日歯連、団体の刑事責任も 前会長ら20日起訴、特捜部 【共同通信】
政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が、年間の法定上限(5千万円)を超す献金を隠す目的で迂回献金をしたとされる事件で、東京地検特捜部は19日、政治資金規正法違反の罪で前会長高木幹正容疑者(70)ら3人を勾留期限の20日に起訴する方針を固めたもようだ。両罰規定に基づき団体としての日歯連も起訴する見通し。 日歯連は組織内候補を擁立した2013年の参院選に向け、総額約4億円の資金を投入。特捜部は、電話作戦などを展開した地方の歯科医師連盟も次々と家宅捜索したが、公選法違反容疑での立件については見送りも含め慎重に判断するとみられる。 |