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【サッカー】

カズ、右臀部負傷で途中交代 今季中の復帰は絶望的

2015年10月19日 紙面から

◇J2 横浜FC0−0京都

ユニホームを交換し、ポーズをとる横浜FCの三浦(左)とラグビー日本代表の松島=ニッパツ三ツ沢球技場で

写真

 横浜FCのFW三浦知良が京都戦で先発し、J最年長出場記録を48歳7カ月22日に更新したが、右臀部(でんぶ)付近を痛め、前半21分に負傷退場、今季中の戦列復帰が絶望的となった。首位の大宮は徳島に1−2と逆転負けし2連敗となった。2位磐田は札幌に3−0で快勝。FC岐阜は長崎に1−2で逆転負けし20位に転落した。

 カズは0−0で迎えた前半17分、空中戦で京都のMF金南一(キム・ナミル)の膝が背中に入り、バランスを崩した形で着地。2、3歩、歩みを進めてからピッチに倒れ込んだ。そのまま立ち上がることなく担架で退いた。その後は、ベンチ内にとどまり試合を最後まで見届けた。

 「片足で変な足のつき方をして着地した。4月に痛めたところに近い。今も痛みがあるので大事にしたい」とカズ。4月26日の徳島戦(ニッパツ)で右臀部付近を痛め、6月28日の水戸戦の復帰まで10試合を欠場している。

 けがの程度、全治期間などは不明で、近日中に受ける精密検査の結果待ちとなるが、リーグ戦は残り5試合とわずかでもあり、このまま今季終了となることが濃厚だ。

 この日は以前から親交のあるラグビー日本代表のCTB松島幸太朗(22)が観戦に訪れ、試合後、松島から先のW杯・南アフリカ戦で着用した桜の代表ジャージーがプレゼントされた。その時は終始笑顔だったが、「今日はフィーリングがよかったので、もう少しプレーしたかったなあ」と今季11試合目の先発出場が短時間に終わったことを悔やんだ。 (相原俊之)

 

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