韓国大統領府 TPP参加「難しくない」=米国も支持
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)の安鍾範(アン・ジョンボム)経済首席秘書官は18日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米の成果に関する会見を行い、「韓国の環太平洋経済連携協定(TPP)参加を米国が歓迎するとの前向きな立場を再確認した」と述べた。
韓米がすでに高い水準の自由貿易協定(FTA)を締結しているため、韓国のTPP参加は難しくないと韓米両国は判断したという。
安氏は「韓国のTPP参加に対する米国の歓迎メッセージは(両国政府が合意した)共同説明書に盛り込まれている。これとは別途に米商工会議所の首席副会頭は韓国のTPP参加と関連し、積極的な支持と支援を約束した」と伝えた。
TPP発効前に韓国が参加できるかとの質問には、「公式に言えないが、手続きは早ければ1年、遅ければ2年(かかる)」と説明した。韓日首脳会談が実現すれば、TPP問題も協議されるかどうかについては「コメントできない」と答えた。
関連記事
- 朴大統領 訪米終え帰国=対北朝鮮で結束演出10-18 09:59
- 米国 TPPめぐる韓国の関心を「歓迎」=共同文書採択10-17 04:25
- 「参加機会逃した」 TPPめぐり与野党から批判噴出=韓国10-07 14:50
- 韓国経済副首相「TPPに参加する方向で検討」10-06 11:14
- TPP合意で韓国の尻に火 不参加なら日本に比べ劣勢か10-06 10:59