※この記事は不倫を想起させるような内容が含まれるので、念のため【閲覧注意】としておきます。
わたしの母は小学校の先生だった。離婚した父も同じ小学校の先生だったそうだ。両親はいわゆるデキ婚で、そのときできた子がわたし。母がわたしを妊娠している間、父はこれまた同じ小学校の保健の先生と不倫をして、なんとまあそちらの方も妊娠させてしまったらしい。そして父は母とわたしを捨て、不倫相手の保健の先生と一緒になることを選んだ。サイテーだなと思うけど、それ以上の感想は正直あまり浮かんでこない。物心ついてからは会ったこともないし、父のことなんてなーんにも覚えてないから。ただ、不倫するやつなんかシネとは思うけど(^_−)−☆
小学校の先生の恋愛事情について、両親のこと以外、わたしは何も知らない。職員室内でどのような人間関係が形成され、どのような会話が繰り広げられているか、特に興味もない。
ただ、目に入ってくるもの、耳に入ってくるものについては別。
ケース1:PTA総会での出来事
毎年、年度はじめに行われるPTA総会。 PTA総会とは、PTAの本部役員、常任委員、教職員、理事、PTA会員などが一堂に会するもの。前年度PTA役員をしていたわたしは、運営スタッフとして今年の総会に出席した。
会の半ば、各学年の学年主任の先生がずらっと前に並び、今年度の学年目標を一人ずつ発表するときのこと。
わたしは水色のまるのところに座って、先生たちの話を聞いていた。すると、右斜め前方に座っているM先生の、体を揺すりながらクスクス笑っている姿が目に入ってきた。M先生は先生になって3年目の女性の先生。
(ちなみに教職員は保護者席の方を向いて座っています)
何を笑ってるんだろう?と不思議に思って前を見ると、前に立っている6年生の学年主任(K先生/男性/12年目)が、書類で顔の右側を隠すようにしながら、誰かに何かを言っていた。目線をたどれば想像どおり、それはM先生に向けてのメッセージだったらしい。M先生はまたクスクス笑い、K先生は書類で顔を隠して笑っていた。
ねえねえ、TPOって知ってる?
仲が良いのはいいことだ。楽しそうでなにより。でもね、今は大事な話の最中でしょう。うるさいよ、あなたたち。それにあなたたちは勤務時間中でしょうけど、保護者は給料が出るわけでもないのに、自分の貴重な時間を割いてこの場に出てきているんだよ。クソつまんない大事な話を聞くために。
ものすごく不快な気持ちになったけど、まあ目くじらをたてることでもないかと思い直して、すっかりこのことは忘れていた。
ケース2:講演会での出来事
それから4ヶ月後。保護者と教職員のための講演会に出席したとき、また同じような場面に出くわしてしまった。
この日2人は、図のように肩と肩が触れ合うくらいの近さで座っていた。K先生の隣にはまだ数人座れたはずなのに、誰も座らない。極力気にしないように努めていたんだけど、隣から若干騒音レベルのキャッキャうふふが聞こえてきたので、もう諦めてじっくりと観察することにした。そして話にときどき加わり、濃密な2人の空気をまろやかに中和させ、「(あなたたちのこと)見ていますよ」とアピールした。つもりだったんだけどねー。
そんなことはお構いなしに、2人はボディタッチ、顔を覗き込んで話す、キャッキャうふふ…完全にいちゃついてんじゃねーか!でもわたし、大人ですから。人の恋路の邪魔はいたしません。恋路かどうか知らんけども。でもさ。
ねえねえ、TPOって知ってる?
ケース3:秋祭りでの出来事
つい先日行われた秋祭りでの出来事。学校とPTAと地域が合同で開催する祭りなので、休みにもかかわらず多くの人で賑わったらしい。わたしは仕事で行けなかったんだけど。代わりに駆り出された夫の話によると、ここでもまたあの2人が目立っていたらしい。
ゲームコーナーの担当をしていた夫が目にしたのは、3人のお子さんを連れて祭りに現れたK先生のそばに寄り添うM先生。
K先生は既婚男性。しかも3人の子持ち。
もちろんM先生はK先生の奥様ではありません。
ものすごくベタベタしていたわけではない。だけどなんか「あれ?」と思う何かを感じた。普段そういうことに鈍感な夫がそう感じたということは…。それもうほとんどの人が気づくレベルなんじゃないの?
ねえねえ、TPOって…知らないんだよね、きっと。
TPOをわきまえられない迷惑な先生たちへ
この2人が本当に不倫関係にあるかどうかというのは、わたしにとってはほんっとーーーにどうでもいい話。わたしが言いたいのは、たった一つ。
時と、場所と、場合を、わきまえろ。
ただそれだけです。あともう一つ言わせてもらえるなら、
子どもの前で醜態さらすな。
子どもたちは見てるよー。親も見てるよー。勤務時間中のあなたは「先生」なんですよ。
あとがき
この人たちに圧倒的に足りないのは、周りの人への配慮だと思う。残念な大人だ!うちの両親のようにならないようにしたほうがいいよ、後が大変だから。
ということで、今日はこれでおしまい。