写真・図版「まごチャンネル」を考案した梶原健司社長。手前の受信機のランプが点灯すると動画到着の合図だ＝東京都渋谷区

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　離れて暮らす孫の姿が、家のテレビで簡単に見られる――。そんなサービスを東京都内のベンチャー企業が来春始める。兵庫県・淡路島出身の社長が、実家の両親が喜ぶ姿を思い浮かべながら考案した。

　サービスの名は「まごチャンネル」。祖父母は家の形をした受信機をテレビにつなぐだけ。孫の動画は通信回線を通じて受信機に送られてくる。見たい時に、録画したテレビ番組を見るのと同じ要領でテレビのリモコンを操作すればいい。パソコンやスマートフォン（スマホ）を使いこなせない人でも大丈夫だ。

　動画を送る方は、スマホの専用アプリで撮影、送信する。実家で再生されると「見始めた」というメッセージがスマホに届く。

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