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史上初!女性の同性愛描く!伊藤沙莉&佐久間由衣、連ドラ初主演

サンケイスポーツ 10月22日(木)5時0分配信

 史上初めてガールズラブ(女性の同性愛)を題材にした連続ドラマが放送されることが21日、分かった。11月7日スタートのフジテレビ系「トランジットガールズ」(土曜後11・40、初回は後11・50)で、同局系恋愛バラエティー「テラスハウス」(昨年9月終了)のスタッフが制作。子役出身女優の伊藤沙莉(さいり、21)と人気モデルの佐久間由衣(20)がともに連ドラ初主演し、禁断の恋に落ちる義理の姉妹を熱演する。

 一つ屋根の下で暮らす男女の恋愛ドキュメントから、一つ屋根の下で暮らす義理姉妹の恋愛物語へ−。テラハスタッフが、衝撃作を送り出す。

 「トランジットガールズ」は、ガールズラブを描くオリジナル作品。主役は、子役時代に日本テレビ系「女王の教室」でいじめっ子の小学生を演じるなど若手演技派として活躍する伊藤と、女性ファッション雑誌「ViVi」の専属モデルで本格演技初挑戦となる佐久間。新進気鋭の2人がそろって連ドラに初主演し、難役に挑む。

 物語は、親の子連れ再婚によって義理姉妹になったおてんば女子高生の妹・葉山小百合(伊藤)と、カメラマンアシスタントとして夢を追う美しい姉・志田ゆい(佐久間)が主人公。男性経験がない小百合と、かつて男性の恋人がいたゆいが一つ屋根の下で暮らしていくうち、恋に落ちていく。女性同士のキスシーンや入浴シーンも登場する。

 制作側は「伊藤さんは丸いほっぺやハスキーボイスが愛くるしく、また会いたくなる引力があり、主人公になるのはこういう子。佐久間さんは圧倒的な透明感と存在感があり、日本中の女性たちにドキドキしていただければ」と期待する。

 子役時代から経験を積んできた伊藤は「今まで演じたことのないピュアな少女漫画の主人公のような女の子を演じ、さまざまな葛藤はありつつ、とても楽しい経験をたくさんさせていただきました」と連ドラ初主演に大感激。

 佐久間も「映像の世界はずっと挑戦したかったこと。役と向き合いながら日々、模索することに幸せを感じています」と充実感をにじませた。

 国内では4月に東京・渋谷区で同性カップルに「結婚に相当する関係」を認める同性パートナーシップ条例が施行され、タレントの一ノ瀬文香(35)と女優の杉森茜(28)が女性芸能人同士初の結婚式を挙げるなど、ガールズラブはタイムリーな話題。時代を反映した作品が、さまざまな反響を呼びそうだ。

最終更新:10月22日(木)13時0分

サンケイスポーツ