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靖国神社:加藤1億相と衛藤首相補佐官が参拝

毎日新聞 2015年10月20日 20時36分

 加藤勝信1億総活躍担当相は20日、秋季例大祭が行われている東京・九段北の靖国神社を個別に参拝した。第3次安倍改造内閣の発足後、閣僚が靖国神社を参拝するのは、高市早苗総務相と岩城光英法相が18日に参拝したのに続いて3人目。また衛藤晟一首相補佐官も20日、個別に参拝した。

 加藤氏は記者団に対し、「私的参拝」として、私費で玉串料を納め、「国務大臣 加藤勝信」と記帳したと説明した。「国のために殉じた方に対する感謝の意味も込めて参拝した」と述べた。

 高市氏らの参拝には中国、韓国が反発している。こうした中で加藤氏らも参拝したことについて、菅義偉官房長官は記者会見で「自分の国のため尊い命を失った国民に手を合わせることは、どこの国でも全く同じだ」と述べ、問題はないとの認識を示した。

 また超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」も20日、靖国神社を集団参拝した。同会によると、自民、民主、維新、次世代各党などから71人が参加。昨年の111人から大幅に減少した。会派別内訳は▽自民59▽民主3▽維新6▽次世代3。

 安倍晋三首相は17日に、真榊(まさかき)と呼ばれる供え物を奉納し、20日までの例大祭での参拝は見送った。【細川貴代、高橋克哉】

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