着エロ:11団体、児童福祉法などの改正求める要望書提出
毎日新聞 2015年10月21日 19時07分
子どもの虐待防止に取り組むNPO法人「シンクキッズ」など11団体は21日、少女に露出の多い水着を着せて撮影する「着(ちゃく)エロ」などを禁止できるように児童福祉法や児童虐待防止法の改正を求める要望書を厚生労働省に提出した。
現在、着エロは児童ポルノ禁止法で対処されているが、ポルノ性の認定が難しく、昨年7月の改正法施行後も立件できたケースは少ない。
同NPOの後藤啓二代表理事は「有害業務、性的虐待にあたるのではないか。子どもの性の商品化を法律で禁止し、少女たちを保護すべきだ」と指摘した。女子高生に男性客を接待させるJKビジネスも同様に「犯罪の温床。子どもを従事させるべきではない」とした。【鈴木敦子】