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あしなが育英会の会長 アメリカで表彰10月19日 8時14分
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災害や病気などで親を亡くした子どもたちの進学支援に取り組んできた、あしなが育英会の会長が長年にわたる活動をアメリカでも評価され、人権や教育の分野で功績のあった人に贈られる元大統領夫人ゆかりの賞を受賞しました。
「エレノア・ルーズベルト・ヴァルキル勲章」と呼ばれるこの賞は、アメリカのフランクリン・ルーズベルト元大統領の妻として公正な社会の実現に取り組んだエレノア夫人の理念を引き継ごうと設けられ、毎年、人権や教育の分野で功績があった人に贈られています。
ことしの受賞者の1人には、親を亡くした子どもたちの進学支援を50年近くにわたって続けている、あしなが育英会の創設者で会長の玉井義臣さんが選ばれ、18日、ニューヨーク郊外にあるエレノア夫人ゆかりの地で授賞式が行われました。
あしなが育英会は、ことし、アメリカに初めて事務所を設けるなど海外での活動に一段と力を入れていて、アフリカのウガンダでエイズで親を亡くした子どもの支援に取り組んだことも高く評価されました。
受賞のあいさつで玉井さんは、「50年間で9万5000人の子どもたちを進学・卒業させたのは世界でもなかった取り組みで、エレノア夫人の教えを地球の裏側で進めてきたことになる」と述べ、地道な支援活動の成果を強調しました。
この賞はこれまでアメリカのヒラリー・クリントン前国務長官などが受賞していて、日本人の受賞者は国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんに続いて玉井さんが2人目です。
ことしの受賞者の1人には、親を亡くした子どもたちの進学支援を50年近くにわたって続けている、あしなが育英会の創設者で会長の玉井義臣さんが選ばれ、18日、ニューヨーク郊外にあるエレノア夫人ゆかりの地で授賞式が行われました。
あしなが育英会は、ことし、アメリカに初めて事務所を設けるなど海外での活動に一段と力を入れていて、アフリカのウガンダでエイズで親を亡くした子どもの支援に取り組んだことも高く評価されました。
受賞のあいさつで玉井さんは、「50年間で9万5000人の子どもたちを進学・卒業させたのは世界でもなかった取り組みで、エレノア夫人の教えを地球の裏側で進めてきたことになる」と述べ、地道な支援活動の成果を強調しました。
この賞はこれまでアメリカのヒラリー・クリントン前国務長官などが受賞していて、日本人の受賞者は国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんに続いて玉井さんが2人目です。