2015年10月19日20時41分
北海道紋別市の住宅で18日朝、首を刺された女性の遺体が見つかった事件で、道警は、女性はこの住宅に一人で暮らす森田とし江さん(93)と確認した。室内から金が持ち去られた可能性があり、道警は同日、強盗殺人事件とみて紋別署に捜査本部を設置した。また、19日の司法解剖の結果、死因は首からの出血による外傷性ショックと判明した。
捜査関係者によると、室内から森田さんのものとみられる財布が見つかったが、紙幣が入っていなかった。森田さんは18日から温泉旅行に出かける予定だったという。捜査本部は、殺害後に紙幣が抜き取られた可能性があるとみている。
また遺体発見時、玄関は施錠されていたが、1階裏側の引き戸などは無施錠で、2階の窓ガラスは割れていたという。16日朝に近所の住民が森田さんの姿を見ており、捜査本部は16日午前から18日朝までに殺害されたとみている。
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朝日新聞社会部
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