本日１０月１８日、
群馬県前橋市と赤城山を結ぶ、
前橋市内から９キロほど離れた県道わきの住宅跡地で、
警察による発掘作業が行われ、
午後４時頃白骨遺体が発見されました。
遺体は行方不明の
茨城県の６０代の会社経営者と見られています。
今回の発掘は、
茨城県の不動産会社社長が行方不明になっている事件に関連して、
登記簿を不正に書き換えた事件で逮捕された3人の男が、
遺体を埋めたと供述したことを受けての作業でした。
行方不明になっているのは、茨城県で不動産会社を経営する
小沢道明（おざわみちあき）さん（６４）です。
事件のきっかけは、今年の１月。
都内に住む小沢さんの母親が、
小沢さんと連絡がとれないことを不審に思って、
警視庁に相談に訪れたことでした。
警視庁が調べたところ、
小沢さんは会社７つを経営していましたが、
５つの会社をのっとられ、
多額の現金（約２億円）が引き出されていました。
そして、今月の１０月６日、
警視庁は『電磁的公正証書原本不実記録』の疑いで、
坂巻勝美容疑者（５３）、吉光保男容疑者（７２）、
山口保夫容疑者（６４）の３人を逮捕しました。
特に山口容疑者は小沢さんとかつて交友があったとされ、
２年前に山口容疑者に暴行をうけたとして、
小沢さんが被害届を提出していました。
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３人は
「前橋市の県道わきの空き地に遺体を埋めた」
と供述していたとのことです。
その場所は、近所の人の話によると、
昔から住んでいた人が数年前に亡くなり、
別な人が住んでいたが、今年建物が壊され更地になったといいます。
そして、この家に住んでいたのが坂巻容疑者だったことが確認されています。
坂巻容疑者の今の住所は、前橋市の別の場所になっています。
坂巻容疑者は、近所の人には職業は車関係だと話していたというのですが、
今のところ、職業はわかっていませんが、
カネ回りはよかったようです。
車はポルシェに乗っていたという話が出ています。
「不動産と組んで４０００万円儲けた」
と知人に話してから、急にカネ回りがよくなったもようです。
吉光保男容疑者は、
去年まで茨城県のマージャン店で働いていました。
吉光容疑者を知る人によると
「取り立てがきていた。
誰にでも金をかしてくれといっていて、
羽振りのいいときはなかった」
と話しています
警察は、これから白骨の身元確認をするとともに、
事件をさらに詳しく調べていくもようです。