韓国長官 北の弾頭改良ミサイルは初期段階=前回は偽装

【ソウル聯合ニュース】韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官は19日の国会国防委員会全体会議で、北朝鮮が10日に行った朝鮮労働党創建70周年を記念する閲兵式(軍事パレード)で公開した改良型の移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)「KN08」について、「弾頭はKN08の開発過程で技術が発展していけば、尖った形態に変わる」とした上で、「(今回公開されたミサイルは)開発の初期の形態と判断する」との考えを示した。

 北朝鮮が2013年7月27日の朝鮮戦争休戦60周年記念パレードで公開したKN08は弾頭の先端部分が尖っていたが、今回は丸く改良され、注目を集めた。これについて一部から核弾頭の小型化と関係があるとの分析が出ていた。

 韓長官は「技術の進化という観点から見れば、それ(13年7月に公開されたKN08の弾頭)は偽装用だと判断する」と説明した。

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