世界が驚いたニッポン!スゴ〜イデスネ!!視察団 2時間スペシャル 2015.10.17


美味しさを余す事なく引き出す一流グランシェフの技とは?ただ今土曜夜6時56分綾小路きみまろでございます。
土曜の夜は『スゴ〜イデスネ!!視察団』。
本日のテーマは「ナース」でございます。
海外医療先進国のナースたちが日本の医療患者を支える看護師の仕事を徹底視察。
そんな事やってるんだ。
外来から手術救命救急まで…。
海外のプロも驚いた日本独自の工夫とは?大変だよね。
普段我々が病院で目にする光景も海外のナースが見ると…。
グッドイブニング!マダム!
(きみまろ)今の英語で…。
(きみまろ)…と言ったんでございます。
皆様も最近はすっかりナースの方々にお世話になってらっしゃるんじゃないでしょうか?もうひと目見たらわかりますね。
足はガクガク目はショボショボね頭はグラグラ。
目尻は下がりね胸も下がりお尻も下がり…。
(きみまろ)本当にご苦労さまでございます。
ドイツからおいでくださったジェナさんでございます。
看護師はドイツ語でなんて言うんですか?女性だったらクランケンシュヴェスター。
クランケン…クランケンシュヴェスター。
で男性だったらクランケンフレーガー。
クランケントレーガー…?フレーガー。
女性と男性で呼び方が違うんですね。
入院はなんて言うの?イムクランケンハウスリーゲン。
何…?入院するまでにおかしくなっちゃうよ…。
クランケンハウスは病院っていう意味でリーゲンは寝るっていう意味。
あっ…なるほど。
ちゃんと言葉が意味あるんだね。
もう1回言ってくれる?イムクランケンハウスリーゲン。
おなかが痛いは?
(ジェナさん)イヒハーベバウホシュメルツェン。
言ってみて。
(観客の笑い)イヒハーベ…。
イヒハーベ…。
バウホ…。
バウホ…。
…シュメルツェン。
…シュメルツェン。
もう言えないそんなの。
具合悪くなっちゃう。
『スゴ〜イデスネ!!視察団』。
医師とともに患者の治療をサポートする看護師。
その数は全国でおよそ病気やケガを抱える患者のために日夜働いています。
そんな日本のナースを海外のプロが視察すると…。
我々日本人も気が付かなかった日本のナースのすごいところが次々と明らかに。
そして今回の視察団メンバーは医療先進国の精鋭ぞろい。
まずアメリカからやってきたのは…。
アイムヴァレリー!ナイストゥミートユー!ベテラン看護師のヴァレリー・メシナさん。
世界一看護師の数が多い医療大国アメリカでヴァレリーさんは40年間看護師を務め現在は病院の経営にも携わりながら看護師長として日々人材の育成に務める看護師のエキスパートです。
続いてドイツからやってきたのは…。
グーテンターク!こちらもベテラン看護師ヨハネス・ホルテさん。
医療において明治時代から日本がお手本にしてきたドイツでヨハネスさんは看護師として26年間勤務。
現在はドイツでも中規模の総合病院の看護師長として後輩看護師を指導監督しているプロフェッショナルです。
今回海外のプロたちは4日間かけ外来から手術救命救急までさまざまな現場を徹底視察。
果たして視察団が訪れたのは…。
30の診療科を持つ総合病院で勤務する看護師はおよそ400名。
多くのクリニックと提携しこの地域の医療の中心的な役割を担っています。
案内役は看護師歴35年のベテラン看護部長の岡田さん。
そこのところもお伝え出来ればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(岡田さん)おはようございます。
ナイストゥミートユー…!ナイストゥミートユー!最初に向かったのは…。
子どもの疾患を全体的に診る専門家ですが特に海外のプロが驚いたのは…。
病院や治療を怖がってしまう事のある子どもでも滞りなく診察を進める看護師のプロ技がそこにはあった。
大体…。
こちらの病院は紹介状や事前予約がなくても当日診察が可能な診療科もあり1日1200人もの外来患者が訪れます。
中でも小児科には1日の診察時間中におよそ100人の子ども患者が来院。
4つの診察室を使う事で問診を受けた患者がなるべく待ち時間なく診察出来るようにしています。
看護師が子どもを問診する技術。
こちらのガクト君は風邪が長引きなかなか回復しないため小児科にやってきました。
じゃあお母様すみません。
えっと…。
(看護師)左側のお鼻ですね。
(母親)止まってます。
大量に出ている。
はいわかりました。
するとアメリカのベテラン看護師ヴァレリーさんがある事に気が付きました。
こちらの病院では患者に安心感を与えられるように看護師は子どもの目線に合わせ体勢を低くして問診を行っています。
これに対しドイツのベテラン看護師ヨハネスさんが…。
ドイツの病院では自ら問診をする医師も多く看護師による問診をあまりしないようですが…。
こちらの病院では診察の前に看護師が詳しく問診を行う事で医師が患者1人にかける診察時間を短縮。
病院で診察を待つ時間をなるべく減らして子ども患者の負担が軽くなるようにしているのです。
おかけになってお待ちくださいね。
はいすみません。
およそ5分で問診を終えた看護師はその結果を診察室に届けると…。
実はここにも限られた時間内に大勢の患者を診られるようにする看護師の役割が。
果たして海外のプロは気付くのでしょうか?子どもの聴診をサポートする技。
視察団は小児科の診察室の様子を別室でモニタリング。
鼻血が出たんです。
鼻血が出てあの…。
子どもがおとなしく診察を受けられるよう看護師は常に気を配っているのです。
更に…。
そんな事やってるんだ。
子どもに風車を吹かせる事で医師が呼吸の音を聞きやすくしスムーズな診察を実現しているのです。
すると海外のベテラン看護師たちからこんな指摘が…。
そんな部屋ないもんね。
更にこんな指摘も。
(ヨハネスさん)ですから…。
日本のやり方にさまざまな意見を持つ視察団ですが限られた時間内に大勢の患者を診られるようにする工夫に気付いたようです。
昨日とかも熱はないですもんね。
(女性)ないです。
やはり…。
こちらの病院の例えば小児科では問診診察処置のそれぞれに担当の看護師を置き最大4つある診察室で並行して医師が患者を診察する事で…。
診察が終わると医師が電子カルテに結果を記入。
ガクト君は血液検査をする事になりました。
その指示を処置担当の看護師がチェック。
すぐに採血の準備を始めます。
このあと特にスムーズに行うのが難しい子ども患者の採血の工夫に思わず海外のプロも…。
丁寧なやり方にビックリしました。
大変だよね。
日本のナースを徹底視察。
密着24時。
午前11時48分。
子ども患者の採血の様子を視察。
どっち?うん。
する?うんいいよ。
ちょっと待ってね。
痛っ…!痛い…!すぐ終わるよ大丈夫…。
採血などで子どもが泣きだしてしまう時にはもう1人の看護師がサポートに入り安全に気を配ります。
(看護師)『妖怪ウォッチ』あるよ。
どれにしよっかな?はーいお疲れさまでした!じゃあこれ会計にお持ちいただくようになりますね。
この日小児科に訪れた患者は全部で104名。
全員を診察する事が出来ました。
日本の看護師を視察したら限られた時間内に大勢の患者を診られるようにするさまざまな工夫で子どもの患者でもスムーズな診察を実現していた。
このあと入院患者を担当するナースの仕事を視察。
果たして海外のプロの反応は?ベリーナイス!スタジオでご覧の日本人オーディエンス外国人オーディエンスの皆さんいかがでしたか?やっぱりちょっと違うんですね外国とね。
微妙なところがね。
日本はやっぱ患者さんが数が多いからとにかくこう速くね効率よくいかないといけないという事で。
比嘉さんどうですか?ああいうの。
日本の医療では患者さんが待っててお医者さんのところに行くっていうのが普通だと思ってたので。
アメリカだったりドイツではお医者さんが回ってくるっていうのがちょっとビックリでしたね。
ねえ。
あの人数だったらねそりゃもうやってられないですよ。
でも多いっていう割には小児科でもたっぷり時間を取っているって…。
なんかそこが不思議で。
ねえ。
ここからはじゃあ皆さんの国のナースについて聞いていきたいと思います。
まずはウルリカ。
スウェーデンのナースはどういう風になっていますか?結構スウェーデンは訪問看護が多くて。
それは高齢者だけではなくて出産…。
ああそうか。
(ウルリカ)スウェーデンは…。
えっ?ああそれも違うよね。
(菊池)日本だと大概1週間ぐらいはね…。
(ウルリカ)そうですね。
家に来てくれます。
(ウルリカ)あとその家の雰囲気。
この家庭は…。
そういうのを見てるんだ。
(ウルリカ)そう。
それを併せて見るっていう。
それを見てるの?ナースが?行政と連絡を取ったりもしてる?全部連携取ってます。
その連携はすごいんです。
さすがだね。
それはいいですよね。
それこそほら…虐待とかそういうの見付かる場合もあるかもしれないからね。
そうなんです。
(一同)へえ!それはすごいね。
ねえ。
もうこの年ぐらいになりますとねナースやお医者さんに頼りっぱなしでございます。
もう私なんか年中行ってますね。
ええ。
病院の待合室行った事ありますか?ねえちょうどこんな感じです。
(観客の笑い)
(きみまろ)こういう感じの方がね。
かかり付けの病院があるんじゃないですか?奥様なんかねえ?
(観客の笑い)フランスからおいでいただきましたジェリーピーチさんとこちらはイタリアからおいでいただいたシャリさんでございます。
看護師はフランスではなんて言うんですか?男性だったらアンフィルミエ。
アンシェラミエ?
(ジェリーピーチさん)アンフィルミエ。
アンフェルミエ?うん。
女性だったらアンフィルミエール。
アンシェルミハ?アンシェルミハーン?
(ジェリーピーチさん)アンフィルミエール。
ハッ…!アンシェルミハッ!
(観客の笑い)イタリアは?男性だったらインフェルミエーレ。
(きみまろ)インフェルミエーレ。
はい。
女性だったらインフェルミエーラ。
インフェルミエーラ。
(シャリさん)はい。
それぞれ呼び方が違うのね。
(シャリさん)そうです。
おなかが痛い。
(シャリさん)オマルディパンチャ。
オマルディパンチョ。
(シャリさん)パンチャ。
オマルディパンチャ。
(シャリさん)はい。
完璧です。
おなかが痛いは?ジェマルオヴォントルゥ。
ジェマルオヴォント。
(ジェリーピーチさん)トルゥ。
ジェマルオヴォント…カーッ。
(きみまろ)吐いてる?日本のナースを徹底視察。
密着24時。
続いては…。
入院患者の状態に常に気を配るのが日本の看護師の重要な仕事の1つですが視察団が特に驚いたのは…。
そこには入院生活の安全性快適性を保つさまざまな工夫があった。
朝出勤した看護師はまず担当する患者のもとへ向かいます。
(杉田さん)今日担当になります。
よろしくお願いします。
ヴァレリーさんが気になったのは名前の書いてあるカード。
入院患者を担当する看護師はシフト勤務により毎日代わっていきますがそれで患者が混乱しないよう担当する看護師の名札を必ず病室に置いているのです。
(杉田さん)今日担当になります。
よろしくお願いします。
このあと入院患者が安全で快適に過ごせる工夫に思わず海外のプロも…。
すばらしい。
(ウエンツ)すばらしいな。
医療先進国のベテランナースが日本のナースを徹底視察。
密着24時。
薬剤を確認する看護師のルール。
視察団一行は看護師の点滴作成エリアへ。
(杉田さん)「653号室」「653号室」。
(比嘉)「大変」薬剤師が用意した2種類の薬を混ぜ合わせて患者の点滴を作っています。
(杉田さん)「653号室」「653号室」。
こちらの病院では医療事故を防ぐために声に出して確認する事が義務付けられています。
こちらはアメリカのベテラン看護師ヴァレリーさんが勤務する病院。
(ヴァレリーさん)各患者の薬剤が入っているこのような機械が置いてあります。
(ヴァレリーさん)患者の情報を機械に入れて使用する薬を取り出すと機械にそれが記録されます。
日本と大きく違うのは取り出した薬を声に出して確認する事はありません。
看護師は点滴を作ると患者のもとへ。
(杉田さん)失礼いたします。
(杉田さん)ありがとうございます。
ヤマザワリンゾウ様ですね。
ヤマザワリンゾウ様ですね。
はい。
(杉田さん)ありがとうございます。
(杉田さん)今点滴入ってるところ痛みないですかね?
(ヤマザワさん)全然大丈夫です。
1回見させていただいていいですか?まず入室の際病室の入り口にあるネームプレートで名前を確認します。
続いてベッドの名札で名前を確認。
(杉田さん)ヤマザワリンゾウ様で。
ヤマザワリンゾウ様で…。
そして本人に名前を答えてもらい確認し…。
更に手首に着いているバーコードと点滴のバーコードをスキャンし確認していたのです。
とここでアメリカのベテラン看護師ヴァレリーさんがあるところに注目しました。
ベリーナイス。
こちらはヴァレリーさんが勤める病院。
(ヴァレリーさん)扉は車椅子が通れるぐらいの大きさなのが重要とされています。
アメリカではこのように開き戸が一般的のようですが…。
日本では病室の扉に強い力をかけなくてもスライドする引き戸を採用して患者の負担を軽減しているのです。
視察団は引き続き入院病棟のナースに密着。
(男性)大丈夫です。
(一同笑い)するとアメリカのベテラン看護師ヴァレリーさんからこんな質問が。
アメリカでは看護師が行う医療行為以外の業務をサポートする看護助手が体を拭く作業を行う事が多いようですが…。
日本では看護師自ら行い患者の皮膚に直接触れる事で体の状態をしっかり確認出来るようにしているのです。
私の病院ではこのような2つのウェットタオルを使用しています。
こちらはこちらの病院では保湿効果のある液体を混ぜ温度調整したお湯でタオルを絞り患者の体を拭いています。
お湯に濡らしたタオルは端の方から冷えていくため…。
タオルの端を内側に巻き込む事で冷めにくくし…。
患者に冷たい思いをさせないよう工夫しているのです。
そうですね。
同じ姿勢で寝続ける事により皮膚が圧迫されて傷が出来るいわゆる床ずれ褥瘡は自由に動けない入院患者に発症しやすいため適切な処置を行う必要があるのです。
こちらの病院では床ずれの処置を専門的に行う看護師を配置しています。
こちらの貴田さんのようにある特定の看護分野において熟練した技術と知識を持ち他の看護師に指導が出来る看護師を認定看護師と呼びます。
認定看護師の貴田さんはまたこれは軟膏を使う感じとは違いますよね。
(貴田さん)保湿剤だけ処方してもらってヒルドイドとかでいいと思うんですよね。
なんかゴワゴワにならなければいいので。
そうですねはい。
日本の看護師を視察したら入院患者が安全で快適に過ごせるよう徹底した安全確認や細やかなケアを行っていた。
このあと手術を受ける患者をサポートするナースを視察。
果たして海外のプロの反応は?すばらしいですね。
(拍手)日本人ならではの気遣いみたいな事がね結構いろいろあるみたいですけどやっぱりあの確認とかすごいですよね。
やっぱり声に出す事によって正確さが高まるんでしょうかね。
(比嘉)確かに頭の中で思うよりも声に出して自分の耳に入れる事で確認させてるっていう事ですもんね。
出川さんもね入院した時とかほら看護師さんに体拭いてもらったりとかも経験あると思いますけども。
ああいう気遣い…。
タオルのその巻き方とか。
あそこまでは知らなかったからもう本当に…。
これ見たあと入院してたら本当に心の底からもっとありがとうございましたって多分言ってたと思う。
皆さんの国のナースについてまた聞いていきたいと思います。
サニー。
インドのナースは?服装を1つまずね。
ユニホームをちょっと見たいと思うんですけど。
サニーのお友達が撮ってくれた写真があります。
(サニー)これ見てください。
これはね皆さんナースなんですけど。
普段着の上にこの白衣を羽織ってるわけなんですよね。
それこそねインドのいろんな…これも番組でやるといろんなところがすごく混んでるじゃない。
日本だったらしゃべりとか動きとかすごい丁寧じゃないですか。
一人ひとりで。
そんな事やってられない状態です。
てんてこ舞いですよ。
(出川)うわーやだ!やだ…。
もう途中からダーツ状態ですよ。
やだやだやだやだ…。
うわーでもそれ聞いたら…。
続いてアノーラ。
ウズベキスタンのナースは?ウズベキスタンではナースはすごく人気の職業です。
アノーラのお友達が撮ってくれた写真あります。
こちらです。
おお可愛い!可愛いねこの子。
ウズベキスタンではナースはすごく人気の職業です。
アノーラのお友達が撮ってくれた写真あります。
こちらです。
(出川)おお可愛い!可愛いねこの子。
美しすぎる…。
(アノーラ)少しなんかオシャレにしてるナースもいます。
(出川)可愛い!
(サニー)みんなめっちゃスタイルええな。
なんかさっきの写真見てるとね…。
いわゆる可愛さ的な事もちょっと考え…。
日本でもやっぱり憧れの職業でしょ?いまだに…。
(出川)へえ!
(アノーラ)本当本当。
(サニー)なんで?早く結婚する人が多いです。
日本のナースを徹底視察。
密着24時。
続いては…。
そこで活躍するナースを視察するためフランスからやってきたのは…。
オペ室看護師エミリー・ヴェルシピレンさん。
ロボットを使用した腎臓移植のオペを世界で初めて成功させるなど世界屈指の医療大国フランスで…。
エミリーさんは高い技術と経験が必要とされる心臓外科のオペ専門の看護師として患者や医師からも絶大な信頼を得ています。
オペにつく看護師といえば医療ドラマなどでよく見るように医師に道具を渡すサポート役のイメージも強いですが特に視察団が驚いたのは…。
そこには患者の不安を可能な限り減らすために行う知られざる工夫があった。
視察団がやってきたのはオペ室のナースステーション。
おはようございます。
案内役はこのあと手術患者の不安を取り除くための工夫に思わず海外のプロも…。
すばらしいですね。
安心だ。
海外医療大国のナースが外来から手術救命救急の現場まで徹底視察。
『スゴ〜イデスネ!!視察団』。
(奧津さん)はいそうです。
こちらの病院のオペ室は全部で7部屋あり1日およそ25件のオペが行われています。
(奧津さん)そうです。
(奧津さん)診療科患者さんのお名前術式外科執刀医麻酔科の医師予定の時刻あと経過時刻。
あと患者さんが入っているか。
手術室の中に入っているか麻酔がかかっているかだとかいう事が書いてあるのと担当の看護師の名前が入っています。
フランスのエミリーさんの病院では手書きで作ったオペの予定を掲示しているようですが…。
こちらの病院では全てのオペの予定をコンピューター管理。
状況が逐一わかるようモニターに表示しています。
今回は午後1時30分にオペ開始予定の患者イケザキさんにご協力いただき足の手術の様子を視察します。
オペの予定時間は3時間。
担当する看護師は坂本さんと…。
下元さんの2人です。
日本では基本的にオペにつくナースは2名体制になっており1人はメスを渡すなど医師のサポートを中心に動く「器械出し」を担当。
もう1人はオペに合わせて体の向きを変えるなど患者ケアで動く「外回り」を担当します。
オペ前日に行う重要作業。
オペ5分前になりました。
(坂本さん)はい。
(坂本さん)ありがとうございます。
じゃあ左右の足を…。
(坂本さん)はいありがとうございます。
実はオペ前日…。
こちらの病院では患者ケアを担当する外回りのナースがオペ前日に患者と顔合わせの時間を持ちます。
当日の段取りを説明しアレルギーがないか緊張はないかなど確認。
患者の状態を把握し不安を取り除いているのです。
(坂本さん)お願いします。
患者がオペ室へと入ったところでここからは実際の手術の様子をモニタリング。
(奧津さん)こちらが…。

(室内のBGM)
(坂本さん)せきやっぱり出ますねちょっとね。
はい。
実は前日の顔合わせで…。
(奧津さん)ありがとうございます。
看護師がオペ前日に患者から聞き出した情報をもとに麻酔にかかる前までは患者の好みの音楽を流しリラックス出来る状態でオペを開始します。
これによりそっちなんだ。
(坂本さん)アハハハ…!看護師による患者の管理。
ここでナースの動きを見てヨハネスさんが…。
フランスではライトの熱による室温上昇を防ぐためオペ室の温度を低めに設定しているようですが…。
こちらの病院では患者の状態を見ながら看護師が常に室温を調整。
患者の体温が下がりすぎないよう専用のかけ布団などでケアしています。
麻酔がかかると医師がオペしやすいように患者の向きを変えますが…。
看護師がオペ中に確認する事。
オペ開始から2時間が経過。
「ああ血の包帯…」看護師はオペ中ガーゼの重さを量って出血量をチェック。
端末に情報を入力して輸血の必要性を医師が判断出来るようにします。
(奧津さん)そうですね。
オペが予定どおり3時間で無事終了すると患者の麻酔が覚めてからオペ室を退室します。

(坂本さん)今休むところに来てますので…。
術後に病棟へと戻るまでオペ担当の看護師がサポートします。
(坂本さん)グーっと。
はい。
(坂本さん)はいありがとうございます。
(坂本さん)はいありがとうございます。
(坂本さん)はい。
(奧津さん)はいそうですね。
ありがとうございます。
こうして患者のイケザキさんが病棟に戻るまで看護師が付き添いました。
日本の看護師を視察したらオペを受ける患者が不安にならないよう前日に顔合わせの時間を取って丁寧な説明確認を行いオペ中もさまざまなケアをしていた。
更にこのあと入院病棟でナースの夜勤業務から…。
救命救急で活躍するフライトナースまで視察。
果たして海外のプロの反応は?アメリカとは違いますね。
(拍手)もうね手術の時だけじゃなくて前日から。
最後もう術後目が覚めるまでずっとケアしてるというね。
二十歳の頃に鼻の奥の方の手術した時があって前日に「音楽何がいいか?」って聞かれて私は「ユーミンでお願いします」って言ったら…。
そうしたらずっとやっぱユーミンかかってました。
終わるまで。
(ウエンツ)へえ!出川さんもほら腰の手術とかやったと思いますけども。
僕も怖がりだからすごい心配したんだけどナースの人が必ず「大丈夫出川さんそんな怖がらないで」。
「普段の仕事の方がもっと怖い事してるでしょ?」って。
そう言うとああ確かに確かにって…。
必ずそうなる。
さあではここから皆さんの国のナースについて聞いていきたいと思います。
カルロス。
ペルーのナースはどうでしょうか?やはり雇用条件が悪い病院もいてですね…。
それ困るな!
(カルロス)はい。
結構ですね1年に何回かあちらこちらでそういう病院のナースがもっとですね働く環境を改善してほしいっていってですね。
そんな時は患者さんはどうしてるんですか?
(カルロス)えーっとそういう時はストをしてない病院もあるんですね。
だからどこかに運んだりとか…。
日本のナースを徹底視察。
密着24時。
続いては…。
夜勤の看護師は急患対応が大変というイメージもありますが視察団が特に驚いたのは…。
そこには入院生活を送る患者の安全性快適性を守る工夫があった。
視察団がやってきたのは消灯後の入院病棟。
こちらの病院では夜勤の看護師は全部で4名。
16時間の勤務中2時間の休憩を取りながら定期的に病室を見回り担当患者に変化がないかチェックしています。
看護師が毎晩直すもの。

(サニー)「うわすごいな」はい。
患者が夜中にトイレに行く際に暗くて履き物をうまく履けず転倒事故などを起こさぬようベッドから起き上がる位置にそろえているのです。
いいんではないかと思うんですけど…。
日本では最小限の明かりで患者の状態を確認する事で患者の睡眠を妨げないよう配慮しています。
更に看護師の夜勤業務を視察していると…。
ナースコールが鳴りました。
(看護師)はい。
ありがとうございます。

(看護師)失礼します。
50回から100回ぐらい多い時はあるかもしれません。
こうして入院患者をケアし…。
朝8時2分。
出勤する看護師に申し送りをして夜勤の仕事が終わります。
日本のナースを徹底視察。
密着24時。
続いては…。
近年日本各地で導入が進んでいる医師が駆け付ける事による迅速な初期治療の実現や…。
病院への搬送時間の短縮で救命率アップに大きな効果を上げていますが…。
ドクターヘリに医師とともに乗り込むのがフライトナースと呼ばれる看護師です。
そんなフライトナースを視察するためアメリカからもう1人やってきたのは…。
ハーイ。
マイネームイズデニース・ホーバス。
救急専門のナースデニース・ホーバスさん。
世界でもいち早く救急救命にヘリを導入した医療大国アメリカで…。
デニースさんは13年のフライトナース経験を持ち現在も救急救命室に勤務する救急のスペシャリストです。
日本のフライトナースの仕事で視察団が特に驚いたのが…。
そこには一刻を争う中で患者の命を救うための知られざる働きがあった。
日本のナースを徹底視察。
密着24時。
視察団がやってきたのはドクターヘリを配備するこちらの病院。
案内役はフライトナース歴11年救命救急センター師長の野澤さんです。
視察団がまず驚いたのは…。
(比嘉)え?そうじゃないの?デニースさんが驚いたのは働いていたネバダ州ではヘリコプターは病院から離れた運航会社のヘリポートに待機させているため。
日本では都道府県ごとに基地病院と呼ばれる病院がありそこにドクターヘリを待機させ病院からすぐに飛び立てるようにしているのです。
エラストポアが5センチ。
(野澤さん)彼がフライトナースの多田で彼がフライトドクターの石川になります。
こちらの病院では男性6名女性6名計12名のフライトナースが働いています。
救急車みたいな…。
アメリカでは主に救急車と同じように患者をいち早く病院へ搬送する事がヘリを使う主な狙いでナースや救急救命士が同乗しているようですが…。
日本では更にヘリでフライトドクターとフライトナースは普段こちらの病院の救命救急センターで働いており院内で常に携帯している無線に連絡が入ればすぐ飛び立つ準備に入るのです。
(野澤さん)失礼します。
こちらは病院内にある運航対策室。
消防からドクターヘリの要請はこちらに入り着陸場所を決めるなどヘリコプターや消防との連絡係を担います。
消防署からこの日初めて出動要請が入りました。
ドクターとナースが運航対策室へ駆け付け患者の状況を確認。
すぐさま屋上のヘリに向かいます。

(ウエンツ)「2歳ね…」出動要請から2分27秒で離陸。
ドクターヘリは患者のもとへ。
視察団は病院の対策室で視察を続けます。
フライトナースは患者情報を記録していきます。
(パイロット)「間もなく…着陸します」はい…間もなく着了解です。
日本ではドクターヘリが着陸出来るランデブーポイントという場所が消防機関によって決められています。
静岡県東部管内だけでも400以上のポイントがあり救急車は最寄りのランデブーポイントに患者を搬送すればいち早くドクターヘリに患者を引き渡す事が出来るのです。
離陸から20分。
患者が待つポイントに着陸しました。
応急処置のために患者のもとへ向かいます。
急患で運ぶのは頭部打撲の2歳の女の子。
(女の子の泣き声)ナースはヘリの中で患者への点滴を開始します。
(女の子の泣き声)実はヘリコプター内での医師とナースの位置関係にも大きな意味があります。
医師は患者の呼吸循環や意識の状態をチェック出来るよう頭のすぐそばに座り患者の状態を逐一病院に報告します。
対してナースは患者の真横に座る事で全身の状態をチェック。
患者が急変したらすぐ医師に報告出来るようにしているのです。
そして病院への患者の容体が急変。
その時医師フライトナースは…。
日本のナースを徹底視察。
密着24時。
患者を搬送するドクターヘリの到着を病院の対策室で視察団も待ち受けていると…。
ナースが患者の異変に気付きました。
医師は患者の頭部を観察。
ナースは医師の指示のもと鎮静剤を準備します。
ここで医師は容体の更なる悪化に備え子どもに対するより高度な治療が出来る病院に搬送する事を判断。
着陸寸前に進路を変更しました。
15分後病院に着陸。
搬送先のスタッフに引き継ぎます。
治療を受けた2歳の患者は1週間後無事退院する事が出来ました。
日本の看護師を視察したら救急救命室に勤めながらドクターヘリで活躍するフライトナースが医師との緊密な連携で患者の命を守っていた。
更にこのあと地域医療に関わる診療所のナースを視察。
果たして海外のプロの反応は…。
ベリーグッドイエス。
(拍手)まずはね助かってよかったですけれども。
まああの最近ね日本でもこうやってドクターヘリとかねフライトナースっていうのが徐々に増えつつあるという事ですけれども。
比嘉さんはまさにこういう役もね。
役演じましたね。
だからか見てたらすごく私も出動しなきゃと思ってうずうず…。
なんか体がこういう風になっちゃいました。
本当に。
もちろん患者さんをケアしているっていう部分あるんですけどもご家族も安心させているっていうなんか声かけもさすがだなと。
そうですね。
ナースでございます。
皆様も昔は白衣の天使のように大変お美しかったんじゃありませんか?ねえ。
そちらの奥さんなんかモテたんじゃないですか?
(きみまろ)今もモテていらっしゃいますか?お疲れさまでございます。
おそらくね男性にねまあ襲われそうになった事もあるんじゃないですか?ねえ。
あれから40年。
(観客の笑い)
(きみまろ)失礼をいたしました。
(きみまろ)どうぞはい。
早速ねちょっと難しい言葉を聞いてみましょう。
「熱があるみたいなんです」というのはアメリカでなんて言うの?イットシームズアイハブアフィーバー。
イッツシームアイハブアフィーバー?
(セリーナさん)シームズ。
後ろに「s」付けます。
イッツシームズアイハブアフィーバー。
ハブはちょっと「v」の発音がちょっと…。
ハブ。
ハ…ハブ。
(サニー)違う違います。
違いますよ。
めっちゃ今うまく言ってたのにねあえて違うとこいきましたね今。
「病院に連れて行ってください」っていうのはアメリカではなんて言うんですか?テイクミートゥザホスピタルプリーズ。
(きみまろ)うわ…格好いいね。
テイクミートゥザホスピタルプレイス?プリーズ。
(きみまろ)プリーズ。
テイクミートゥザホスピタルプリーズ。
これは全然問題ないですね。
(きみまろ)ちょっと言ってみて。
テイクミートゥザホスピタルプリーズ。
(きみまろ)普段そういう言葉をしゃべってるの?だって病院よく行くもん。
どこが悪かったんですか?
(観客の笑い)こっちを中心に聞きたいと思います。
(観客の笑い)日本のナース密着24時。
続いては…。
実は規模の小さい医療施設診療所の看護師には海外のプロも驚く地域密着型ならではの患者への気遣いがありました。
視察団がやってきたのは神奈川県にあるクリニック。
案内役は看護師歴27年の加藤さんです。
こちらでは主に消化器呼吸器系の病気や生活習慣病などの診察治療を行っています。
大体…。
ドイツでは町の小規模な診療所には看護師がいない場合が多くその代わりに採血やカウンセリングなどで患者をケアするドクターアシスタントという専門のスタッフがいるようですがこちらのクリニックでは合計6名のナースが交代で勤務しており午前8時30分の診療開始から患者を順番にケアしています。
もう慣れた?慣れないよ…。
このあと地域医療ならではの患者への細やかな気遣いに思わず海外のプロも…。
緊張をほぐしているんですよね。
(菊池)同じなんだ。
ここで…。
ドラマ特別企画『ハッピー・リタイアメント』っていうのが明日の夜9時から放送になります。
仕事も家族も失った定年間際の男性佐藤浩市さんが演じる男性がですね再び幸せを取り戻そうと仲間と一緒に勝負に出るという。
ぜひご覧になってください。
よろしくお願いします。
日本のナースを徹底視察。
密着24時。
患者を安心させる看護テクニック。
(看護師)どうぞ。
看護師が患者を処置室に呼びました。
この患者さんは糖尿病のため1カ月ごとの受診で血液検査を行い容体に変化がないかチェックする事が決まっています。
受付の時点でその情報がすぐにわかるため看護師は医師の診察の前に血液を採取します。
(看護師)はいお願いします。
更にこんな気遣いも。
ナースが採取した患者の血液はすぐに専用の機械で検査します。
ヘモグロビンA1c?
(加藤さん)これ6分で出ます。
ヴァレリーさんが驚いたのはアメリカのクリニックにはあまりない血液検査の専用マシンが日本の診療所にあったため。
こちらのクリニックでは血液検査の結果がすぐに出せるようにする事で異常があれば提携している総合病院を紹介。
少しでも早く治療を始められるようにしているのです。
更に患者一人ひとりに寄り添う診療所の看護とは一体…。
えー!そっか。
採血から10分。
診察が始まりました。
おはようございます。
(島村さん)おはようございます。
(ウエンツ)「ちゃんと杖置くのもあるんですね」こちらのクリニックでは看護師は基本的に診察室に入りません。
看護師は患者のケアや検査に専念する事でスムーズな診察を実現しているのです。
日本の看護師を視察したら処置する時に落ち着くよう体にさりげなく触れるなど患者への細やかな気遣いがあった。
(拍手)出川さんも病院は多いけれども…。
俺もやっぱ注射嫌いだから。
でもやっぱ本当日本のナースの人は優しいから。
「出川さん大丈夫大丈夫。
痛くないからね」ってちゃんとやっぱ触ってくれるから…。
触り返しちゃダメです。
(出川)変な意味じゃなく…。
なんのために…。
変な意味ですよ。
そして比嘉さんお知らせが。
(比嘉)はいそうです。
金曜ナイトドラマ『サムライせんせい』が10月23日夜11時15分から毎週金曜日放送されますのでぜひご覧ください。
主演の錦戸亮さんが幕末の侍さんで現代にタイムスリップしてきてまあ世直しをするという侍タイムスリップコメディードラマになっております。
日本のナースに密着した海外のプロたちはこんなところにも驚いていました。
(ヴァレリーさん)髪形制服靴までとてもいいですね。
(岡田さん)まつ毛のエクステンションというのが今ちょっとはやっているんですけど当院は40本40本という事で80本までっていう風に一応ルールで決めています。
これぐらいならわからないよ。
(ヴァレリーさん)ナチュラル。
(ヨハネスさん)看護師一人ひとりがそれぞれの患者に応じたケアをされていてなおかつストレスも与えずに対応していたところにとても感動しました。
2015/10/17(土) 18:56〜20:54
ABCテレビ1
世界が驚いたニッポン!スゴ〜イデスネ!!視察団 2時間スペシャル[字]

海外のナースが日本の看護師を視察!同じ職業でもこんなに違う!?手術専門ナース&フライトナースに密着!日本ならではの工夫とは▼爆笑問題、ウエンツ瑛士、綾小路きみまろ

詳細情報
◇番組内容
同じナースでも日本と海外では違いがあった!アメリカやドイツの看護師が、外来診察・病棟・手術・ヘリ出動など、日本の医療現場における様々な場面を視察!医者のアシストから心のケアまで、多岐にわたる看護師の業務に密着すると、日本ならではの“思いやり”や“心遣い”が詰まっていた!手術前日のナースの仕事とは!?▼フライトナースの出動現場で…▼睡眠を妨げない夜の見回りなど、ナースの秘密に迫る2時間スペシャルです!!
◇出演者
【MC】爆笑問題(太田光・田中裕二)、ウエンツ瑛士
【番組ナビゲーター】綾小路きみまろ
【ゲスト】菊池桃子、比嘉愛未、出川哲朗
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/shisatsudan/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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