症状と原因 犬の病気
犬が生後6ヶ月〜1,2歳で発症するケースが多い病気で、お腹や、顔、足、脇の下などに皮膚の炎症が起こって赤くなり、とてもかゆいので患部をひっかきます。そのため、皮膚がただれたり傷ができたりします。繰り返しひっかくうちに、皮膚が部分的にごわごわと分厚くなることもあります。多くの犬で外耳炎を併発しており、また、慢性化しやすく、治っても再発するケースの多い病気です。
遺伝的な要因が大きく皮膚病ですが、皮膚から原因となるアレルギー起因物質(アレルゲン)が進入してさまざまな炎症が引き起こされます。アレルゲンとなるものにはハウスダスト、ノミ、花粉、食べ物など、多くのものがあります。
治療方法 犬の病気
副腎皮質ホルモン、抗ヒスタミン剤、免疫抑制剤やインターフェロンなどの薬物療法によってかゆみ炎症を抑えると同時に、食事療法も行います。家庭ではシャンプーを行いアレルゲンの除去に努めますが、保湿剤で皮膚の乾燥を防ぐことも忘れてはなりません。屋内で飼っていると室内のほこりに含まれる目に見えないものなどもアレルゲンとなりますから、アレルゲンをなくすようこまめに掃除します。
アトピー性皮膚炎 【犬の病気】
posted by ブラックウッド at 00:12
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