<プリキュア>3DCGでアニメ業界に衝撃 進化の軌跡を探る
まんたんウェブ 10月18日(日)9時0分配信
「蒼き鋼のアルペジオ −アルス・ノヴァ−」「シドニアの騎士」など、日本でもフル3DCGのテレビアニメがこの1、2年で急増しているが、3DCGアニメのルーツと言われる作品がある。女児向けアニメ「プリキュア」シリーズ(ABC・テレビ朝日系)だ。同シリーズは伝統的なセルアニメのイメージが強く、3DCGのイメージはあまりないかもしれないが、2009〜10年放送の「フレッシュプリキュア!」からエンディング(ED)に3DCGのダンスシーンを流すことが定番となっている。3DCGの女の子は可愛くならない……などとも言われていたが、「フレッシュ」の放送以降、その認識が覆されたとも言われるほどだ。アニメ業界に衝撃を与えた「プリキュア」シリーズの3DCGの進化の軌跡を探った。
【写真特集】「プリキュア」のEDの進化を振り返る 懐かしのEDも
◇「フレッシュ」の衝撃
「プリキュア」シリーズは、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士プリキュアに変身し、さまざまな困難に立ち向かう姿を描くアクションファンタジーで、04年に第1弾「ふたりはプリキュア」がスタートした。同シリーズのEDに3DCGの映像が初登場したのが09〜10年放送の第6弾「フレッシュプリキュア!」だ。「フレッシュ」はダンスがテーマで、EDは3DCGになったキャラクターがダンスをする映像だった。
1995年に世界初のフルCGの劇場版アニメ「トイ・ストーリー」が公開されてから、ディズニーやピクサーはフルCGアニメを続々と制作している。一方、国内のアニメは、00年ごろから、メカのみを3DCG化する作品が増えているものの、人間のキャラは手描きという作品が多い。
国内のアニメで人間キャラの手描きが多いのは、顔がのっぺりしていて、目が極端に大きいような美少女キャラを3DCG化すると、不自然に見えてしまうことがあるからだ。また、3DCGのキャラは、動きが滑らかになりすぎる傾向があり、セル画で制作され、作画枚数を抑えたセルアニメに慣れたファンが違和感を覚えることもある。3DCGアニメとセルアニメは別もので、3DCGの女の子は可愛くならない……などとも言われていたこともあり、「フレッシュ」のEDでキャラが自然にダンスする映像がアニメファンや関係者に衝撃を与えた。
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