(阿川)おはようございます。
ふふっ!今日のゲストは田原俊彦さんです!
(コロッケ・田原俊彦のモノマネ)どうもこんにちは田原俊彦です。
(スタッフ)あははっ!・ウォ〜!
(「抱きしめてTONIGHT」)・ウォ〜!
(スタッフ)あははっ!・悩み事は…・なんにもない!あははっ!どうもこんにちは田原俊彦です。
パチパチパチ…
(拍手)こんな近くですみませんぜいたくに〜。
いえいえ何をおっしゃいます。
改めましてご紹介させていただきます。
コロッケさんでございます!はい。
もう待ちに待っておりました。
ありがとうございます。
僕もうれしいです。
ほんと?はい。
レパートリーどれぐらいあるんですか?今全部で変なの入れると300ちょっと。
変なのって何?えっ鶏とか。
あっ鶏とか犬とかそういうのも入れると300ちょっと!?
(コロッケ)そうですね。
鶏は一応知ってる中では僕がたぶん世界一だと思ってますんで。
鶏が?はい。
あの首の動きなんです。
あっはいはい。
首の動き。
いいですか?鶏が人を見ておびえるところ。
いきますよ。
ふふふっ!
(スタッフ)あははっ!ええ。
鳴き声はあえて最近やっておりません。
(一同)あははっ!
(ナレーション)今日のゲストは…。
20歳のときオーディション番組…。
・いつものように幕が開き・恋の歌うたう私華々しいデビューを果たしたもののそのものまね人生は実は挫折の連続でした。
「ものまね四天王」の一角として絶大な人気を得ましたが…。
32歳でその後まったく仕事がない時期もありましたがそれをバネに「ロボット五木ひろし」など新境地を開拓。
ウィーンウィーンガシャン!
(機械音)
(観客たち)あははっ!
(五木ひろしのモノマネ)・涙の挫折するたびに進化を遂げよみがえってきたコロッケさん。
ぼそっととかって言われて。
昔のロボットはウィ〜ンウィ〜ンウィ〜ン。
これでよかったんですね。
で今のロボットはこっから入るとしたらウィ〜ンウィンキュ〜ン…。
ゆっくりこうぐっとね。
今日はコロッケさんが誰にもまねできない「不屈のものまね魂」をサワコに語ります。
今年デビュー35周年でいらっしゃるそうで。
もうありがたいことに。
人に迷惑をかけて35年…。
いやいやいやいや。
殺されもせず。
ほんとに。
あの〜最近の方とか新しいネタもやっぱりやるんですね。
そうするとあの…またそこで敵が増えるわけですね。
敵がね。
ふふふっ!毎年敵が増えておりますんで。
どんどん敵だらけ?ええもうず〜っとです。
コロッケさんご自身は35年この道ひと筋でやってきて人に迷惑かけ続けてどんな気持ちですか?ふふっもうひと言でいいですか?はい。
大変申し訳ございません。
あははっ!もうそれしかない。
あははっ!2曲選んでいただいてるという音楽を…。
(コロッケ)はい。
今でも記憶に残っている曲1曲目というのはなんですか?郷ひろみさんの「よろしく哀愁」という曲を僕初めて声まねで中学校のときにやったのが…。
生まれて初めてまねってものをやったとき?はい。
僕ものまねを始めた動機がモテたくて始めたんですね。
モテなかったんですか?なんかあの〜ちょっと湿気のあるようなタイプで。
湿気?じめ〜っとしたような。
暗いんですか?暗かったですね。
あんまり人と話ができないタイプ。
で修学旅行でその僕の好きな人が郷ひろみさんとかのファンででその隠れてバスの中で…。
(郷ひろみのモノマネ)・もっと素直に僕のってまじめに。
そしたら…。
みんなの見えない所で隠れてやったの?そしたら「今の誰?誰?」って大騒ぎになったんですよ。
やった〜!と思って。
でそのときに僕の同級生が「瀧川瀧川!」って言ったら「ああ…」みたいな。
盛り上がったあとに地獄に落ちるっていう。
あははっ!イエ〜イ!いい歌ですね〜。
いいですね。
「会えない時間が愛育てるのさ」。
たまんないっすよね。
ほんとにね。
今会えないと「どこにいたの?」って怒られますからね。
(一同)あははっ!でもこの「よろしく哀愁」を学校でやってみようと…。
なんかお姉様が結構ものまねが上手だった…。
もううちの姉がすごかったです。
学校で人気者でで1つ違いなんで1つ上なんですね。
1つ違いのお姉ちゃんなんだ。
ということはうちの姉ちゃんがいる間は僕ができないわけです。
僕よりものまねはるかにうまいですから。
へえ〜。
卒業してからやりだしました。
だから中学3年なんですか!そうなんですよ。
いなくなったぞっていうタイミングに。
今だ!みたいな。
はい。
世代交代。
はい。
でいろいろやりだしてそこでなんかこう自分をアピールできたんでまあそういう意味ではすごいうれしかったというか。
はあ〜。
そのころは要するに声まねをしてらしたわけでしょ?僕はその郷さんだけであとはもう形だけですね。
あの〜もう形態模写ですね。
あっそれ歌のまねじゃなくて…。
はい。
歌が入ってる曲で…だから今で言うエアものまね。
あっそうかそうか。
レコードかけながら歌ってるような顔をするっていう。
もういかにも歌ってるように歌うっていう。
まねをするっていうはい。
それ独学で勉強したんですか?そうですね。
ほう〜。
いろいろ…ブルース・リーのこうやって奇声とか「アチョ〜!」とかっていう…。
「薬局はどっち?」って言ったら「アッチ〜!」とかねそういう。
あははっ!楽しいなこんなのがクラスに一人いたら。
(妻)あなたには小さくない?
(夫)いやこれぐらいがちょうどいいんだよ。
だいぶ慣れてきたぞ。
意外とできるのね。
(ナレーター)そんなニッポンの暮らしに耳を傾けたら新しい家電が見えてきました。
和食の厳選レシピが50種類選べるレンジ。
2人分でもかまど炊きの美味しさに炊き上げる小さな炊飯器。
どう?なかなかのもんだろう。
ふふっご自分でおっしゃるんですね。
これからの日々に上質を。
パナソニック「Jコンセプト」ちょっとコロッケさんはねこの35年でものすごい進化を遂げていらっしゃいます。
あははっ!ありがとうございます。
まあそうですね。
その変遷を今日ちょっとたどっていただきたいと…。
ほんとですか?うれしいです。
ちょっとまとめたんで。
で10代ね。
これは熊本で…。
そうです。
もう自分で営業してたってことですね。
(コロッケ)そうですね。
そのスナックとかショーパブとか遊びに行ってやってでまあ最初は変な顔されるんですけど1回やると皆さん「今度はいつ来るの?」っていうふうに。
じゃあちゃんと仕事になった…。
お金はもらってないんですよ。
チップをもらったり。
あっチップをもらって。
そうですね。
でもやっぱり自分の才能がどんどんどんどん認められるようになったみたいな感じででそのときにここに「挫折」っていうのがあるんですけどこれは何があったんですか?あの〜ちょうど初めて僕東京に知人を頼って出てって…。
あっこれで気をよくして東京に出てきた?出てきたんですよ。
そのときにちょうどあるラジオ番組でタモリさんと赤塚不二夫さんと所ジョージさんがやってるラジオ番組があったんですよ。
要は知り合いの知り合いの方でちょっと面白い変な子がいるから見てもらえないかということでラジオが終わってから。
あっもうちょっとなんか個人的オーディションみたいな感じで田舎から来たんだけどこの子ちょっと見てもらえない?っていう。
その熊本でやってた形態模写を見せて。
でそのころはまだふざけてないんですよ。
まじめにやってるんですね。
はい。
もうそのもの。
そうですそうです。
そしたら…所さんの言ったひと言をすごい覚えてるんですけどぼそっと所さんが…。
「
(所ジョージのモノマネ)似てるけど面白くないね」とかって言われて。
「面白くないね」っていうことがもうすごいショックを受けてで一回また熊本に帰りまして。
帰るんですか?はい。
もう東京じゃ通じない。
通用しないんだこのぐらいじゃ。
はい。
でまたそのメンバーがすごいじゃないですか。
そうね〜。
ですから見ていただいたことがありがたくて。
でそのあと一回帰ってでまた19の終わりに出てきたんです。
その間何したんですか?熊本の夜のショーパブでちょっとネタを作ってました。
自分で。
もうそれもただのまねるまねじゃないんですねやっぱり。
なんかアレンジ付けてるんですね。
ちょっとちあきなおみさんもバタバタ走ったりとかちょっと動きが気持ち悪い感じの。
(スタッフ)あははっ!あははっ!それでそれがうけて…。
でそれを受け止めて東京に出ていってであの〜「お笑いスター誕生!!」っていう番組に出て。
でちょうど審査員でタモリさんがいらっしゃったんです。
「お笑いスター誕生!!」に出ることができたんですか。
(コロッケ)はい。
オーディションを受けまして。
タモリさんに覚えていただいてて。
(阿川・スタジオ)あっその…。
(コロッケスタジオ)前に見たのを。
(阿川・スタジオ)「似てるけど面白くないね」のときに立ち会ってた。
(コロッケスタジオ)ええ。
「ちょっと面白くなったね」っていう。
(阿川・スタジオ)おっしゃったの!?「気持ち悪いけど」って言われましたけど。
(一同)あははっ!はい。
で「スタ誕」ではテレビ出てそれからどうなったんですか?
(コロッケ)あの〜声ができないと振りまねだけだとやっぱ仕事が減ってくるんですよ。
あぁ〜最初テレビ出たことが影響でバァ〜っと仕事が来ても?来ます。
だんだん減るんですか?でもほんと1〜2年もう2年たたないうちにだんだんだんだんもう激減するんですねすごい勢いで。
パタパタパタっとなくなるんですか。
自分の中ではどうしていいか分からないわけですよ。
これはやばいと思ってで声帯模写を声をいろいろ練習して覚えて。
どうしたんですか?声まねって「よろしく哀愁」の頃は…中学の頃はあれだけど。
(コロッケ)ですからこのどういう声で歌うかっていうのを自分の中でこういろいろこう「あっあっあっああぁ…」ってこう探していくんですね。
ん?志村けんさんの声も…志村さんの声っていうのはこう「ああ〜ああ〜」っていうよりたぶん「あっあっあっあぁ〜あっあっ」ってここがいちばんいいんです。
「あっあっあっあぁ〜」。
「あぁ〜」。
「あぁ〜」でこれひっくり返すんですね。
「あぁ〜あ〜あぁ〜あ〜」。
「あぁ〜あ〜」?「あぁ〜あ〜あぁ〜あ〜」。
でこれを練習してこう「あたいが志村だよ」って言うとしたら。
「
(志村けんのモノマネ)あぁ〜あ〜あたいが…あたいが志村だよ。
あたいが」ってこういうふうに。
そういうふうに練習をしてって。
音程を探すんですか?まず。
そうです。
音程の違いでいけば淡谷のり子さんとジャイアント馬場さんは発声が一緒なんですよ。
えっ!?ですからあの〜淡谷のり子さんああ〜ジャイアント馬場さんからいくと…。
「
(ジャイアント馬場のモノマネ)あっどうも…どうもジャイアント馬場です」。
ふぁふぁ…。
(ジャイアント馬場のモノマネ)ジャイアント馬場。
そうそうそう…。
これ上げていく。
ふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁ…。
(淡谷のり子のモノマネ)ここ。
あははっ!
(淡谷のり子のモノマネ)淡谷です。
「ここ」だけで淡谷のり子になっちゃうのがすごい!まあそういうのをいろいろ自分の中で練習して見つけて…。
(妻)あなたには小さくない?
(夫)いやこれぐらいがちょうどいいんだよ。
(ナレーター)そんなニッポンの暮らしに耳を傾けたら新しい家電が見えてきました。
2人分でもかまど炊きの美味しさに炊き上げる小さな炊飯器。
これからの日々に上質を。
パナソニック「Jコンセプト」
(ナレーター)水まわりは水族館の水槽にも使われる素材を使用。
汚れをはじくからサッと拭くだけ。
トイレは泡で自動洗浄します。
(ママ)おそうじ完了。
(娘)ラクチンだね!ショウルームへどうぞ。
(ナレーター)たとえ太陽や土がなくても照明空調ネットワーク技術によって鮮度が長持ちする野菜を高速で栽培していく。
世界中に安定した食環境をつくる新しい農業のカタチです。
でここで「ものまね王座決定戦」というあの〜非常に記憶も新しいというか。
(コロッケ)はい。
四天王と呼ばれた…。
時代が来るわけですよね。
(コロッケ)そのときにコロッケを覚えていただいたっていう方がやっぱ強いですよね。
ああそうですか。
もういちばん視聴率もよかった頃ですから。
じゃあねえ四天王と言われた頃に相当自信がついてきたというかもうこの世界で大丈夫っていうんですか…。
食べていけるとは思いましたけど。
これまたすぐ終わると思ってます。
すぐ終わると思ってたんですか?もうこの…。
その前があるんで。
でそうするとまたすぐ終わったんですか?もう自分でやめました。
「ものまね王座決定戦」をやめられたっていうお話はありましたけど。
これはどうして?
(コロッケ)あの〜エンターテインメント性を自分でつくりたくて。
番組でものまねやるのは1分ぐらいしか時間がもらえないんですね。
そんなに短かったんですか。
そうですあれ全部。
やっぱ3分から5分欲しくてでやりたいことをやれる場所がやっぱり欲しかったのとやっぱ考えてることとまあ番組としての方向性みたいなものとかも違うのでやめました。
それトラブってっていうか。
だってやめさせたくないでしょ番組側は。
まあそうですね。
僕もでも意外と顔の割には頑固なんで。
意外とほんと肥後もっこす。
熊本なんで。
ああ〜そうだ。
まあいろんな意味でいろんな方に迷惑をそのときはすごいおかけしましたしあれですけどでもやっぱり自分のエンターテインメントをつくりたいと思って。
だから2年間ものまね番組に出なかったですねそのときは。
自分から出なかったんですか?出なかったです。
それはやっぱり自分なりにですけどもまあ筋を通すというか礼儀を通したい気持ちもあってほかのものまねという番組には出なかったですね。
だってもう結婚してらした?してましたはい。
お子さんもいらしたんですか?いました。
はい。
お父ちゃんいいけど子供のミルク代とか…。
(コロッケ)いやいやあの〜スナックとかまわってました。
あっスナックなんかで稼いで。
スナック営業ですよねまあ通常でいうはい。
2年。
でもそのここでさっきおっしゃってたこのエンターテインメント性を見いだしちゃったんですか?
(コロッケ)はい。
あの〜もともとその…僕ダンスが好きなのでものまねにダンスを取り入れたりしたいと思ってたんですね。
でそれはまあものまねはものまねだからそこまでやらなくていいんじゃない?みたいなのもあるわけですね。
もっと普通でいいんだよって。
ちょっと面白いことやればって。
で僕はちょっと違うと。
であとダンスの中にもロボットとかいろんなのがありますからそういうのもちょっと入れたい。
もうこのころロボットの発案はあったんですか?
(コロッケ)「ロボコップ」の映画を見たときにこれが誰かだったらなって最初思ったのが…最初に出てきたのが五木さんだったんですね。
すみません。
(阿川・スタジオ)あははっ!
(コロッケスタジオ)なんで五木さんか僕も分からないんですけど。
(阿川・スタジオ)ひらめいたんですか?
(コロッケスタジオ)五木さんが悪い人をやっつけていくんですよ。
ああ〜。
ロボコップで警官ですから。
ふふふっ!そうするとこの中はふふふっ…。
ここの中は五木さんなんですよ。
あははっ!で五木さんがキ〜ンガシャンキ〜ンガシャンキンド〜ンってやってウィ〜ンウィンウィ〜ンってやっつけていくんですね。
パトカーから降りてきたりとかして。
そうするともう僕の中ではロボコップが全部五木さんにしかもう見えないわけです。
そうするともうあっ五木さんのロボットができないかなと。
であの〜ロボットの動きもそのころの動きとまた今の動きと全然違うんですけどこの…昔のロボットの動きをそのころはやってるんですよ。
ああ〜あの五木さんロボットはね。
そうです。
あの〜ですからこっからこっち動くのにあの…昔のロボットはウィ〜ンウィ〜ンウィ〜ン。
これでよかったんですね。
で今のロボットは今度は逆にCGの動きになってるんですよ。
へえ〜。
動くときに揺らぎが入るんです。
こっから入るとしたらウィ〜ンウィンキュ〜ン…。
ゆっくりこうぐっとね。
そうすると今皆さんが映画とかビデオとかで見慣れた動きに見えるよりリアルな…。
研究熱心!はい。
だから自分の中でもやっているなかで進化系をやっぱり入れていかないと…。
まあものまねでもこう最初の頃と今と違うとか。
だからロボットでも最初にやったのと今とは違う…。
今のは全部その動きを全部入れてやってるんで。
なるほど。
あっそういえばこれ伺っていいのかどうか…。
耳も…。
(コロッケ)はい右耳ですね。
ちょっと聴こえにくくてらっしゃるんですって?そうですね。
それはちっちゃい頃…。
真珠腫っていう中耳炎があるんですけど。
真珠のちっちゃい粒みたいなのが耳の中にいっぱい出来てそれが骨を溶かしていくんですよ。
ええ〜っ!?小学校のときに中耳炎でそれほったらかしといてちょっと家があの〜貧乏だったんでなかなかお金がなかったんで病院に行くっていうことがお母さんに言えなくて。
でそのままほったらかしてたらひどくなって…。
悪化しちゃったの?そうです。
もう耳鳴りが出てそれでもうほんとに痛くなってどうしようもなくなって病院に行ったらもう即手術で。
でもそのときにはもうちょっと手遅れだったんで。
ええ…。
まあでも僕の中では逆にそのことがこの想像性を膨らませる一つの方向性になってるんですね。
えっなんですか?
(コロッケ)あの〜ちょっと変な言い方しますけど目で聴く耳で見るっていう。
「目で聴く」。
そうです。
ですから目で見たものは聴こえなくとも想像できますよね音を。
ああ〜なるほど。
この人はこういう声かもしれないこんな人かもしれない性格はこうかもしれない。
で逆は目を閉じて耳の中…耳だけで聴くと足音を聴いたって男の人女の人革靴下駄…。
バイクの音も高い音なのか低い音なのか今スピードを出したのか出してないのかっていうこととかを…そうするとバイクの音も自分の中で想像するわけですよ。
バイクの音まずやっといたら…ブブブゥ〜〜!っていうのがあったとしてじゃあこれが森さんだったら…。
(森進一のモノマネ)ブブゥ〜〜ウアァ〜ブワァ〜。
あはははっ!
(スタッフ)あははっ!いやなんか…障害っていったらあれだけど不自由なものを持ってるってやけを起こしたり嫌になったりっていうことはない?それはないですね。
あの〜受け入れたときから始まるというか受け入れてないと否定しかない。
なんでこうなったなんでこうなった俺だけとか私だけとか思っちゃうんですよ。
受け入れてあっこうなんだと思うとあっこっち聴こえるからいいや。
はあ〜。
それはでも苦にはならない?苦にならないですね。
そのことで別にどうにかなるわけじゃないんで。
偉いコロッケさん。
(コロッケ)いえいえほんとに…。
そういう点ではまあ母のおかげっていうのが…。
その…いい意味でやっぱりプラス思考に考え方を変えるっていうのは…。
ですからあの〜うちの母がほんとにすばらしいなと思うのは僕らが貧乏だとか貧しいとかっていうのを感じさせなかったっていう。
お姉ちゃんと2人姉弟でお母さんが一人で育てられた?一人で育てた。
でそのときにあの〜ご飯がないからといってもううわ〜って落ちないんですね。
うん。
うちの母は。
もうすごいそれは鮮明に覚えてるんですけどせんべいの…壊れたせんべい欠けたくずせんべいですよそれをせんべい屋さんから買ってきてで茶わんに盛って「今日はごちそうよ〜」って言いながら「えっ何?」って言ったら「せんべいよ〜」みたいな。
「知っとるね?これ食べてね水飲むとおなかいっぱいになると」「本当!?」っていう。
ええ。
でそれを食べて水を飲んだら本当におなかいっぱいになった。
「うわ〜おいしか〜!」って。
「ご飯よりこっちの方が栄養あるよ味付いとるもんねこれに」とか。
「ご飯は味付いとらんでしょ」とか…。
でうちの母が僕はいちばん…なんですかねぼそっとねいいことを突然言うんですよ。
ええ。
「広志君」って言うんで。
もうこれ15年ぐらい前かな…。
「あのね」「はいなんですか?」って聞いたら「私ね飯食って風呂入って寝られたら…」。
ああ駄目だもう…。
「もうそれで幸せ」って言われて。
もう駄目ですよね。
へえ〜。
(コロッケ)ああ…この人の子供でよかったっていう。
まだ勉強させられますね。
今もお元気で…。
元気ですね。
熊本に…熊本にいらっしゃるんですか?いますはい。
ああそう…。
やっぱりいまだにこうまあ子供…息子ですからねやっぱり心配してくれていろんなことを…うん。
いまだにあの〜なんですかね宅急便とかでティッシュペーパーとか…。
あははっ!いやあるからっていうのじゃないですか。
さあそれではもうお話も尽きませんがもう一曲選んでいただいている今心に響く曲はなんですか?
(コロッケ)僕あの〜いろんな歌を結構酔っ払ってベロベロになると…。
お酒は結構お好きなんですか?好きですね。
いろんな歌歌うんですけどもあの〜僕はこうありたいっていう歌があるんですね。
あの〜吉幾三さんの「ありがとうの唄」っていうのがありまして。
その昔の自分から将来はこうありたいという詞ですね。
それが全部自分の中で振り返れる…。
ですから僕酔っぱらうとよく一人で歌います。
ご自分で歌うんですか?はい。
ふ〜ん。
もう駄目ですよなんかちょっときちゃいますね。
きちゃいます?はい。
ですからこう自分で何かこうまあ人の役に立てることってそんなに大きいことはできなくてもなんかこうやって生かされてることでなんかできることはないかなっていうことで動いてることも結構ありますね。
でもこれ今年35周年でしょ?
(コロッケ)はい。
そうすると当然40年45年50年目指してまだいくつか新しいアイディアを構想中っていうのはあるんですか?ええ。
今あの〜「ものまね楽語」っていうのをちょっとやってまして。
落語を…登場人物を全部別の人でやるんですよ。
ふふふっ。
(スタッフ)あははっ!おっかさんが淡谷のり子さんでおとっつぁんが田中邦衛さんで…。
(田中邦衛のモノマネ)羽織出しといてくれよ羽織。
(淡谷のり子のモノマネ)うるさいわね今出すって言ったじゃない。
(田中邦衛のモノマネ)お前ほんと死んでいっちゃうんだよ…。
ってそういう…。
あははっ!ちょっと皆さんにこうちょっとした映画みたいに見えないかなと思ってちょっとそういうことを。
で今それに音楽も入れたり照明も入れたりとか何か別のものができないかなっていう。
2015/10/17(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝[字][解]【涙と笑いのコロッケショー】
ゲスト・コロッケ/ものまね芸人▽淡谷のり子さんとあの人は発声が一緒!?デビュー35周年!ものまね一筋で歩んできた、その挫折と進化の軌跡に阿川佐和子が迫る!
詳細情報
番組内容
ゲストは、ものまね芸人のコロッケさん。300以上ものレパートリーを持つコロッケさんは今年で芸暦35周年を迎えました。“ものまね四天王”の一角として爆発的な人気を呼び、今もなお、新作を生み出し第一線で輝きを放ち続けるものまね界のパイオニアです。
モテたい一心でものまねを始め、高校卒業後から地元・熊本でものまねを披露。幸運にも知人の紹介でタモリさん、赤塚不二夫さん、所ジョージさんにものまねを見て
番組内容2
もらえる機会を得て上京しますが、精一杯のネタ見せ後“ある言葉”と共に挫折を味わいながら帰郷することになりました…。所さんが言ったというその言葉とは!?
人気絶頂期に『ものまね王座決定戦』を自ら降板し、2年もの間テレビから姿を消していたコロッケさん。そう決断した“プロ”ならではの理由とは!?番組独自の声マネ練習法を伝授。紆余曲折を乗り越え進化し続けるコロッケさんの不屈のものまね魂に阿川が迫る。
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
コロッケ(ものまね芸人)
1960年、熊本県生まれ。
1980年、日本テレビ『お笑いスター誕生』でデビュー。
1985年、フジテレビ『ものまね王座決定戦』への出演で一躍人気芸人に。ものまね四天王の一人として活躍。
1992年、スタッフとの対立で番組を降板。以後、テレビ出演を全て辞退。
1994年、日本テレビ『ものまねバトル』に出演し復活を果たす。
出演者2
2006年、ラスベガス・シーザーズパレスで単独公園を開催。
2015年、芸能生活35周年を迎え、精力的に活動中。
音楽
【番組テーマ曲】
「Tea for Two(二人でお茶を)」歌:ドリス・デイ
お知らせ
【解説放送あり】
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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