サンスターが、普通の歯ブラシにアタッチメントを装着することで動きを検知し、スマホと連動させてさまざまな機能性をもたせる「G・U・M PLAY(ガム プレイ)」を2016年春に発売。機能やコンセプトを紹介するティザーサイトと動画を公開しました。
歯みがきを「やななくちゃ」から「やりたい」に変えることをコンセプトに、昨年末にプロトタイプを発表。今回は、より具体的にどのようなことができ、歯みがきがどう変わるのかを紹介しています。
アタッチメントは、歯ブラシのおしりに装着するタイプ。加速度センサーを内蔵し歯ブラシの動きをブルートゥースでスマホへ転送し、アプリと連携します。
アプリは歯みがき中の顎機や経過時間を記録する「MOUTH LOG」のほか、楽曲にあわせて歯みがきをする場所をガイドしてくれたり、好きな楽器で音楽を自由に奏でられるモードを搭載した「MOUTH BAND」。歯みがきの中の時間もムダにしないニュース読み上げアプリ「MOUTH NEWS」。お口の中の菌をイメージしたキャラクターを歯ブラシの動きで戦うゲーム感覚のアプリ「MOUTH MONSTER」を公開。
MOUTH MONSTER
まだプロトタイプとのことで、今後デザインやアプリの内容は変更される可能性がありますが、電動歯ブラシと違い普段使い慣れたはプラシがそのまま使え、ひとりひとり用意しなくてもよいのがいいですね。
めんどうな歯みがきを「ちょっとやってみようか」という気持ちにさせてくれる、すばらしい取り組みではないでしょうか。とくに歯みがきを進んでやらない子供に「やりたい」を植え付けるための道具として期待大。筆者も子供に使わせてみたいし、自分も歯の磨き方がかなり適当なので、改善するいい機会になると思います。
将来的には、さらに高度なセンシング機能を搭載し、それを利用したアプリを実現したいそうです。