2015年10月23日19時34分
■山口那津男・公明党代表
1990年に初当選した当時、公明党は野党でありながら、参院でキャスティングボートを握るということで、責任感と従来の主張とのはざまで苦しみながら、党内論議を重ねた。論理的に政策転換をしていき、細川政権で初めて与党になり、今日がある。
やはり政権を取ろうとするには、長年取られてきた政府の政策を支えるだけの基本的な政策を整える必要がある。残念ながら、共産党の場合は違いが大きくて、国民に説得力がある回答が用意されていない。その下で「協力だ」「共闘だ」と言っても、国民が本当に信頼できるものになるか大いに疑問だ。「共闘しよう」という他の野党の皆さんもその辺の対応は明確にして臨まなければ、国民の支持は得られないと思う。(日本記者クラブの記者会見で)
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朝日新聞官邸クラブ
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