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安倍首相「世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献」 海自観艦式訓辞の詳報

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安倍首相「世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献」 海自観艦式訓辞の詳報

護衛艦「くらま」の艦上で、訓示を述べる安倍晋三首相=18日午後、神奈川県沖の相模湾(三尾郁恵撮影)

 「諸君を前にするたびに私は一つの言葉を思い出します。『雪中の松柏、いよいよ青々たり』。雪が降り積もる中でも、青々と葉をつける凛とした松の木のたたずまい。いかなる困難に直面しても、強い信念をもって立ち向かう人をたたえる言葉であります。ただひたすら国民のため、その志を抱いて、24時間、365日、大きなリスクもいとわず、任務を全うする。諸君の崇高なる覚悟に、改めて心から敬意を表します。どうか諸君にはこれからも、どんな風雪にもびくともしない、松の木のごとく、いかなる厳しい任務にも耐えてもらいたい。そして常に国民のそばにあって、安心と勇気を与える存在であってほしいと願います」

 「ソマリア沖の襲撃事案はゼロに…献身的努力の結果です」/futoji> 「はるかかなた、アフリカ・ソマリア沖、海の大動脈、アデン湾はかつて年間200件を上回る海賊襲撃事案が発生していた危険な海でした。ここを通過するある船の日本人船長は、海賊への不安を口にする乗員やその家族に、こう語ったそうであります。『海上自衛隊が守ってくれるから大丈夫だ。安心していいんだ』」

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