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安倍首相:米空母に乗艦「RRは日米の絆のシンボルだ」

毎日新聞 2015年10月18日 21時17分(最終更新 10月19日 00時18分)

安倍晋三首相が米海軍横須賀基地に配備された原子力空母ロナルド・レーガンに乗艦し、米軍関係者と面会。艦長のボルト大佐(左)から説明を受ける安倍晋三首相(中央)=神奈川県沖の相模湾で2015年10月18日午後(代表撮影)
安倍晋三首相が米海軍横須賀基地に配備された原子力空母ロナルド・レーガンに乗艦し、米軍関係者と面会。艦長のボルト大佐(左)から説明を受ける安倍晋三首相(中央)=神奈川県沖の相模湾で2015年10月18日午後(代表撮影)

 ◇米海軍横須賀基地に10月から配備のロナルド・レーガンに

 安倍晋三首相は18日、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に10月から配備された原子力空母ロナルド・レーガン(RR)に乗艦した。防衛省によると、現職の首相が米空母に乗艦するのは初めて。安全保障関連法で自衛隊の活動範囲が広がることを踏まえ、緊密な日米同盟をアピールする狙いがある。

 RRは東日本大震災での米軍の災害救助支援「トモダチ作戦」で主力艦を務め、今月1日、ジョージ・ワシントンの後継艦として横須賀に配備された。

 首相はRRのボルト艦長らの案内で格納庫や艦橋を視察。艦長が「海上自衛隊はプロフェッショナルだ」と話すと、首相は「トモダチ作戦に従事していただき、RRは日米の絆のシンボルだ」と謝意を示した。麻生太郎副総理と中谷元(げん)防衛相も同行し、首相が空母艦載機FA18(スーパーホーネット)の操縦席に乗り込む場面もあった。

 首相はこれに先立ち、神奈川県沖の相模湾での海上自衛隊の観艦式に出席。訓示で「国民の命と平和な暮らしを守り抜くための法的基盤が平和安全法制だ。さらなる任務を果たしてもらいたい」と呼び掛けた。

 観艦式には自衛隊の艦艇36隻、航空機37機が参加。米海兵隊のMV22オスプレイが初参加したほか、韓国海軍が13年ぶりに参加した。【村尾哲】

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