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東京・神田で古本まつり始まる10月23日 15時31分
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古本の街として知られる東京・神田で、恒例の古本まつりが23日から始まりました。
神田古本まつりは、秋の読書週間が始まるこの時期に合わせて毎年開かれ、ことしはおよそ100の古本屋が参加しています。古本屋が軒を連ねるおよそ500メートルの歩道に、文学書や専門書、それに写真集など、およそ100万冊の古本が並べられ、ふだんよりも安く売られています。訪れた人たちは並べられている本を次々に手に取り、気に入った本を見つけると買い求めていました。60代の男性は「古本まつりには子どもの頃から通っています。ミステリーの本を探しに来ました」と話していました。また、20歳の女性は「たまたま近くに来たので寄りました。絵本を買っていきたいです」と話していました。神田古書店連盟によりますと、最近は海外からの観光客の増加に伴って、古本屋を訪れる外国人の客も増えているということで、23日も神田の古本屋街にはイタリアなどから訪れた人たちの姿が見られました。神田古書店連盟の佐古田亮介会長は、「海外から訪れる方には、今後、案内所に英語を話す人を置くなどして対応し、何度も訪れてもらえるようにしていきたい」と話していました。神田古本まつりは来月1日まで開かれています。