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辺野古承認取り消し:「一つ一つ手を打ってやっていく」

毎日新聞 2015年10月18日 20時40分(最終更新 10月18日 20時44分)

県民に結束を呼びかけた沖縄の翁長知事=那覇市で2015年10月18日、川上珠実撮影
県民に結束を呼びかけた沖縄の翁長知事=那覇市で2015年10月18日、川上珠実撮影

 ◇沖縄知事が「島ぐるみ会議」と関係団体の合同会議で説明

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する有識者らでつくる「島ぐるみ会議」と関係団体の合同会議が18日、那覇市であり、辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した翁長雄志(おなが・たけし)知事が登壇して結束を呼びかけた。

 合同会議は、翁長知事の承認取り消しを支持するために急きょ開催された。翁長知事は今後予想される国との法廷闘争に向けて「一つ一つ手を打ってやっていく」と説明。移設問題が最大の争点になる見通しの来年1月の宜野湾市長選について「政治において大事なのは選挙に勝つこと。負ければ今の民意はそう(移設反対)ではないと言われてしまう。死に物狂いで頑張っていかないといけない」と呼びかけた。

 最後に「ひるむことなくウチナーンチュ(沖縄の人)の将来の子や孫のために全力を挙げて頑張っていく」と締めくくると、拍手と指笛が起こった。【川上珠実】

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