米国 TPPめぐる韓国の関心を「歓迎」=共同文書採択

【ワシントン聯合ニュース】韓国と米国は16日(日本時間17日未明)、朴槿恵(パク・クネ)大統領とオバマ大統領の首脳会談を機に、両国の貿易や経済関係強化などを盛り込んだ共同説明書(Joint Fact Sheet)を採択した。

 米政府は同文書で、「環太平洋連携協定(TPP)と関連した韓国の関心を歓迎する」との立場を示した。朴大統領が訪米期間中、TPP参加の必要性に言及したのに続き、米国側が歓迎する立場を示したことにより、韓国のTPP参加をめぐる議論が急速に進められるか注目される。

 文書には韓米同盟強化や韓米日・韓中日の協力強化、人的交流強化などの内容も盛り込まれた。11月初めに行われる予定の韓中日首脳会談の開催についても歓迎するとした。

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