ミッドライフ・クライシス

ミッドライフ(中年)の女性が抱える焦りや不安、そして見えてきた解決法を日々綴っています。

金曜日に会社で聞いた話が2つあります。
ひとつは、当日アップした熟年離婚の話。
ちょっと羨ましい、おめでたい話。
もうひとつは、書くのを迷った暗い話です。
もやもやするのは、実はこっちの話かもしれません。

やはり、同世代の独身女性の話ですが、地方に住む母親から電話があったそうです。
「父親がガンで手術をする、末期だから長くないかも」
それを聞いて、「あー、また面倒だなあ」と思ったというのです。
彼女は両親とも弟夫婦とも意識的に疎遠にしており、何度か悪口を聞いたことがあります。
「親にだまされた」「尽くしても見返りがない」「私を利用する」
「弟ばかりかわいがる」「弟は遺産がどうのこうの言う」的なことです。

「亡くなってから後悔しないようにお見舞いに行ったほうがいいんじゃない?」、
私がそう言うと、「手術日も聞いてないし、行ったほうが後悔するかもしれないし」
「親を選んで生まれてくればよかった。私は苦労するために生まれたようなもの」
「私は愛されてないから、いいの」などと、ちょっと極端なほどネガティブです。
挙げ句に、「いっそさっさと死んでくれて、遺産も全部、弟にやって、
私は早く、あの人たちと縁を切りたい」とまで言いました。

私は、そーっと離れたのですが、後味の悪い会話でした。
家庭の事情はそれぞれで、一概に「親孝行しろ」とは言えませんが、
それにしても、情が薄い、というか、恐ろしい気さえします。
彼女と話すといつもネガティブオーラにやられてしまう。
距離を置こう。




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友達の煩わしさで書いたように、
人間関係はいつも煩わしさを伴います。
一緒に旅に行ってお金のことで揉める、
なんていう例はめったにあるものではないけれど、
ちょっとしたことで気持ちがワサワサしたり、
(恥ずかしいけれど)妬んだり、羨んだり、
そういう気持ちがまた嫌で、
つくづく人間関係が面倒になるけれど、
とはいえ、完全に孤立したらまた寂しい、
という繰り返しです。

会社の知り合い(友達というほどでもない)の女性が、
52歳で熟年離婚し、またすぐ、男性と同棲し始めました。
別れ話をしている最中に再会した旧友らしいのですが、
私(と何人か)は、新しい彼が離婚に踏み切らせたのではないか、
つまり、不倫していたのではないかと邪推しています。

余談ですが、タイトルに「熟年離婚」と入れようとしたら、
2年ほど前に同じタイトルでエントリしていました。
それも会社の知り合いです。
こうしてみると熟年離婚って実際けっこうあるものなのですね。

それにしても、ちょっと羨ましい。
熟年離婚が、ではなく新しい彼が、ちょっと羨ましい。
私なんて、ここ何年も、なーんにもないのに、
40代半ばで「(恋愛的なことは)このまま終わってしまうのか」と、
妙に焦ったりしたけれど、それでも特に何もなく、結婚すらできず、
考えてみれば、恋愛に縁遠い、つまらない人生だったなあと‥。
どうして人によってこんなに違うのでしょう。

友達というほどではない知り合いの恋愛の話だけで、
こんなにも、気持ちがワサワサして、
人と比べてしまうから、いけないんですね‥。
自分は自分‥!




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3連休は勉強しました。
とはいえ、私は本当にすぐ脱線してしまいます。
しかし、脱線したおかげで、
「エンパワメント」という言葉を知り、
これからの生き方に少し勇気が沸いてきました。

アイデンティティ、自己同一性と訳されますが、
簡単に言うと「私は〜である」という意識のことです。
「異文化コミュニケーション」の項目を読んでいたら、
こんなことが書いてありました。

1、異文化との接触でアイデンティティの危機、
  アイデンティティ・クライシスに陥ることがある

2、従来のアイデンティティは「国家」と結びつけられてきたが、
  「言語」との結びつきも考えなくてはいけないし、
  ディアスポラ(ある国から他の国へ移り住む人)や、
  ノマド(移動しながら生活する遊牧民)のように、
  1人の人間の中に複数のアイデンティティが存在する場合も、
  アイデンティティが変化する場合も考えなくてはならない
  
3、そもそも産業経済社会における学校、社会、国家などは、
  価値を制度化する枠組みであり、その枠組みにとらわれず、
  もっと個々のアイデンティティを尊重しあい「共生」する、
  自由なWEB的なコミュニケーションが必要

4、学校、社会、国家などの枠組みに束縛されない、
  自発的な好奇心こそ、学びや成長につながり、
  人が本来持っている能力、生きる力が顕在化し、
  周囲の人々、社会の発展に、影響していく
  (これをエンパワメントと呼ぶ)

これらは、20世紀を代表する2人の教育思想家、
イヴァン・イリッチ(『脱学校の社会』)と、
パウロ・フレイレ(『被抑圧者の教育学』)らに影響を受けて、
発展した考え方だそうです。
とはいえ、教育論を越えて、今でも、今こそ、
力強い勇気の沸く理論だなあと感動しました。




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インターネットのある時代に育ったら、
どんなに良かったか!
特に勉強系については強く思います。

英語の勉強だって、ネイティブの発音といえば、
私たちはカセットテープの教材だけでしたが、
今では、youtubeでネイティブの動画を見て、
SNSで英語でメールをやりとりして、
どれだけ実践的な勉強ができることか。

中学の頃のテニス部の部活だって、
動画を見れば一発でわかる理論ばかり。
あの頃はビデオテープすらなかったのに、
今では動画でボールの軌跡を分析したり、
トッププレイヤーの試合もいくらでも見られる。

そしていま私は、日本語教育能力検定試験を、
あと2週間後に控えているわけですが、
机に向かうとまずPCを立ち上げ、
ブログを見たり、ネットサーフィンをしたり‥。
あっという間に数時間を費やしてしまいます。

もしいま私が学生でインターネットがあっても、
結局、同じように遊んでしまうのかもしれません。
勉強に集中できる、できないというのは、
時代は関係ないのかな。
(という反省&言い訳でした)

この3連休は、どこにも行かず、勉強します。
(宣言!)




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50歳まで一度も結婚していない人を、
生涯独身者と呼ぶのだそうです。
先日、私は、生涯独身者になってしまいました。
嫌な言葉です。

「なぜ結婚しなかったの」と聞かれても、
自分でもわかりません。
気づいたら‥という感じです。
多くの生涯独身者がそうだと思います。
「結婚しない」と決めている人なんてそう多くない。
モテなかった、努力しなかった、成り行きに任せていた、
忙しかった、50歳なんて、あっという間です。

今からだって出会いさえあれば‥と思いますが、
子供を産まなかったことは、
今からでは、取り返しがつかないことです。
そんなとき、福山雅治さん吹石一恵さんの結婚に、菅官房長官の、
「子供を産んで国家に貢献を」という発言が話題になりました。
「この結婚を機にママさんたちが
『一緒に子どもを産みたい』という形で
国家に貢献してくれればいいなと思う。
たくさん産んでください」と発言したというものです。

少子化は確かに大問題ですが、
官房長官に当たる人が一芸能人カップルの結婚に際し、
「子供を産んで国家に貢献」と発言するなんて、
戦前の「産めよ、育てよ」と同じ発想でぎょっとします。
結婚も出産も極めて個人的なことで国家のためではありません。
「女性が輝く」「一億総活躍」という安倍政権のスローガンもそうですが、
女性は子供を産む、若者も老人も全ての人が働く、
強い経済のために国民が一丸となって同じ方向に進むという思想です。
そして、社会の空気も、だんだん、同調していますよね。
ネトウヨの心ない発言などを見ると悲しくなります。

結婚しない、できない、子供がいない、できない、
働けない、挫折して立ち止まっている、一度は道を外れてしまった、
そういう人たちも、いつでも幸せになれる社会であってほしいし、
それを支える国家であってほしいけれど。

この国で、この社会で、生涯独身者である、特に女性は、
ますます生きづらいなあ、人生どこで間違ったかなあと、
官房長官の発言以来、深く落ち込みがちです。




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先週の週刊新潮で五木寛之さんがこんなことを書いていました。
「世の中の格差は、高齢になったときにあらわになるものだ」

『下流老人』など、高齢者の経済的格差が話題になっていますが、
「そもそも人によって身体のコンディションが、まったくちがう」
「視力、聴力、脚力、すべて格差だらけだ」というエッセイです。

きっと本当にそうだろうなあと、80歳の両親を見ていても思います。
50歳の同世代でも格差が出始めてきていますが、
その差はどんどん広がっていくのでしょう。

死ぬ間際になって経済的に困窮したり、
それまでに経験したことのない度合いの貧乏になるのは辛い。
独り身としては、寝たきりになったり、認知症になるのも辛い。
経済的にも体力的にも余力を残した老後を迎えたいですが、
そのために、どうすればいいのでしょう。

「60歳までにしたい10のこと」を読み返し、
もう少し具体的に考えなくちゃと思っているところです。
資産運用とか‥? ウォーキングの記録とか‥?
視力や聴力は鍛えられるものなのかしら‥?




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昨夜、NHK特報首都圏で、
「男50歳 人生ここからだ 密着いたばしプロレスリグ」を見ました。
7時のニュースのあと、たまたま見ただけなのですが、
「50歳といえば、バブルとバブル後の不況を経験し、
がむしゃらに走り続けた世代。ふと立ち止まったとき〜」
という内容のナレーションから始まる50歳の男たちの青春に、
思わず引き込まれました。
50歳のプロレスラー、はやてさんは、
若い頃とは違った食事制限をストイックに律し、
同世代の仲間たちと、がむしゃらに夢を目指しています。
いたばしプロレスリング、今度、見に行ってみようかな。

中日ドラゴンズの山本昌も50歳で引退ですね。
「若返りを進めるチームに自分が残るわけにはいかなかった」
と言っていました。
多趣味で知られる山本昌ですが、40代後半からは、
趣味を封印して、体づくり、野球に専念してきたそうで、
その執念はすごいものがあったと聞きます。

50歳の転機。
人生の後半のスタート。
男女、職業問わず、人生ここから!
まだまだ頑張りましょう!!




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すみません、その友達のことで、
今週ずっとイライラが続いています。
「1万円、損した」とセコい気持ちになります。
「損した」とか「得した」とか、そういう言葉も、
そういうことばかり言う人も嫌いなくせに、
私がそうなっています。

「友情が切れるとき」に書いて、
その友達と距離を置いて、
それでケリをつけようと思ったのに、
つい考えてしまって。

一緒に住む父のトンチンカンな話や、
母のもどかしい話にも、
すごく残酷な気持ちになってしまって、
「だから何?」「何を言いたいの?」
「はぁ〜」「もう、やだ」と当たってしまう。

リフレッシュに温泉に行ったというのに、
これでは逆効果です。
気持ちを鎮めて、穏やかに、人にやさしく!
この、もやもやを早く取り払いたいです。
今週末は1人で公園に散歩にでも行こうかな。




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昨日「友達の煩わしさ」で書いた続きです。
結局、迷った末に、彼女にメールしたのです。
「お金の清算もう一度チェックしてみてもらえますか」と。
わだかまりが残るのは良くない、1万円も違うのだから、
彼女も残金を清算したら簡単に気づく間違いかもしれない、
と考えたのですが、来た返事は「計算して清算しました」とだけ。

お金のことは、その場その場でハッキリしないといけないと、
わかっていたはずなのに、やっぱり言わなきゃよかったです。

帰途に彼女が清算して、たぶんそのままのはずです。
私は、そのときの計算にクレームをつけているわけではなく、
(彼女が間違えて自分のものを共有財布から払ったと思っているので)
自分のお財布に残っている残金と照らして、
買ったものと差額を調べてみるとか、
行動を思い返してみるとか、そういうことをしてみてほしいのですが、
ただ「文句いわれた」と思われただけで終わってしまいました。

こちらも気まずい内容を問い合わせるなら、
領収書を集めておくとか、「いくら違うんじゃない?」
と具体的にメールをすればよかったです。
そもそも共有の財布なんて作らなければよかったし、
(そもそものそもそも彼女が作ろうと主張したのです)
作っても彼女に任せるんじゃなかった。

昨日も書きましたが、こういうことがあると、
彼女の欠点ばかり頭に浮かんでしまう。
過去のお金にだらしがなかったエピソードが次々思い出されます。
彼女は大酒飲みなので、酔うと大体お金のトラブルを起こします。
酔って意識がない、悪気がないので手に負えません。
会費を払ってないのに「払った」と主張したり、
1万円札と千円札を間違えて払ったり、
お釣りを割らずに自分の財布に入れてしまったこともありました。
そういうときは大体グループに1人しっかり者がいて、
その場で注意をするのですが、今回の旅は2人きり、
今となっては、なんの証拠もありません。
彼女が間違えて自分のものを共有財布から買ったと考えると、
金額的なつじつまも合うし、たぶんそれが正解だと思うのですが、
彼女が認めてくれない限り、もうあきらめるしかないのでしょう。
このブログをアップして、それでケリをつけます。

しかし、私の心には、
「もう彼女とは旅行しない。2人では食事もしない」
「旅をしても共有財布にはしない」などという決心が残りました。
彼女は今のところそれほど重く考えていないでしょうが、
(実際、「また旅行しよう」とメールが来ました)
しばらくしたら、私が根に持っていることに気づくでしょう。

またひとつ友情が切れてしまった気がします。
「生涯の友達」はなかなか難しい目標です。
お金の管理がしっかりしていて価値観が合うこと、
だけは譲れない項目ですね。




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ある意味「生涯の友達」の続きかもしれません。

週末に友達と2人で温泉に行きました。
美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲み、
楽しくおしゃべりをした密度の濃い1泊2日だったのですが、
帰宅したら、どっと疲れてしまって。

共有の財布をつくって彼女が管理していたのですが、
まるまる1万円ぐらい計算が合わないことに気づいたのです。
あのとき彼女は自分の買い物を共有財布から出していたような‥、
と考え出したら、気になって気になって、もやもや。
お金のことというのは、その場で言わないとダメなんですよね。

それが発端で、彼女の悪い部分ばかり思い出してしまう。
酔うと人の悪口ばかり言うとか、洗面所の使い方がだらしないとか、
人が寝ているときに大きな音を立てるデリカシーのなさとか。
たった1泊2日とはいえ、旅というのは、その人の日常が表れますね。
彼女は彼女で私の小さなことが気になったりしたでしょう。

密になれば疲れて離れたくなる。
1人になれば寂しくて近づきたくなる。
人間関係は、つくづく面倒です。




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