恋愛にみる本来の自分。素顔をみせる
家族や仲間といった、自分が心を許せる相手に対し、人間という生き物は「ありのままの素顔」をみせるものです。
例えばそれがワガママであったりしても、甘えん坊であったとしても、それがあなたの「ありのままの素顔」であれば、最低限の礼儀をわきまえたうえで、大切な人の前では包み隠さず素顔をみせるべきです。
恋愛にみる本来の自分
心で感じていることがいずれ言葉や態度して表れてくるように、取り繕った顔をしていても、いずれ化けの皮は剥がれます。
だったら最初から「自分はこういう人間なんだ」と宣言していたほうが、楽に生きていけます。
僕は今の妻と付き合っていたときから、「自分の時間がないと嫌だから、一人で部屋にこもることがある。そうなったら放っておいて」と伝えておきました。
時間といういものは有限なので、自分のやりたいことをやるためには、どうしても集中しなければならないときがあります。
彼女が遊びにきているのに、部屋にこもっている彼氏ってどうなの?
そんな声も聞こえてきますが、これが僕なのでそれを受け入れてくれる人でなければ付き合うことも、結婚することもできません。
幸い僕の妻はそれを認めてくれる人で、彼女も同じタイプだったので、今日まで大きなケンカもなく一緒に暮らしています。
「自分の時間がないと嫌だから、一人で部屋にこもることがある。そうなったら放っておいて」を我慢することもできますが、そのことがストレスになり、その原因を妻に向けてしまうのが嫌だった。
だったら最初から自分という人間を知ってもらった上で、付き合うか付き合わなきかを判断してもらったほうがいい。
そしてこれは恋愛だけではなく、これから僕と出会う方々にも同じことがいえます。
気持ちが合わない人と繋がっていても、楽しくも面白くもありませんからね。
やはり本音で話せる仲間が一番です!
素顔をみせる
例えばいつもは厳しい上司でも、家に帰った途端、子供の前では優しい笑顔でいるように、ありのままの自分でいるときが一番幸せを感じる時間です。
もちろん僕も妻と一緒にいるときが一番リラックスできる時間であり、自分の素顔を知っている相手なので、ありのままの自分────飾らない自分でいることができます。
ただなかには、いつどんなときでも飾らず、素顔のままで暮らしている方もいます。
僕の友人にもいますが、飾らないというか、取り繕っていないので本音で話すことができます。
ですが大抵の方は家以外、例えば職場などでは、どうしても「もう一人の自分」を出して他人と接する機会が多いはずです。
アランが書のなかでこう書き残しています。
わたしたちは、あまり関心のない人たちに対しては礼儀正しく、大切に思う人に対しては、機嫌の良し悪しを見せてしまうものなのだ。
引用元 : アランの幸福論
これって、心を許せる相手には自然と「自分の素顔」をみせているってこと。
心許せるから、自分の本音を相手に伝えることができる。
で、これは僕が遭遇したことお話を一つ。
本心では「すごいね!」なんてこれっぽちも思っていないのに、「すごいね!」なんて言っている人をみていると、「え?こいつマジでそう思ってんの?」と思うことがあります。
とりあえずヨイショしておこう、みたいなやつ。
で、あとになって陰で「全然すごくない」って言ってる姿をみると、呆れて言葉も出ません。
じゃあ最初から相手にそれを言えってーの!
そう思わずツッコんでしまいました!
まあこれも素顔をみせていることに変わりはありませんが、意味合いが違うので誤解しないように。
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