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SEALDs「安保法、許せない」 成立1カ月、渋谷ハチ公前で集会…野党議員も登壇
学生グループ「SEALDs(シールズ)」が18日、安全保障関連法が成立してから19日で1カ月になるのを前に、東京・渋谷のハチ公前で集会を開いた。参加者は「安保法と安倍首相のやり方を許すわけにはいかない」と法の廃止を訴えた。
ハチ公前は身動きをするのも難しいほどに。京都市から駆け付けてスピーチした同志社大2年の斉藤凛さん(19)は、戦後の平和は多くの先人の意思で成り立ってきたと指摘。「70年間少しずつ前進してきた道は、何歩か後退したかもしれない。でも憲法とそこに書かれた理念を諦めることはできない」と声を張り上げた。
民主、共産、維新など野党各党の国会議員も登壇。参加者からは、来年夏の参院選で野党が選挙協力をするよう「共闘、共闘」と手拍子が湧き起こった。