引き立つんですよ
そしてデザート「コンポート」なんですけどこちらあえてチョコレートの甘さ控えめにしています。
とよみつひめの素材そのものを楽しんでもらおうという工夫がされています
宣伝担当の時安さん。
これまでイチジクを食べなかった人にもっと食べてもらえる可能性があると少しずつ手応えを感じ始めているという事です
すごい努力ですね。
まず食べてもらいたいという。
とよみつひめは酸味はないそうなんですが糖度が蓬莱柿よりも高いという事でそれぞれの良さがあるんですよね。
更に先の話なんですけど福岡県のあの農業試験場では現在イチジクの課題としては更に長もちをするようにすればもっといいという事で。
そうか。
食べ頃が短いんだね。
だからもっと長く皆さんに楽しんでもらえるように研究が進んでいます。
更にいろいろ掛け合わせてそういう品種を作っていくと。
すごいですね。
そもそも僕イチジクに品種がある事自体を…。
イチジクって一種類だと思ってたの。
先生違うんですねこれ。
実は日本に導入されているイチジクというのは40品種以上もあるんですね。
でも日本で作られた品種というのは実はほとんどないんです。
そういう意味では粟村さんの作られたとよみつひめというのはこれから各地の品種開発の先駆けになってくると思います。
すごい。
スタート地点にいるわけですねじゃあ。
でもいろいろな味が楽しめたり素材としてだけじゃなくてお料理にも。
ブルーチーズに。
おしゃれ。
一回もうちの食卓では出た事ないです。
でもいろいろに使えそうですねイチジクって。
生のイチジクというのが日本じゃ長距離輸送ききませんから国産だけで賄える貴重な果物なんですよね。
そうか。
ほとんどの果物輸入が多いですもんね。
そういう意味では多伎のイチジクのように少量でも質の高いものもあればとよみつひめのように大々的に売り出したオリジナル新品種もあります。
また桝井ドーフィンのように安定した品質で多くの人が楽しめるものもありますからそれぞれの価値を楽しんで頂けますしまた加工とか新しい食べ方で楽しみを増やして頂ければブトウとかイチゴみたいなメジャーなフルーツになっていく可能性もあるんじゃないかと思います。
そういう魅力がイチジクにはあるんじゃないかなと思います。
右手さんひと言どうでしたか?とれたてのフレッシュなイチジク食べてイチジクブーム再来しました私の中で。
庭木からねほんとに。
皆さん食べ比べしてみて下さい。
2015/10/18(日) 06:15〜06:50
NHK総合1・神戸
うまいッ!「濃厚な甘みとほんのり酸味 多伎イチジク〜島根・出雲市〜」[字]
8月中旬から10月末にかけて、旬の「イチジク」。「蓬莱柿(ほうらいし)」という在来の品種が人気を集めている。地域ブランドとして生産する島根出雲を訪ねる。
詳細情報
番組内容
8月中旬から10月末にかけて、旬をむかえる「イチジク」。日本で栽培されているイチジクの約7割が「桝井ドーフィン」と呼ばれる品種だが、2割ほど「蓬莱柿(ほうらいし)」という昔から家の庭先や畑の周辺に植えられていた在来の品種がある。蓬莱柿は、桝井ドーフィンに比べて小ぶりで、果皮は赤紫色、果肉は桃色で繊細なやわらかさがあり、強い甘みと少しの酸味があるのが特徴。島根県出雲市で生産される蓬莱柿に注目する。
出演者
【司会】天野ひろゆき,武内陶子,【解説】兵庫県立農林水産技術総合センター…真野隆司,【リポーター】右手愛美,角谷直也
ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
バラエティ – 料理バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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