今年の就職活動に臨んだ学生の8割が、日程の繰り下げは「マイナスの影響が大きかった」と感じている――。就職情報会社マイナビは22日、そんな調査結果をまとめた。就活期間を短くして学業を充実させる狙いの改革1年目だったが、6割近くが「学業の妨げになった」と指摘。来年以降をめぐる見直し議論にも影響しそうだ。

 来春卒業予定のマイナビ会員の大学生・院生に8月26~31日に聞き、5763人が答えた。

 日程変更が就活に及ぼした影響については46・2%が「マイナス」と答え、「どちらかといえば」を含めると79・3%だった。「どちらかといえばプラス」が16・1%、「プラス」は4・6%だった。