ロマンとミステリーにあふれる場所それは遺跡。
今夜からスタートする「シリーズアジア巨大遺跡」では4回にわたって遺跡の謎と秘められたアジアの叡智を探ります。
ナビゲーターは歴史大好き歴女としても有名な杏さん。
さあ一緒に巨大遺跡を巡る旅を始めましょう。
まず訪れたのはカンボジア。
ジャングルの奥には何があるんでしょうか杏さん。
いろんな動物とか鳥とか虫の声が聞こえてきてまさに密林に来たっていう感じがします。
見えてきました巨大遺跡。
アンコール・ワットです。
12世紀に建てられた世界最大の石造寺院。
面積は南北1.3キロ東西1.5キロにもなります。
石材の総重量は推定200万トン以上。
接着剤など一切使用せずに造ったというから驚きですよね。
(杏)建立された当時の風景を思い浮かべるとどんなふうに使われてたんだろうなというふうに思うしいろいろ考えてしまいます。
施されたレリーフからも高度な技術がうかがえますがどんな文明だったのか詳しく調査する事はこれまでできませんでした。
遺跡に深〜く絡みつくジャングルの木々。
こうしたジャングルが人の手による調査を阻み続けてきたのです。
しかし今最新の科学は新たな調査を可能にしました。
上空から木々を通り抜けるレーザーを発射。
地面の凹凸を数センチの精度で割り出します。
すると…。
ジャングルの下に巨大都市が見えてきたのです。
推定人口はなんと100万近く。
かつてこの地で栄えやがて樹木にのみ込まれていった謎の文明。
最新のテクノロジーが古の巨大都市を現代によみがえらせます。
消え去った文明があれば今も受け継がれている文明もあります。
アジア最後のフロンティアと呼ばれるミャンマー。
わ〜すごい。
バガン遺跡です。
立ち並ぶ3,000近くもの宗教建造物。
多くが11世紀から13世紀に造られました。
(杏)なぜこのようにたくさん造ったのかなっていうのはすごい気になります。
ちょっと分かんない感じがします。
確かに不思議ですよね〜。
実は最新の研究から多くの宗教建造物を建てたのは時の権力者ではなくごく普通の民衆だった事が分かってきました。
なぜ民衆が財をなげうち宗教建造物を築いたのでしょうか。
そこには1,000年前から今につながる貧富の差を少なくする驚きのシステムがありました。
一体どんなシステムなのかう〜んとっても気になります。
杏さんと共に行く「シリーズアジア巨大遺跡」。
これは大きい。
今日と明日2夜連続で古の世界を旅してみませんか?2015/10/17(土) 09:55〜10:00
NHK総合1・神戸
Nスペ5min. アジア巨大遺跡▽第1集 アンコール遺跡群・第2集 バガン遺跡[字]
多忙な人向けにNHKスペシャルを5分に凝縮。シリーズ「アジア巨大遺跡」…数千年、あるいは1万年以上昔から花開いてきた文化や文明。その謎を追う。ナビゲーター 杏
詳細情報
番組内容
多くの視聴者から高い評価を得ているNHKスペシャルを多忙な人向けに番組の魅力を5分に凝縮。アジア巨大遺跡、第1集の舞台はカンボジアの密林に眠る世界遺産アンコール遺跡群。そこにどんな文明が栄えていたのか、真相は謎に包まれてきた。当時の記録の多くが消失してしまったためだ。第2集はおよそ1000年前に栄えたミャンマー初の統一王朝・バガン。その都のあった場所には今も3000もの仏塔や寺院が林立している。
出演者
【語り】小山径
ジャンル :
ニュース/報道 – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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