200キロおばけカボチャでサーフィン大会、プロサーファーも悪戦苦闘
2015年10月19日7時30分 スポーツ報知
サーフィンスポットとして知られる千葉県鴨川市で18日、同市で栽培が盛んなジャンボかぼちゃをボードにしたサーフィン大会が初開催された。使用されたのは直径約1メートル、幅約80センチの3つのジャンボかぼちゃ。重さは200キロ前後という巨大サイズだ。
1つにつき、大人10人がかりで波打ち際まで運んでスタート。かぼちゃは海に浮かぶが、普通のサーフィンのようにパドリング(腹ばいになって両手で水をかいて前進すること)は不可能だ。4~5人で海中からかぼちゃを押さえ、波に合わせて、1人がその上に立つ。
昨年12月の初テストでは約5メートルの前進に成功していたが、この日は波が荒く、プロサーファーの関谷利博さん(45)でも1~2秒乗れた程度にとどまった。関谷さんは「バランスが取りにくく、立つだけでも難しかった」と苦笑いだった。
企画したのは、市内在住の千葉県ジャンボかぼちゃ研究会代表・上野貢司さん(54)とベテランプロサーファーの川井幹雄さん(67)。2020年東京五輪の追加種目候補に決まったサーフィンの地元招致へ向け、PR活動していく計画もあるという。