【G大阪】

2015年10月23日19時23分  スポーツ報知

 G大阪の長谷川健太監督(50)は23日、ベスト4で敗退したACL・広州恒大戦で先発から外した日本代表FW宇佐美貴史(23)を、仙台戦(25日・ユアスタ)で先発復帰させる考えを明かした。広州恒大戦では後半の切り札として起用したが、「(先発で)使いますよ。得点王の可能性もまだあるし、チームの勝利が一番だが、個人の記録にも挑戦してほしい」と期待。得点ランクでも2位の19点とトップの川崎FW大久保(22点)を追うエースの奮起を促した。

 宇佐美は今季、G大阪と日本代表で52試合に出場。これは昨季の37試合を大幅に上回り自己最多だ。過去に経験していない試合数をこなしてきたことで、疲労からかG大阪では最近4試合無得点。動きにキレを欠く試合もあり、今季前半に見せていたような爆発的な得点力を発揮できていない。

 現在チームは年間順位4位で、チャンピオンシップ(CS)出場権内の3位・F東京まで勝ち点差2。ACLでの敗退後「今年一番取りたかった、大事にしていたタイトルが終わってしまった。でも、ぶれずに折れずに、残り全ての可能性を追いかけていきたい」と語っていた宇佐美。CS圏内に食い込み、来季のACL出場権を獲得するためにも、エースの再点火が必要不可欠だ。

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