政府は19日、民間の資金を活用して子どもの貧困の解消を目指す「子供の未来応援基金」について、経済界などと連携して寄付を呼びかけることを決めた。

 この日開かれた「子供の未来応援国民運動」の発起人会議で企業側から提案があり、企業などに協力を呼びかける文書を決議した。基金は、貧困家庭の子どもを支援するNPO法人への助成や、子どもの学習支援拠点の整備などに使われる。基金への寄付は1日からホームページ(http://www.kodomohinkon.go.jp/別ウインドウで開きます)などで受け付けており、これまでに計約150万円が集まったという。