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トルコの爆弾テロ 実行犯の1人を特定10月20日 9時29分
トルコの首都アンカラで今月10日に起きた爆弾テロ事件について、自爆した2人のうちの1人が特定され地元メディアは7月に南東部で起きた自爆テロの実行犯で、過激派組織IS=イスラミックステートとつながりがあった男の兄だと伝えています。
この事件は今月10日、トルコの首都アンカラで、政府軍とクルド人武装組織の和平を訴えるデモが行われていた際、爆発物が連続して爆発して、102人が死亡したもので、捜査当局は、2人の実行犯による自爆テロだとしていました。
この事件についてトルコの検察当局は19日、声明を発表し、実行犯2人のうち1人の男を特定したと明らかにしました。
検察当局は男は、テロを引き起こすためにシリアから入ってきたとしており、ISと何らかのつながりがあったとみて調べを進めています。
地元メディアは当局者の話として、この男はトルコ国籍で、7月にシリアとの国境に近い南東部スルチで起きた自爆テロの実行犯で過激派組織ISとつながりがあった男の兄だと伝えています。
検察当局はまた、犯行の手助けをしたとしてこれまでに4人を逮捕し、倉庫などから爆発物の原料などを押収したとしています。
トルコ政府は、これまで、捜査の内容は公表しないとしてきましたが、国民の間で、政府の対応への批判が広がったことから捜査の進展をアピールしてこうした批判をかわすねらいがあるものとみられます。
この事件についてトルコの検察当局は19日、声明を発表し、実行犯2人のうち1人の男を特定したと明らかにしました。
検察当局は男は、テロを引き起こすためにシリアから入ってきたとしており、ISと何らかのつながりがあったとみて調べを進めています。
地元メディアは当局者の話として、この男はトルコ国籍で、7月にシリアとの国境に近い南東部スルチで起きた自爆テロの実行犯で過激派組織ISとつながりがあった男の兄だと伝えています。
検察当局はまた、犯行の手助けをしたとしてこれまでに4人を逮捕し、倉庫などから爆発物の原料などを押収したとしています。
トルコ政府は、これまで、捜査の内容は公表しないとしてきましたが、国民の間で、政府の対応への批判が広がったことから捜査の進展をアピールしてこうした批判をかわすねらいがあるものとみられます。