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日銀総裁「景気緩やかな回復継続」認識示す
10月19日 11時33分

日銀は19日、全国の支店長らを集めた会議を開き、黒田総裁は、中国をはじめ、新興国経済の減速が、輸出や生産面に影響を及ぼしているものの、「景気は緩やかな回復を続けている」という認識を示しました。
日銀は19日、全国32の支店の支店長らを集めた会議を開き、冒頭で黒田総裁は景気の現状について、中国をはじめ、新興国経済の減速が、輸出や生産面に影響を及ぼしているものの、「緩やかな回復を続けている」という認識を示しました。
また、黒田総裁は、生鮮食品を除いたことし8月の消費者物価指数が2年4か月ぶりにマイナスに転じたことを踏まえ、「物価は、エネルギー価格の下落の影響から、当面、0%程度で推移するとみられる」としたうえで、目標とする2%の物価上昇率の実現を目指し、大規模な金融緩和を必要な時点まで継続する考えを改めて示しました。
日銀は19日午後に、全国9つの地域ごとに景気の現状をまとめた「地域経済報告」を発表しますが、中国経済の減速が各地の経済にどのような影響を及ぼしているのかが焦点となります。

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