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奈良・東大寺 金剛力士像 20年ぶりの修理終わる10月19日 13時18分
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奈良の東大寺南大門にある国宝の「金剛力士像」の、およそ20年ぶりの修理が終わり、19日、魂を入れる法要が営まれました。
東大寺南大門にある2体の金剛力士像は、鎌倉時代に運慶や快慶らによって作られた仏像の傑作として、国宝に指定されています。
汚れや傷みが目立つようになったため、去年からことしにかけて、およそ20年ぶりに修理が行われました。
このうち、口を開けた阿形像は、去年12月に修理を終え、19日は口を閉じた吽形像の開眼法要が営まれて、僧侶が魂を入れる儀式を行いました。
積もったほこりを落とし、木の表面に樹脂をしみこませるなどして補修された2体の金剛力士像は、およそ1年ぶりに修理を終えた姿で南大門に並び立ちました。
東大寺の筒井寛昭別当は「2体あっての仁王様ですから、そろってまた皆様をお迎えすることができて、うれしいです」と話していました。
汚れや傷みが目立つようになったため、去年からことしにかけて、およそ20年ぶりに修理が行われました。
このうち、口を開けた阿形像は、去年12月に修理を終え、19日は口を閉じた吽形像の開眼法要が営まれて、僧侶が魂を入れる儀式を行いました。
積もったほこりを落とし、木の表面に樹脂をしみこませるなどして補修された2体の金剛力士像は、およそ1年ぶりに修理を終えた姿で南大門に並び立ちました。
東大寺の筒井寛昭別当は「2体あっての仁王様ですから、そろってまた皆様をお迎えすることができて、うれしいです」と話していました。