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社長の行方不明後に保険解約 男ら書き換えか
10月21日 18時08分

社長の行方不明後に保険解約 男ら書き換えか
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2年ほど前から行方が分からなくなっていた茨城県の会社社長の遺体が前橋市内で見つかった事件で、社長が行方不明になったあとに、会社にかけられていた保険が解約され、およそ1000万円が払い戻されていたことが警視庁への取材で分かりました。保険が解約された会社の登記は、別の事件で逮捕された知り合いの男らによって書き換えられたとみられ、警視庁が詳しく調べています。
この事件は、2年ほど前から行方が分からなくなっていた茨城県の会社社長、小澤道明さん(当時62)が、前橋市内の住宅の跡地の地中から遺体で見つかったものです。警視庁は、別の事件で逮捕されている知り合いの男らの一部が「遺体を埋めた」と供述していることから、死体遺棄の疑いで捜査しています。
警視庁によりますと、小澤さんが社長や役員を務めていたおよそ20の会社のうち9つの会社の登記が、知り合いの男らによって書き換えられたとみられていますが、このうち6つの会社にかけられていた保険が解約され、およそ1000万円が払い戻されていたことが警視庁への取材で分かりました。
解約された保険は、会社や取引先が倒産した際に支払われる「倒産防止保険」と呼ばれるもので、いずれも小澤さんが行方不明になったあとに解約されていたということです。これを含めて、小澤さんの口座などからは合わせておよそ1億7000万円がなくなっているということで、警視庁が詳しく調べています。

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