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将棋:13歳2カ月藤井が最年少三段に プロ養成の奨励会

毎日新聞 2015年10月18日 19時17分(最終更新 10月18日 19時29分)

史上最年少での三段昇段を決めた藤井聡太さん=大阪市福島区で2015年10月18日、新土居仁昌撮影
史上最年少での三段昇段を決めた藤井聡太さん=大阪市福島区で2015年10月18日、新土居仁昌撮影

 将棋のプロ養成機関・奨励会の藤井聡太二段(中学1年)が18日、関西将棋会館(大阪市福島区)であった例会で勝ち直近の成績を14勝5敗として13歳2カ月という史上最年少で三段昇段を決めた。来年4月から始まる三段リーグに参加し、半年間のリーグ戦で2位までに入れば四段に昇段、プロデビューとなる。これまでの最年少三段は佐々木勇気五段が2008年に記録した13歳8カ月(同2年)だった。

 藤井新三段は愛知県瀬戸市出身。12年9月奨励会入会。今年3月の第12回詰将棋解答選手権で初優勝した。過去、中学生でプロになった棋士は加藤一二三九段、谷川浩司九段、羽生善治名人、渡辺明棋王の4人。

 藤井新三段は「羽生先生や谷川先生といった偉大な先輩たちの記録を抜けたのはうれしい。三段リーグは厳しいところだが、早く(四段に)上がれるよう頑張りたい」と意気込みを語った。【新土居仁昌】

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