報道ステーション 2015.10.16


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫早速、今日金曜日のゲストコメンテーターをご紹介いたします。
東京外国語大学の教授でいらっしゃいます主に国際紛争学専門と申し上げてもいいかもしれません。
伊勢崎賢治さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
ちょっと伊勢崎さんに関しては3枚の写真を見ていただきましょうか。
それ以外にもいっぱいあるんですが選びました。
まず、2000年東ティモールですが、PKOの県知事という立場で活躍されました。
そして、そのあと再び向かったアフリカのシエラレオネですがここでPKOの幹部として武装解除を担当された更にそのあと2003年かいつまんでいますがアフガニスタンこれは、本当にアメリカの失敗など、ここのところニュースになっているアフガニスタンですが武装解除をここでも着手されたと。
そして3枚の写真以外に先生には肩書がありましてアフガニスタンで覚えたことがきっかけでジャズのトランペッタープロでいらっしゃるということですね。
≫ありがとうございます。
≫ということは今日は後ほどですけど中ほどで改正になったPKO今後の自衛隊の活動に関して先生の持論。
これは、警鐘のラッパを吹き鳴らしていただきたいなと。
よろしくお願いします。
さて、最初にお伝えするのは横浜の傾いたマンションに関して依然住民の説明会が行われているようですが杭打ちに関しまして今日まで、わかっていたことはデータ改ざんですけれども。
まず傾いた1棟のマンションのうち8本の杭が足らなかった。
強度が足らなかったということがわかっているのですが全体でいいますと38本のデータ改ざんがありました。
ここまではわかっていたんですが先ほど、驚愕の事実がまた新たに判明いたしまして杭を打つ際に杭を固めるためのコンクリートこれを打ちますけどこのコンクリートの量が不足していた。
データ上、45本分データ改ざんという事実が出てまいりました。
現場にいる富川悠太アナウンサーを呼びます。
富川さん、そちらからまずお願いします。
≫午後7時から、今日予定されていたうちの最終日の説明会が行われているんですが現在も続いています。
部屋の前には関係者の姿が見えます。
中には、入れない住民が出るほど非常にたくさんの住民が今、中にいるということになっているんです。
かなり中は紛糾している様子です。
これまでは、この4棟のマンションで構成されているうちの1棟は支える杭が未達などの影響が問題になっていました。
それ以外に45本もの杭を支えるまさにコンクリートの量が足りない。
≫驚くべき事実が公表された今夜の住民説明会。
≫これまでわかっていたことは傾いたマンションを支える基礎の杭の中には、強固な地盤に届いていなかったものがあったにもかかわらず全て届いたかのように見せかけていたこと。
つい先ほど明らかにされたのは更に深刻だ。
杭を打つ際、先端にコンクリートを流し込むがその量までデータを転用し偽っていたというのだ。
例えば本来100入れるものを80しか入れなかったことも考えられる。
強度も足りない可能性が出てきたのだ。
今回傾いた1棟で4か所。
そのほかの棟でも41か所あるという。
≫連日の住民説明会。
昨日は初めて販売元である三井不動産レジデンシャルの社長が出席。
傾いている1棟だけでなく全4棟全ての建て替えにも応じる準備があると言い切った。
≫販売元社長による全棟建て替え表明。
住民は、どう受け止めたのか。
生後8か月の赤ちゃんがいる男性は…。
≫横浜市都筑区大型商業施設の隣という好立地にある4棟合わせて705戸の巨大マンション。
建て替えには大きなハードルがある。
まず、所有者の実に5分の4以上が賛成しなければならない。
しかも建て替えには少なくとも3年はかかるという。
その間、住民はどこに住むのかもろもろの費用は一体どこが負担するのか実はまだ決まっていない。
杭打ちを行った会社の親会社である旭化成は取材に対してこう答えた。
≫販売元の三井不動産レジデンシャル側は。
≫建て替えに懐疑的な住民もいる。
≫これまで多くのマンション建て替えに関する訴訟問題に関わった弁護士は…。
≫今回、嘘のデータを使った旭化成建材は、この10年間で全国およそ3000棟のマンションやデパートなどで杭打ちを行ってきた。
今回、仮に横浜のマンションが立て替えになれば同じ問題が全国に広がる可能性もある。
費用負担は莫大だ。
三井不動産レジデンシャルが販売したものが3000棟の中にどれだけ含まれているかもわかっていない。
旭化成建材は3000棟のうち杭の打ち込みについてデータ上疑いのある建物がどれだけあるのか。
今月中にも公表するという。
物件名は明らかにしないが都道府県ごとの数を発表し疑いのある建物については住民などに説明するとしている。
≫なんで、今月中に3000棟もの商業施設やマンションのデータ上に虚偽があったかなかったかがわかるんだという疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
あくまでも、データ上しらみつぶしにして出すんだということですね。
そこから現実はどれだけ不正があったのかなかったのか。
そして、3000棟の中にどれだけ三井不動産グループが関与しているのかどうかということで、責任形態もいろいろあるのでこれは尾を引きそうですね。
富川悠太アナウンサー再び呼びます。
そちらからお願いします。
≫今も、説明会は続いています。
今日、最終日ということだったんですがこの最終日になって、ようやく杭打ち工事を行った会社の社長や技術者がやってきたと。
そして、そこの説明の中で新たな改ざんが明らかになったということなんですね。
新たな改ざん、どんなものなのか改めて説明しますとマンションを支える杭その杭の下に球根のようなものがあります。
それはコンクリートなんですが。
その杭を支えるコンクリートの量を測る流量計というものの値が改ざんされていた。
つまりこの杭の強度自体が足りないという可能性が出てきたということなんですね。
旭化成に電話して確認したところ直ちに危険性はないとしていたのですがそれを住民の方に聞いたところそんなことを言われても今日、改ざんが出てきたように全く信用できないと話していたんですね。
住民の方の言葉を借りると今日、技術者は淡々とその流量計新たな改ざんについて説明していたということなんです。
淡々と専門的な言葉で言われたのでよくわからなかったそうです。
パワーポイントを使ってスクリーンを使って説明されたということなんですがすぐスクリーンの画面も変わってしまってメモを取ることもできなかった。
自分たちはとにかく安心できない状態が続いていると。
もう、全く何を信じていいのかわからないという状態になっているそうです。
特に、こちらのマンションはずっと取材をしていますと小学生以下の小さなお子さんが多く住んでいらっしゃるんですよね。
ですので強度という心配が出てくると更に心配になってきますしあとは、建て替えはどうか。
補償の問題も入ってきますよね。
建て替えるとなると1回出なきゃいけない。
そうすると小学校はどうなるんだ学校はどうなるんだ。
そして、せっかくできた友達はどうなるのだという子どもにとっての大きな問題というのも住民の方は今、大きく抱えていらっしゃいます。
≫富川アナウンサーが伝えました。
伊勢崎さんにも伺いたいんですけど建て替えと、三井の社長さんは昨日おっしゃったということだけどこれは住民の方々はいろいろなお考えあるはずですよね。
≫僕は、もとは建築家出身なんですよね。
≫早稲田大学理工学部で。
≫あまり知らない分野じゃないんですけど管理組合は本当にマネージメントが難しくておっしゃるようにいろんな人がいるわけです。
多分、安心をしたい。
真実を知りたいという人もいるだろうし。
真実を知りたくないという人も。
お年寄りなんかそうだと思うんですけど。
もう1つは資産価値が下がってしまうんじゃないかという思惑が飛び交うわけですね。
これは非常に難しい問題ですね。
≫本当にここが終の棲家だと思って住んでいらっしゃる方これだけは共通するのはたまったものじゃないということですよね。
今後の推移どうなっていくんでしょうか。
さて次、小川さんがお伝えするニュースもあぜんとします。
≫まずこちらご覧ください。
年金機構の理事長また、今日謝罪しました。
5月に年金情報が流出したという問題がありましたけれどもその中で、400人の方に間違った額の年金が支払われていたということが今日新たにわかったんですね。
実は、そもそも、あの年金流出に関わっていたのはこちらの部屋。
情報政策担当参事官室というところのこちらの人たち、赤で囲ってあるこの方々がセキュリティーを担当していたんですが。
厚労省の情報政策担当参事官室です。
セキュリティーを担当していたのですがこの当時、マイナンバーに関する業務で忙しくてそのサイバー攻撃への対応が不十分だったということが一因だったようなんですね。
ちなみに、この補佐と書いてあるこの机に座っていた人はあのマイナンバー汚職で逮捕された容疑者です。
≫年金番号流出問題を受けて再発防止のための会議が水島理事長出席のもと始まりました。
≫日本年金機構の抜本的な組織改革を目指し開かれた会議。
今日の会合は、またしても水島理事長の謝罪から始まった。
≫今日発覚したのは年金番号が流出し年金番号が変更となった96万人のうちおよそ400人に間違った額の年金が支払われていたというもの。
実は、昨日15日は8月9月分の年金支給日だった。
400人は、働きながら年金を受け取る在職老齢年金の対象者だ。
在職老齢年金は60歳以上でも働き続けた人について受け取る給与の額によって年金を減額するというもの。
仕事を辞めれば減額はなくなる。
年金機構は給与の額を踏まえ給付の際に計算をし直している。
今回のミスは事前に受給額の通知書を受け取った人が不審に思い、年金機構に問い合わせたことから発覚した。
≫年金番号が流出したおよそ101万人のうち死亡が確認された人などを除いた96万人に新しい番号が割り振られた。
年金機構によるとミスがあった400人については新しい番号に給与の変更を反映せずに10月の支払いをしてしまったという。
会議を終え会場をあとにする水島理事長。
≫年金事務所の現役職員に聞いた。
≫年金番号の変更作業は8月末から9月にかけて行われた。
1年で最も忙しいこの時期に作業が重なったことも影響したのだろうか。
別の職員は…。
≫ここに「報道ステーション」が入手した内部文書がある。
≫緊急メッセージ。
職員の皆様へ。
≫これは、今年6月年金機構の理事長である水島氏本人が全職員に回したものだ。
これを目にした職員は次のコメントに理事長との温度差を感じたという。
≫年金情報の流出問題で8月に公表された厚労省の第三者委員会による検証報告書。
セキュリティー問題に対して監督体制の欠落が指摘されたのは厚労省の情報政策担当参事官室だった。
セキュリティー担当者がマイナンバーに絡む業務で忙しかったことも一因だったと指摘している。
同じ部屋にはマイナンバーに絡む収賄容疑で逮捕された中安一幸容疑者もいた。
中安容疑者について今日、新たにわかったのは便宜を図ったコンサル会社から見返りの100万円を社長秘書から手渡しで受け取っていたということだ。
年金機構は、支給ミスがあった400人を訪問して謝罪する予定だ。
不足した分は今月中に振り込み払いすぎた分は12月分の支給分から天引きするとしている。
≫年金機構がここにあって幹部の方々がいてそして、年金事務所そこの窓口の方々がいて。
やっぱり年金の手続きに行かれてる方何人にも聞きますけどこの窓口の方々が非常にひとごとで。
全員とは言わない。
頑張っていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうけど。
それは上に行ってください。
システム上。
もう一度書類を書き直してとどれだけ往復するんですかという話になるわけです。
これはやっぱり、こういう幹部の方々と真ん中とそして現場の方々が全然意思の疎通が図れてないから上に行ってくださいよとかこっちはこっちの人たちが悪いとかそれじゃ、ひとごとになっちゃいます虎の子の年金が。
これが問題ですし厚生労働省のあの部屋の話までつなげて考えてしまえば≫今日未明、日本が国連の安全保障理事会の非常任理事国に選出されました。
その瞬間のワンシーンです。
この国連安保理の決議に基づいて派遣されるのがPKOです。
安全保障関連法が成立しまして新たに、このPKOに武器を使った任務が加わるんですけど自衛隊の今後のリスクや課題非常に気になります。
VTRのあと、伊勢崎さんにたっぷりと伺います。
≫今日未明、日本は国連安全保障理事会の非常任理事国に選出された。
来年から2年間安保理の意思決定に直接関わることになる。
安保理が抱える課題の1つがPKO・国連平和維持活動だ。
先月、安倍総理はこう意欲を示した。
≫日本は今、南スーダンにPKO部隊を派遣している。
道路の補修や国連施設の整備など基本的に武器を使わなくてもできる活動を行ってきた。
武器の使用は、憲法9条の下原則正当防衛に限られていたからだ。
安倍政権は先月成立した安保関連法でPKOでの自衛隊の役割を拡大。
今後新たに武器を使って攻撃を受けた他国軍などを助ける駆けつけ警護に加え武装勢力から地元住民を守る住民保護などをできるようにした。
国連側は、期待を寄せる。
≫番組は今年3月伊勢崎賢治氏とともにコンゴで実際住民保護の任務を担う部隊を取材していた。
部隊がパトロール中出くわしたのは…。
≫武装勢力は、普段軍服を身に着けず住民に紛れ込んでいるという。
いつ襲われるのかわからない危険性。
更に、誤って住民を撃ってしまう危険性と常に隣り合わせだ。
自衛隊内では、任務拡大に伴うリスクへの懸念が強い。
実際、南スーダンの部隊に駆けつけ警護の任務が加わるのは来年11月以降になるという。
≫伊勢崎さんいろいろ伺いたいんですけどまず駆けつけ警護これについてなんですが来年の南スーダン。
これが、自衛隊の方々にとって分水嶺になるんじゃないかと強く思ってまして先生こんなことおっしゃっている常任理事国への仮に、アピールだとすれば駆けつけ警護が。
それは違うんじゃないかとおっしゃってますね。
≫駆けつけ警護は国連PKO部隊として派遣されれば当たり前のことなんです。
今に限らず、ずっとそうです。
現場の自衛隊も、実は今まで、やってきましたし。
常任理事国とは別にPKO部隊の派遣はなんの関係もありません。
≫もし、そういう駆けつけ警護だPKOだということをやることによって、そういうアピールができるのだったらほかの国も常任理事国になっていないですか。
≫インドとかパキスタンというのは常連国ですから。
犠牲者も出してますから。
本当に2つの国インドとパキスタンに関しては他国のために犠牲者を出していますからね、いっぱい。
≫そして、その駆けつけ警護が仮に来年以降始まると想定しますと、そもそも現場をずっと見ていらっしゃっている伊勢崎さん。
駆けつけて警護することにどういう問題点が根本、あるんですか。
≫今のPKOは南スーダンも含めて昔のPKOとがらっと本当に違うんです。
今は駆けつけられる警護なんです。
≫駆けつけられる警護ってなんですか。
≫住民、つまり国民ですよね。
国民が危機に瀕したときは国家が保護するべきでしょ。
国家がちゃんとしていないわけです。
国家がやっている場合もある。
そうすると、住民は国連に保護を求めてくるわけです。
それを追ってもし民兵が来て銃口が住民に向いていると。
そのときに、自衛隊は発砲しないといけないんです。
つまり、正当防衛じゃない。
≫駆けつけられてきたところの警護をすると。
≫それが住民保護という意味なんです。
つまり、他国の国民をその政府に代わって守る。
つまり防衛ですね。
今、国連PKOが交戦をやる時代なんです。
国際法でいう交戦です。
≫90年代のルアンダの大虐殺など結果そういうことで止められなかったという反省からかなり今までと別にして積極的に動くわけですね。
≫そういうことです。
≫ちょっと待ってください。
先生、もう1つ、戻りますが駆けつけ警護というのは今も普通にやってることなんですか。
≫現場ではやってるはずです。
僕は、日本人じゃありませんけど国連の幹部でしたので元部下が、今でもいますから。
これは別に自衛隊の現場の人を責めるわけではなくて自衛隊は多国籍軍の一部として一体化しているんですよ。
だから、東京からの指令で、日々動くわけじゃなくて指令部の指令で動くわけですね。
だから、みんな、助け合わなきゃいけないわけです。
当たり前なんです、それは。
これを問題にすることがだめでもし駆けつけ警護ができなければ今までもそうなんですけどPKOは出しちゃいけないんです。
≫そもそも矛盾しているわけですね。
それから、整理しますとこれから治安維持も含めまして先生が非常に危惧されているのはもしかしたらこの武装組織だと思って民間人を自衛隊員は殺してしまうかもしれない。
これで一体何が起きてくるかということをちょっと伺いたい。
≫非対称性という。
つまり、対称じゃない相手。
相手は軍じゃないんですよ。
相手は民兵組織なんです。
住民の生活区に彼らは住んでいるわけです。
その辺に歩いてるお兄ちゃんが民兵なんです。
これを今国際法上は交戦したいと思うので、交戦したいと我々、PKOが交戦主体対等な立場です。
お互いの間で、合法的な攻撃対象とみなしますから殺しあってもこれは国際法違反にならない。
殺人罪にならないわけです。
ところが自衛隊の場合は武器の使用という感じで自衛隊員が主語なんです。
今は、日本の法令上。
つまり、交戦主体対交戦主体。
もしくは武力の行使であれば国の責任ですね派遣している国。
主語は国になる。
でも、自衛隊の場合は自衛官が武器の主語なんです。
ということはもし過失を犯した場合自衛隊員個人が責任を負わなきゃいけない。
≫殺人事件を起こしたことになる。
≫日本には軍法もありませんし。
≫軍法会議もない、結果的に個人が責任を背負わされる。
国のためにいっているにもかかわらず、ですか。
その懸念があると。
≫つまり、我々は命をかけられる自衛隊員に大義を与えていないんです。
大儀というのは法的な何をやっても国が責任をどんな失敗をしても国が責任を負うからねということで彼らを送り出していないんですね。
これは、根本的な矛盾です。
こんな状態を続けるべきじゃありません。
≫先生はそれを強く主張されていると。
もう1つ聞きたいのは例えばシリア。
大変なことになっている。
アメリカも本当にシリアに関してはろくな介入も何もできていない。
私は、ロシアだけじゃなく国連がロシアには拒否権とかありますけども国連がなんでもっといかないんだと思うんですけど教えてください。
≫内政府干渉の原則というのが国連の最も根本的な考えですから、あるいは内政案、いろんな人が関わっていますけど内政は干渉し合わないんですよね。
だから、国連加盟国の間でもそれが一番一番気にするのはロシアと中国なんです。
自分の国に問題抱えてるでしょ。
だけどこのごろは人道的な立場から住民を見放しちゃいけないという考え方があって人道的介入と内政府介入のバッティングが起こっているのが現状なんですね。
それが可決されて例えばシリアの前のリビアの場合は中国とロシアが拒否権を発動しなかった。
賛成はしないですが棄権した。
それで通ってしまってカダフィ政権をやったじゃないですか。
あれは人道的介入なんです。
シリアでは拒否権を発動してしまった。
≫皮肉を言うとアメリカはロシアの拒否権が内心ありがたいんじゃないかと思っちゃったりしてですね。
シリアにいかなくて済むみたいな。
だから難民の大問題なんかも人道支援の立場で日本はやるという姿勢を見せることが国連での存在感のアピールになるかと思うんですがどうも違いますね、現政権は。
≫難民の問題に関しては集団安全保障の問題と考えていますから。
つまり、国連加盟国である限りはこれは、逃げられない。
いわゆる契約上の義務なんです。
国連に加入しているという契約上の義務なわけですね。
だから、全ての国にそれぞれのキャパがあるわけじゃないですか難民受け入れの。
キャパに応じたそれ相応の責任を果たさなきゃいけないんです。
だから難民を受け入れるということは確かにリスクです、労働市場も送っちゃいますしテロリストも入ってきちゃう。
それでも受け入れなくてはいけない。
≫臨時国会。
政府・与党は開かない方針だということです。
先ほど、伊勢崎さんに伺った話もそうですしTPPですとか新しい大臣の政治とカネの問題もあります。
いろいろ国会で聞きたいことはあるんですけどどうして、国会は開かれないんでしょうか。
≫政府・与党が臨時国会を開かない方向に傾いた理由は外交日程や通常国会を大幅延長したことなどがあるという。
とにもかくにも臨時国会を召集しなければ異例のこととなる。
更に、新たな問題が発覚した。
森山農水大臣の政治とカネの問題だ。
しかしこれだけでは終わらなかった。
≫馳文科大臣は自身が代表を務める政党支部が石川県から補助金を受けた会社から献金を受け取っていたことを明かした。
法律では、国から補助金を受けた企業の献金は原則として禁じられている。
馳氏は国からではなく県からの補助金で違法ではないという認識を示した。
復興大臣として初入閣を果たした高木大臣。
週刊誌で、およそ30年前女性の下着を盗んでいたと報じられた。
≫一方、野党は臨時国会の召集を求めている。
≫橘家圓蔵さんが亡くなったことがわかりました。
そして、熊倉一雄さんが亡くなったこともわかりました。
≫今月7日8代目橘家圓蔵さんが心室細動で亡くなっていたことがわかりました。
81歳だった。
圓蔵襲名前の月の家圓鏡のとき立川談志さんとのラジオ番組が大人気に。
≫圓蔵さんは1934年東京・江戸川区に生まれた。
≫この歌を歌った俳優で演出家の熊倉一雄さんが今月12日直腸がんのため都内の病院で亡くなった。
88歳だった。
熊倉さんは多くのテレビ番組で声優を担当。
「ひょっこりひょうたん島」では海賊トラヒゲ役を。
「ヒッチコック劇場」ではヒッチコックの声を担当した。
≫ヒッチコックのときは例えば、こんばんは、皆さん。
ヒッチコック劇場にようこそって。
このくらいになりますけど。
≫また、1996年には「ゲゲゲの鬼太郎」の歌でキングレコードヒット賞を受賞。
多方面で才能を発揮した。
所属事務所によると葬儀は親族のみで執り行われ12月1日にお別れ会を予定しているという。
≫熊倉さんはたくさんありますけど本当に子ども心にあのヒッチコックの顔、体形が熊倉さんの表情を見るともう浮かび上がってくるというすばらしい芸を見せてくださいました。
そして、圓蔵さん、今頃、天国で≫今日の関東冷たい雨となりました。
この秋初めてコートを着ました。
雨は、今、細かいんですが先ほどから風も少し出てきまして風に吹かれるようにして降っています。
この雨明日も残りそうなんです。
最新の台風情報です。
画面右側の25号は来週前半に小笠原諸島に最も接近しそうです。
一方で、24号の予報が少し変わりました。
フィリピンを直撃したあと来週後半にも石垣島などに接近する可能性が出てきました。
さて、今日は秋を満喫できる空中散歩に行ってきました。
≫山全体がいろんな色に染まっています。
≫山形県米沢市。
西吾妻山のふもとにある天元台高原。
こちらは青空が広がっていました。
ロープウェーに乗って空中からの紅葉が楽しめます。
昨日の朝は2度まで下がったそうです。
冷え込みのおかげで例年より色づきが早いそうです。
≫いつもであれば山の上のほうからふもとに向かって徐々に色づいていくんですが今年は、ぽんぽんと≫スポーツ、今日の担当は野村萬斎さんです。
≫違います、青山です。
よろしくお願いします。
今日、私がどうしてこういう格好をしているのかといいますとフィギュアスケートの羽生結弦選手の今シーズンのフリーのテーマがこちらなんです。
今日初披露となった「陰陽師」。
ノーカットでお伝えします。
≫羽生結弦が今シーズン新たに演じるのは「陰陽師」。
≫より日本人らしく。
日本の文化日本の風流じゃないけど。
そういうものが伝わりやすいような和というテーマでいこうかなと。
≫羽生結弦新シーズンのフリー。
曲は「SEIMEI」。
今シーズンの自分にとっての挑戦幅を広げたいという思いから羽生自身が選んだ曲です。
世界を相手に戦う羽生はどのように日本らしさを表現するでしょうか。
≫まずは簡単に4回転のサルコウです。
≫鮮やかに決めていきました。
≫なんか簡単に跳びましたね。
≫非常にいいタイミングだと思います。
≫無駄な力が入っていません。
非常にいいです。
≫そして、今度は4回転トウループです。
≫若干、乱れたんですけどね。
よくこらえました。
≫やや手をつくような形にはなりました。
≫トリプルフリップです。
≫フライングの足換えコンビネーションスピンです。
ここで、早くもビールマンが入りますね。
ステップシークエンスですけどもうちょっと動いてほしいかなという感じがしましたね。
≫なるほど。
羽生にとって今シーズンのフリーは新たな挑戦であり同時に再挑戦でもあります。
3本の4回転。
しかも1本は後半に入れる。
これは昨シーズンアクシデントや怪我があり成し遂げられなかった構成でもあります。
その後半の4回転です。
≫4回転トウループです。
≫ここで転倒。
≫いいジャンプでしたけどね。
内容はとてもよかったと思いますよ。
≫ここからは、ジャンプがまだまだ続いていきます。
≫まずはトリプルアクセルダブルトウループのコンビネーション。
≫もう1つ、トリプルアクセルの3連続のコンビネーションジャンプが待っています。
≫トリプルアクセル。
若干、着氷が乱れましたね。
≫ここはコンビネーションにはできませんでした。
≫トリプルループシングルループトリプルサルコウのコンビネーション。
でも、アクセルでやろうと思っていたのをという感じでしたね。
トリプルルッツの単独です。
≫これが最後のジャンプ。
≫羽生自身が音楽の編集にも携わったこだわりのプログラム。
いよいよクライマックスへと向かいます。
≫コレオステップシークエンスですね。
≫昨シーズンは羽生にとって本当に大変なシーズンになりました。
次から次にアクシデントや負傷に見舞われ世界選手権では連覇を逃しました。
ただ、それでもまた追いかけることができる立場になれたと前を向いた羽生。
また、ワクワクするようなフィギュアスケートのシーズンが始まりました。
まだシーズンは始まったばかり。
まだ笑顔は見られません。
羽生結弦は更なる高みを目指します。
≫ここからですね。
そして、稲葉さんの登場です。
よろしくお願いします。
≫クライマックスシリーズファイナルステージ。
今夜は第3戦です。
現在、セ・リーグはヤクルトが2勝、巨人が1勝。
そして、パ・リーグはソフトバンクが3勝していて今日勝つと日本シリーズ進出となります。
≫クライマックスシリーズでも圧倒的な強さを見せるソフトバンク。
1回、昨日、決勝タイムリーの4番、内川。
左手首にデッドボール。
ロッテ先発の石川に対し闘志をむき出しにする。
先制のチャンス。
打席には5番、イ・デホ。
三振に倒れ得点を奪えない。
ソフトバンク先発の中田は2回ツーアウト3塁のピンチを招き7番、今江。
キレのあるフォークで空振り三振。
先制は許さない。
迎えた3回ツーアウト2塁の場面でデッドボールを受けた内川が打席へ。
今宵もキャプテンが勝負強さを見せソフトバンクが1点を先制する。
更に5番、イ・デホ。
≫どうだ、入った!ホームラン!≫主軸の活躍でリードを3点に広げる。
しかし、3対1で迎えた7回ノーアウト1塁2塁の大ピンチ。
マウンドには2番手、千賀。
打席には6番、クルーズ。
ダブルプレーでツーアウト。
続く7番、今江。
千賀がこのピンチを切り抜ける。
そして、迎えた9回。
リーグ最多の41セーブを誇るサファテ。
≫レフトとりました。
ツーアウトです。
≫日本シリーズ進出まであと1人。
≫ストライク!ホークス、勝ちました!2年連続16回目。
日本シリーズ進出を決めました。
≫稲葉さんソフトバンク、3連勝で日本シリーズ進出を決めました。
≫ソフトバンク強かったです。
このクライマックスシリーズは工藤監督の新たな一面が見れましたね。
シーズンでは成長させながら勝つ野球をやっていたんですがこの短期決戦は勝ちに徹していたんですよね。
そのため早めの投手交代をしたりと徹底したバントをやってきたんですね。
工藤監督のシーズンとは違う新たな一面が見れたクライマックスシリーズでした。
≫強かった。
そして、先ほど入ってきた祝勝会の様子をご覧ください。
≫ホークスは…。
≫松田選手会長のひと声でビールかけが始まりました。
どうしてそんなに今年のホークスは強いんでしょうか。
≫やっぱりチームが1つになって戦ってるからです。
古舘さん、こんばんは。
パ・リーグ、クライマックス制することができましてありがとうございます。
かなり痛いんですけどこれからは日本シリーズまた頑張りますので応援に来てください。
お待ちしています。
≫日本一は当たり前なんですけど日本シリーズも俺がMVPとります!俺がMVP!やるぞ!≫セ・リーグはヤクルトが勝って王手とするか。
巨人が星を五分に戻すか。
0対0の4回巨人は4番、阿部。
ファイナルステージ打率8割の阿部がノーアウトから出塁する。
その後ランナーを3塁まで進め7番、村田。
ヤクルト先発、館山に打ち取られ得点を奪うことができない。
一方、ヤクルトは6回先頭の川端。
今日3本目のヒットを放つと続く山田も出塁し先発、菅野からノーアウト2塁1塁。
ここで4番、畠山。
レフト前ヒットを放ち満塁とすると…。
打席には、5番、雄平。
ダブルプレーの間にランナーが生還。
ヤクルトが先制する。
その後、3塁1塁とし7番、今浪。
レフト前に落ちるタイムリー。
ヤクルトが追加点を奪い2対0。
菅野をこの回でノックアウトする。
追う巨人は8回ワンアウトで1塁に立岡を置き代打、アンダーソン。
空振り三振。
更に盗塁失敗。
最悪のダブルプレー。
1点が遠い。
それでも9回、ヤクルトの守護神バーネットを攻め立て5番、長野。
ゴロゾーンのボールに手を出し6、4、3ダブルプレー。
ツーアウト3塁追い込まれた巨人は代打、高橋由伸。
2日連続の完封負けを喫した巨人。
ヤクルトは日本シリーズ進出に王手をかけた。
≫ヤクルト日本シリーズ進出王手です。
稲葉さん、今日の試合のポイントはどこでしょう。
≫ヤクルト4番畠山選手のバッティングです。
今シーズン打点王にも輝き豪快なイメージだと思うんですけど実は違うんです。
点にはつながらなかったんですけど4回の打席。
≫ノーアウト2塁1塁の場面ですね。
≫アウトコースのボール。
右方向にゴロを打つんですね。
ファーストゴロになりましたけどしっかりとランナーを進めるバッティングをしました。
4番バッターで豪快なバッティングをしたいんですがチームバッティングをしているんですね。
≫6回、こちらはノーアウト2塁1塁と先ほどと同じですね。
≫先ほどはアウトコースだったのでこの打席はインコースを投げてくると読んでるんですね。
そのインコースを狙い打ち。
レフト前ヒットで満塁にし先制点につなげました。
豪快というイメージの畠山選手ですけど毎回考えて入っているんですね。
≫ここのところ、徹底的に稲葉さんのお話を集中的に毎日聞いていると使い分けとか打ち分けとか投げ分けとかその辺のけじめがうまいとすごいことになりますね≫いろいろ状況に応じて考えて打席をしているというチームはやっぱり強いなと感じますね。
≫これで、セ・リーグ、巨人は追い込まれた形となりましたね。
≫巨人はこの2試合点数は取れてないんですけど明日から打線が鍵になってくるかなというところで阿部選手が7割5分と非常に打っているんですよね。
なので、阿部選手の前にランナーを出して、いかに阿部選手につなげるか。
ここが1つのポイントじゃないかと思いますね。
≫長野選手バントかと思いきや打ちにいきましたね。
≫あそこは同点に追いつきたい場面なんですけど原監督は強攻させたということで。
なかなか難しいと思います。
≫どうなるのか注目して見ていきましょう。
そして連日お伝えしている車椅子バスケットボールです。
日本今日勝てばリオパラリンピック出場が決まります。
どうなったんでしょうか。
≫相手は世界王者、オーストラリア。
日本はエース香西を中心に攻める。
しかし、オーストラリアに試合の主導権を握られる。
≫旭化成建材の前田社長が住民説明会のあと取材に応じました。
データが改ざんされていた理由について少なくとも杭が地盤に十分届いていなかった8本に関しては作業担当者がその事実を隠そうと意図的に改ざんした可能性があると話しました。
≫あさっての夜日曜の夜ですけれども吉祥寺で2015/10/16(金) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

日本が安保理の非常任理事国に▽自衛隊活動拡大でPKO「駆けつけ警護」の問題点は▽プロ野球CSファイナル▽車いすバスケ〜勝てばリオ決定の大一番

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:40318(0x9D7E)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: