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自衛隊機の緊急発進は減少傾向
10月20日 4時00分

自衛隊機の緊急発進は減少傾向
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領空侵犯のおそれがある国籍不明機に対する自衛隊機のスクランブル=緊急発進は、この夏以降も減少傾向が続いていることが、防衛省のまとめで分かりました。中国機はやや増えましたが、ロシア機が大幅に減っています。
防衛省によりますと、航空自衛隊の戦闘機による緊急発進は、ことし7月から先月までの3か月間で合わせて170回と、去年の同じ時期に比べて10%余り減りました。
これは中国機が117回と去年より10%余り増えたものの、ロシア機が51回と去年より40%以上減少したためです。ロシア機が大幅に減って緊急発進が去年より減少する傾向は、ことしの春以降、続いていて、ことし1月から先月までの9か月間でみても、緊急発進は合わせて542回と、去年の780回をおよそ30%下回っています。
防衛省によりますと、中国機、ロシア機ともに、この半年間、戦闘機が目立つということで、「全体として減少しているが、各国の動向を注視しなければならない状況に変わりはない」としています。

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