【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は19日、国土交通部長官に姜鎬人(カン・ホイン)元調達庁長(57)を、海洋水産部長官に金栄錫(キム・ヨンソク)同部次官(56)を指名した。青瓦台(大統領府)の金聲宇(キム・ソンウ)広報首席秘書官が同日、会見で発表した。
朴政権が発足してから青瓦台の外交安保首席秘書官を務めてきた朱鉄基(チュ・チョルギ)氏は国産戦闘機(KFX)開発事業で米政府が主要技術の移転を拒否していた事実が最近明らかになった問題の責任を取り、辞意を表明。後任に金奎顕(キム・ギュヒョン)国家安保室第1次長(62)を起用した。新国家安保室第1次長には外交部の趙太庸(チョ・テヨン)第1次官(59)を任命した。
新たな外交部第1次官には林聖男(イム・ソンナム)駐英国大使(56)を抜てきした。林氏は1981年に外務部(現外交部)入り。北米課長や在中韓国大使館公使などを歴任した。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表、朝鮮半島平和交渉本部長も務めた。