ニューヨーク=真鍋弘樹
2015年10月19日10時28分
親を亡くした子どもたちを支援する「あしなが育英会」会長、玉井義臣さん(80)が18日、米ニューヨークで「エレノア・ルーズベルト・バルキル賞」を受賞した。同賞はこれまでにヒラリー・クリントン氏らが受賞。日本人では緒方貞子・元国連難民高等弁務官に次いで2人目という。
エレノア・ルーズベルト元大統領夫人の遺志に沿い、教育や人権などの分野で世界的な貢献をした人に贈られる。あしなが育英会が約半世紀にわたって遺児への教育支援を続け、アフリカのエイズ遺児に援助を始めたことなども評価された。受賞について玉井さんは「あしなが運動にとって新しい歴史の幕開けとなるでしょう」と話した。(ニューヨーク=真鍋弘樹)
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