こんばんは。
みんなのニュースウィークエンドです。
横浜市の大型マンションの施工不良問題です。
くいの工事を請け負っていた旭化成建材は、きのう、合わせて７０本のくいで、データの改ざんを行っていたことを明らかにしました。
最初に判明したのは、くいが強固な地盤に届いているかを確認するデータの改ざんで、改ざんされていたのは、３８本に上ります。
６本は、実際に強固な地盤に届いておらず、２本は打ち込む深さが不足していました。
そしてきのう、新たにくいの先端部を固める部分に注入するセメントの量を確認する、流量計のデータの改ざんが明らかになりました。
流量計のデータは、４５本が改ざんされていました。
重複しているものを除くと、合わせて７０本のくいでデータに不正があったことになります。
次々と発覚するデータの改ざん。
いずれも同一の施工管理者が関与していました。
昨夜行われた住民説明会。
本日ですね、また別のデータの転用の事実が、私どものほうで、確認いたしました。
全部で４５か所となっております。
えー。
うそやん。
異常ないって、きょう見たら、異常あるじゃないですか！一体、同思っているんですか？社長は仕事、われわれは生活がかかってるんですよ！５０年、ここに住みたかったんですよ！それをあんたらのおかげで、住めなかったんだよ！
改ざんしてもさ、安全性があるっていうのは、どういうことなんだ、一体。
あのー、これはですね、設計に入るときの、余力があるときに。
いいよ、基礎をちゃんと戻せ。
はい、分かりました。
昨夜、明らかになったのは、流量計のデータの改ざん。
これは、くい打ちの際、先端部を固めるために、注入するセメントの量を確認するものだ。
４棟あるマンション群のうち、傾きが確認されている西棟では４本、南棟で５本、中央棟で３６本の、合わせて４５本で、データの改ざんや転用が判明した。
昨夜、初めて住民説明会に出席した、旭化成建材の前田社長。
くい打ちデータの改ざんは単なるミスではなく、くいが未到達だったことを隠そうとしていた可能性が高いと述べ、施工管理者が意図的に偽装した可能性を示唆した。
改ざんをしたのは、ほぼ１人だと思っております。
資料をまとめるというのは、１人、基本的には１人でございます。
なんらかの意図的な施工不良なり、ある程度、分かってたというふうなことで、なんらかの操作をしたのではないかと判断したということですね。
データが偽装されたくいの工事を担当していたのは２人。
機械のオペレーターと施工管理者。
施工管理者は、勤務およそ１５年のベテラン社員だったという。
いずれも同一人物が関与していた今回の問題。
この施工管理者に対し、すでに２２時間のヒアリングを行っているが、なぜ記録を改ざんしたのかについては、覚えていないの一点張りだという。
１人の責任ではないですよね。
その方に集中した形で今、話がいっているかもしれないんですけど、決して１人の責任ではなくて、その周りにはたくさんの方がいて、判断をしてますし、その方１人がやって、すべてを誰も知らないことはないですから、もっと、やっぱり大きな中での責任と考えられますね。
チェック体制というのはかなりマニュアル化されていて出来上がっていて、よくできているところは、やっぱりあるんですね。
だけど、それを、あとは使うかどうかっていうのが問題で、それをちゃんとやっているかどうか。
相次ぐ不正発覚。
住民からは、安全性に対する不信感や、これからの生活に対する不安の声が相次いでいる。
例の事件があったじゃないですか。
ああいう問題は、まず起きないですよという、そういう説明は受けましたんで、逆に大手だし、安心して買ったんですけどね。
もう引っ越してもいいのかなとかっていう話は、主人としてたんですけど。
せっかくお友達が出来たのに、学区が変わると大変っていうのとか、すごい気に入っているので、子どももね。
全棟建て替えになれば、住めなくなるわけで、子どもがいたりだとか、ご年配の方がいらっしゃったりとか、いろんなケースがありますので、どれが最善なのかというのは、正直分からないですけれども、やっぱり出ていかなきゃいけないというケースも、いろんな人の場合には、あると思うんですね。
一連の事態を受け、旭化成は、旭化成建材が、くいの工事を請け負った全国のマンションや、商業施設およそ３０００棟について、月内にも所在地など、都道府県別の概要を公表する方針だ。
しかし、旭化成建材は、問題の施工管理者が作業に携わった建物が、ほかにどれだけあるかについては、現在、調査中としている。
確かに住民の方にとっては、通勤や通学など、築いてきたコミュニティで日常生活があるので、今後、建て替えか補強工事か、あるいは、引っ越すのか、住み続けるのかなど、悩ましい選択を迫られそうです。
そして、なぜ今回のようなことが起きたのか、恒常的に行われていたことなのかなど、まずは会社側が明らかにすることが先決です。
ノーベル医学・生理学賞の受賞が決定した、北里大学の大村智特別栄誉教授が、故郷の山梨県韮崎市で取材に応じ、いい所に育ったなどと、地元への思いを語りました。
自身の設立した美術館で取材に応じた大村教授。
教授が姿を現すと、居合わせた観光客から拍手が沸き起こりました。
本当、市民の皆様、ありがとうございます。
ここはですね、風光明媚といいますか、まさに、こんなに美しい場所っていうのは、そう世界中、私、歩きましてもないんですね。
それを韮崎の皆さん、ぜひ自覚してほしいと思います。
このあと、大村教授はサインを求められ、観光客らに取り囲まれる場面もありました。
緊張したんですけど、もらえてよかったです。
また、ノーベル物理学賞の受賞が決まった、東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長は、東京大学のイベントであいさつしました。
非常に優秀な東京大学の若い力、これを結集して、今回、このような受賞の仕事ができた。
梶田教授は、スーパーカミオカンデでの実験について、東大の総合力があったから実現できたと、感謝のことばを述べました。
中国寄りとの疑念を払拭できたのでしょうか。
１６日行われた米韓首脳会談で、アメリカ、オバマ大統領と韓国のパク・クネ大統領は、北朝鮮問題での連携強化で一致しましたが、対中国では、立場の違いもかいま見えました。
アメリカでは、中国での戦勝パレードに出席したパク大統領に対し、中国寄りとの疑念も出ており、パク大統領は今回の会談で、火消しに躍起となった印象です。
会談で両首脳は、北朝鮮に最高度の緊急性と、確固たる意志で対処するとの共同声明を採択し、来月の日中韓首脳会談が、前進へのさらなる一歩になるとの認識で一致しました。
また記者会見でパク大統領は、日中韓会談は、２国間関係の改善にも寄与すると言及し、日韓関係改善を望むアメリカへの配慮をにじませました。
アメリカとの溝を深めたくないパク大統領は、中国の戦勝パレード参加も、北朝鮮の核が地域の発展を妨げるとのメッセージを発信するためだったと、釈明に終始しました。
オバマ大統領は一定の理解を示しましたが、中国が国際法を破ったら、韓国も声を上げてほしいと、くぎを刺したことに、アメリカの警戒感が表れています。
けさ、大阪市阿倍野区で、警察官の事情聴取を受けていた男が、車をパトカーにぶつけて逃げようとしたため、警察官が拳銃を１発発砲しました。
男はそのまま逃走しています。
午前６時１０分ごろ、大阪市阿倍野区にあるファミリーレストランの駐車場で、包丁を持った男が暴れていると、警察に通報がありました。
現場には２人の男がいて、警察官が事情を聴いていたところ、そのうち１人が車に乗り込み、パトカーに２回ぶつけて、逃げようとしました。
その際、警察官が止まれ、撃つぞと警告したものの、止まらなかったため、車の左前輪辺りに向けて、拳銃を１発発砲しましたが、車はそのまま逃げました。
男は４０代から５０代ぐらい、身長およそ１７０センチで、丸刈りで小太りだったということです。
警察はもう１人の男から事情を聴くとともに、殺人未遂などの疑いで捜査しています。
およそ１００年ぶりに改修工事が行われている、青森県弘前市の弘前城で、重さ４００トンの天守閣が、仮設の天守台への移動を終えました。
弘前城では、石垣の修理に伴い、天守を解体せずに、およそ８０メートル離れた仮設の天守台に移動させる、曳き屋工事が２か月にわたり行われてきました。
きょうは、朝から最後の４．３メートルを水平移動させる作業が行われ、およそ２時間後に完了すると、訪れた市民や観光客から、大きな拍手が湧きました。
続いてはスポーツ、永島さんです。
こんばんは。
まずは大一番を迎えた、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズです。
早速、決戦直前の様子をお伝えします。
田中さん。
熱を帯びる神宮球場です。
クライマックスシリーズファイナルステージ第４戦、ヤクルト対巨人。
プレーボール直前となりました。
きのうは雨の降る中、激闘を制して、日本シリーズ進出へ王手をかけた真中ヤクルトが今夜、決めるんでしょうか、それとも、原巨人が意地を見せるんでしょうか。
さあ、ゲストの山本昌さん、今夜のポイントは、どこになるでしょうか？
川端選手がすごく出塁率が高いので、山田選手、畠山選手、この２人が鍵になると思います。
タイトルホルダーの３人が、いかに巨人が抑えていくか、また、この３人が打つかですね。
そして片岡さん、一方の巨人ですが、逆転日本シリーズに向けては、勝つしかありません。
もう負けられないですからね。
とにかくこのシリーズ好調の阿部選手の前に、いかに、ランナーをためれるかですね。
そうですね。
阿部選手は１２打数９安打、大当たりです。
両監督の采配にも、注目が集まります。
ヤクルトが１４年ぶり日本シリーズ進出を決めるか、それとも巨人が待ったをかけるのか。
クライマックスシリーズ最終決戦、今夜７時から生中継いたします。
車いすバスケットボールのアジア・オセアニア選手権で、日本男子は３位決定戦に勝ち、リオデジャネイロパラリンピックの出場権を獲得しました。
ライバル、韓国との大一番。
日本は去年の世界選手権と、アジアパラ競技大会で敗れていますが、序盤は互角の試合展開を見せます。
後半の第３クオーターからは、疲れの見える韓国に対し、素早いパス回しで、速攻で連続ポイントを重ねます。
キャプテンの藤本と海外チームでプレーした経験を持つ香西の２人が、合わせて５０得点を挙げる大活躍。
８０対５６の大差で韓国を破りました。
日本は１１大会連続、１２度目のパラリンピック出場です。
すごい歓声の中、すごい注目を浴びながら、期待を力に変えてやれたと思いますし、一番の目標にしていたリオに行くっていうところが達成できたので、よかったなと思います。
サッカーのドイツブンデスリーガで、ドルトムントの香川とマインツの武藤が、日本人対決、実現しました。
ともに先発出場を果たした香川と武藤は、ドイツで初の顔合わせ。
まず見せ場を作ったのは、マインツの武藤でした。
前半６分、左からのクロスを、武藤が難しい体勢から、かかとで押し込もうとしますが、キーパーにはじかれて、先制を逃してしまいます。
さらに武藤は後半に入っても、ゴール前でボールを受け、シュートを放ちますが、これもまたキーパーに阻まれ、得点することができません。
一方、ドルトムント、香川にもチャンスが訪れます。
縦パスを受け、見事なトラップからループ気味のシュートを放ちますが、左にそれてしまい、こちらも得点を挙げることができません。
結局、試合はドルトムントが２対０で快勝。
初の香川・武藤対決は、ゴールはなかったものの、香川のドルトムントに軍配が上がりました。
以上、スポーツでした。
うそのクレーム電話は、２万５０００回に及んでいました。
ケーキに髪の毛が入っていたなどと、洋菓子店にうその電話をかけ、現金などをだまし取った疑いで、兵庫県伊丹市の小野谷知子容疑者が再逮捕されました。
小野谷容疑者はおととし秋から、およそ２万５０００回、うその電話をかけ、５００回ほど現金などをだまし取ったと供述しています。
きょう未明、山口県下関市の沖合で、パナマ船籍のタンカーと日本のタンカー、第２和光丸が衝突しました。
けが人はいませんでしたが、第２和光丸からは大量の油が流出し、除去作業が行われました。
国は、船舶事故調査官２人を派遣し、事故の原因を調べています。
今月１０日、成田空港や中部国際空港のホームページが一時、閲覧できなくなった問題で、国際的なハッカー集団、アノニマスを名乗る人物が、ツイッター上に犯行声明と見られる書き込みをしていたことが分かりました。
千葉県警などは、連続ハッカー攻撃の疑いもあると見て、調べています。
きのう、沖縄県読谷村の海岸で、
「ケーキに髪の毛が入っていた」などと洋菓子店に嘘の電話をかけ、店から現金などをだまし取った疑いで女が再逮捕されました。
女は「２万５０００回嘘の電話をかけた」と供述しています。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、兵庫県伊丹市に住む小野谷知子容疑者
（４５）です。
小野谷容疑者は先月、京都市などの洋菓子店に電話をかけ、「バースデーケーキに髪の毛が入っていた」などと嘘を言って返金を要求し、現金書留で送らせた現金およそ１万３０００円などをだましとった疑いが持たれています。
小野谷容疑者は容疑を認めています。
また小野谷容疑者は警察の調べに対しておととし秋から先月、逮捕されるまでの間に全国各地におよそ２万５０００回、嘘の電話をかけ、５００回ほどにわたっておよそ６０万円の現金などをだまし取ったと供述しています。
ことし７月、神戸市北区の有馬温泉の近くを流れる川で見つかった男性の下半身だけの遺体について、身元がまだ特定されていないことから警察が情報提供を呼びかけています。
有馬温泉駅ではきょう、警察が情報提供を求め、男性の遺体の特徴を載せたビラを配りました。
下半身だけの遺体はことし７月、神戸市北区有馬町の有馬川で見つかりました。
警察は事件と事故の両面で捜査していますが、男性の身元はいまだ分かっていません。
男性は６０代から７０代、身長は１７０センチくらいとみられ、ベージュ色の作業ズボンに白っぽいブリーフを履いていたということで、警察が情報の提供を求めています
兵庫県警の機動隊員２人が相次いで自殺を図った問題で、意識不明になっていた２４歳の男性巡査がおととい病院で死亡していたことが分かりました。
機動隊に所属する２４歳の男性巡査は今月６日、神戸市須磨区の独身寮で首を吊っているのが見つかりました。
巡査は病院に運ばれ意識不明の状態が続いていましたが、おととい夜死亡が確認されたということです。
先月には同じ分隊に所属する２３歳の男性巡査が、別の部屋で自殺を図り死亡していました。
２人は遺書のようなメモを残していて、先月死亡した男性巡査のメモには上司などへの不満のような内容が書かれていました。
警察は分隊内でいじめなどがなかったか調べています。
大阪府門真市では秋の全国地域安全運動の取り組みとして地元の中学生や高校生が「自分たちにできる防犯活動」について発表しました。
門真市できょう開かれたイベントには２００人以上が参加しました。
警察の調査によると門真市は人口１０万人あたりの犯罪の件数を表す「犯罪率」が大阪府内の市町村でワーストです。
きょうのイベントでは地元の中学生や高校生が街に潜む危険を考え、犯罪や事故に巻き込まれないよう自分たちにできる防犯活動を発表しました。
警察は「家庭でも自分の身を守る方法を話し合ってほしい」と呼びかけています。
「上方芸能を盛り上げよう」と大阪で子供たちが能面作りを体験できる珍しいイベントが行われました。
このイベントは能舞台を運営している山本能楽堂などが手がけました。
能面作りを通して、子供たちに「能」に興味を持ってもらうことが目的です。
能面ははっきりとした表情を持たないものの、舞台では様々な感情を伝えます。
子供たちもオリジナルの表情の能面作りに挑戦しました。
イベントの最後には笑顔で記念撮影。
能面作りを通して、親子の絆も深まったようです。
滋賀県彦根市ではきょう、全国各地のご当地キャラクターが集まるイベントが始まりました。
「ひこにゃん」の故郷彦根市で始まった「ご当地キャラ博」。
７年前から毎年開かれています。
ことしは全国から２００を超えるご当地キャラが集まり、「ねば〜る君」などユニークなキャラクターが会場をにぎわせています。
この「ご当地キャラ博」は、あすも開かれます。
（杏樹）今夜の『ＭＵＳＩＣＦＡＩＲ』は１２年ぶりの出演。
2015/10/17(土) 17:30〜18:00
関西テレビ１
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