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兵庫のベンチャー「ライトニクス」の蚊の針をモデルにした痛くない注射器もある
http://matome.naver.jp/m/odai/2138250205302148901
大学を辞めた経緯が秀逸
完全に話題先行ですね。先週ピックしましたがWall Street Journalの一面で技術開発に苦戦し、FDAから1種類の検査を除き、この極細針の使用中止を勧告されたとのこと。少量の血液で検査するために血を水で希釈するので、正確性に問題があったと元社員に指摘されている。100種類以上の検査法をFDAに申請しているものの、認可されたのは一つだけ。薬局でいくつかやっている検査センターも実際には普通の針で採血してシーメンス製の機械で検査しています。1滴の血液で30種類の検査ができるというのは目標であって、現時点では出来ません。

ハッキリ言って、白人の女性でなければこんなに話題になんかなってません。彼女の個人資産5000億円も全部自社株の評価であって、開発に失敗すればそんなものは紙屑です。お気楽に礼賛コメントしているプロピッカーが少し頼りないなぁ
エリザベス・ホルムズ。
世界で最も影響力のある100人に31歳で選ばれた女性。
生きがいは、新しい何かを探すことで、その何かとは、人類が知らなかっただけで、実現できるもののこと。
教育について突き詰めていくと、ドンドン低年齢の方にシフトしていく。その中で、やはり脳が急速に発達する1-6歳レベルの教育が極めて大きなウェイトを占めていると思う。
そうだとすれば、最も重要なのは家庭環境ということになる。単純に親が高学歴だとかそういったことではなく、親のアスピレーション(「生き方」というニュアンス)が子供に与える影響が極めて大きいように思う。
エリザベス・ホルムズの経歴をWikipediaで調べてみたところ、下記のような子供時代であった。
教育の原点がここにあると思う。
"Her father, Christian Holmes IV, worked in the United States, Africa, and China as part of government agencies such as USAID. She is related to actress Katherine MacDonald who was married to Christian Rasmus Holmes II (1898-1944).
As a child, she read the biography of her great-great-grandfather Christian R. Holmes, who was a surgeon, engineer, inventor, and a decorated World War Iveteran. He was born in Denmark in 1857 and was the dean of the University of Cincinnati College of Medicine, where a hospital is named after him. The career of her ancestor inspired Elizabeth to take up medicine. When she was 9, her family moved to Houston, where her father had taken up a job with Tenneco and where she attended St. John's School."
Theranosはその技術について、ちょうどWSJから疑惑を指摘されてますね。なんでも、根幹である「ごく少量の血液検査ができる技術」が自社のものでなく、240種類の検査のうち225種類についてはSiemensなどの機械を使っていたと。信頼性も疑問視されていて、さらにそれを隠そうとしていたと指摘されている。Theranosは否定しているみたいだけど、医療関連にしては情報を隠し過ぎでちょっと今のままでは信頼しづらい。。

http://www.wsj.com/articles/theranos-has-struggled-with-blood-tests-1444881901
https://theranos.com/news/posts/statement-from-theranos

http://www.wired.com/2015/10/theranos-scandal-exposes-the-problem-with-techs-hype-cycle/
http://techcrunch.com/2015/10/16/theranos-continues-damage-control-messaging/
この前シンガポールで、大手VCのドレイパースのイベントに行った時に、社長が娘からスタンフォードの同級生で、今度大学を辞めて起業する子が居るとホームズを紹介されて、ビジネスプランが面白そうだったので投資をして、巨額のリターンを得たと言う話を聞きました。うちの子供も、こうした儲かる投資話を紹介してくれるようになったら嬉しいですね。
年に1回の検査では一定時点での状態が許容範囲内か否かはわかるけど、直近での数値の変化まではわからない。血液検査だけでも月1できれば今よりずっと早期発見が可能になる。彼女の発明は、人類の健康を増進する偉大な発明。
注射針というか少量の血を分析して、診断する方法を確立。何を分析しているのかは不明だけど、抗体とか使って特定のタンパクを見てるのかも。実際にどれほど正しく診断できているかの、データもあった方がいいですね。安さが特長。
彼女自身が、企業活動の最高のPR資産