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 日本一のカレー激戦区と言われる大阪で、カレー好き約3千人が集まるフェイスブック(FB)のグループがある。その名も「口癖はカレー」。8月にはグループが監修したレトルトカレーが発売されるなど、その活動は広がるばかりだ。

 「月曜日はまずスパイスチャージ! 生卵を入れるとまろやか」「近所にできたカレー屋さんに行ってきました」。FBでは、メンバーが食べた大阪のおいしいカレー店や行列の状況など、1日に数十件のカレー情報が写真付きでアップされる。

 「始めた当初はこんなにカレー好きがいるとは思いませんでした」。そう話すのは大阪市此花区の会社員三嶋達也さん(49)。「口癖はカレー」の主宰者だ。

 大阪のカレーにはまったのは5年前。ふらりと入った北浜の「Columbia8(コロンビアエイト)」でスパイスカレーに出会った。ご飯が見えないほどルーがかかった独特の見た目と、刺激的なスパイスの香り。「今まで食べてきた欧風カレーとは全く違っていた。何だこれは!と衝撃を受けた」

 以来、年間400食を超えるカレーを食べ、2011年に同じカレー好きの友人とフェイスブック上に「口癖」グループを立ち上げた。20人程度で情報交換をするだけだったが、カレー愛にあふれる投稿とマニアックな情報が反響を呼び、雑誌にも取りあげられた。メンバーは現在3千人を超える。

 メンバーはカレー好きの会社員らが中心だが、カレー店を経営するプロも参加する。

 大阪のカレー事情に詳しい、雑誌編集者の桃井麻依子さんは「口癖はあくまでカレーファンが『おいしかった』『良かった』ということを共有するコミュニティー。そのあたりが信頼を集めている理由かもしれません」。口癖が監修したカレーの特設サイトも編集した。