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ボクシング世界戦 河野が防衛 亀田興毅引退表明
10月17日 14時41分

ボクシングのWBA=世界ボクシング協会のスーパーフライ級タイトルマッチで、チャンピオンの河野公平選手が、日本選手初の4階級制覇を狙った亀田興毅選手に判定勝ちし、2回目の防衛に成功しました。敗れた亀田選手は試合後、現役引退を表明しました。
WBAのスーパーフライ級のタイトルマッチはアメリカ・シカゴで行われ、世界チャンピオンで2回目の防衛を目指す34歳の河野選手と、世界ランキング2位の亀田選手が対戦しました。亀田選手はこれまで、ライトフライ級とフライ級、そしてバンタム級で世界タイトルを獲得し、今回、日本選手で初めての4階級制覇を狙いました。
試合は河野選手が第2ラウンドに攻め込んで亀田選手からダウンを奪い、その後も優位に試合を進めて、3対0で判定勝ちし、2回目の防衛に成功しました。
一方、4階級制覇に失敗した亀田選手は試合後、「きれいさっぱりやめる。これがラストマッチです。3階級制覇できたし、いいボクシング人生だった」と述べ、現役引退を表明しました。
亀田選手は28歳。19歳で世界チャンピオンとなり、弟の大毅選手、和毅選手とともに「亀田3兄弟」として話題を集めて、日本選手では初めての3階級制覇を達成しました。その後、所属していたボクシングジムの会長などが、おととし行われた大毅選手の世界タイトルマッチが混乱した責任を問われて、JBC=日本ボクシングコミッションからライセンスを事実上剥奪されたため、国内で試合ができない状態が続いていました。

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