被爆の石、アゼルバイジャンに 平和願い「祈りの石」贈呈 【共同通信】
16日、アゼルバイジャンの首都バクーの国立美術館に贈呈された広島の「祈りの石」(ひろしま・祈りの石の会提供・共同) 【バクー共同】アゼルバイジャンの首都バクーにある国立美術館で16日、広島の爆心地で原爆の熱線を浴びた路面電車の敷石に、平和を祈る観音像を刻んだ「祈りの石」の贈呈式が行われた。 式典には、エフェンディエフ副首相、ガラエフ文化観光相、高橋二雄駐アゼルバイジャン大使など約170人の政府関係者や各国大使らが出席した。 ガラエフ氏は、「祈りの石」を受け取るのはアゼルバイジャンが「平和活動に積極的に関わっている証し」と述べた。 各国元首に石を贈る団体の「ひろしま・祈りの石の会」の梅本道生代表は、バクーの地が「祈りの石」に「新しい命」を吹き込むとあいさつした。 |