産経前支局長に懲役1年6カ月求刑=韓国検察

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損した罪で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の公判が19日、ソウル中央地裁で開かれた。検察は「うわさの内容が虚偽であることを知りながら報道し、朴大統領や(元補佐官の)チョン・ユンフェ氏など被害者の名誉を深刻に傷つけた。誹謗目的が十分に認められる」として懲役1年6カ月を求刑した。

 また「被告人が記事に書いた『低俗なウワサ』、『朴大統領と男性の関係』、『相手は当時妻帯者』などの表現は意見や評価の表明ということはできず、虚偽の事実を指摘したもの」と主張した。

 加藤氏は昨年8月、旅客船セウォル号沈没事故当日に朴大統領が元補佐官のチョン・ユンフェ氏と密会していたとのうわさを紹介し、名誉毀損罪で起訴された。

 判決公判は11月26日に開かれる。

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